そうだ、台湾いこう(書籍化版)

今日の旅メモダイジェスト 2017.3.10 墾丁〜高雄

朝9時起床、今日も晴れ曇りの気持ち良いモーニング。荷作りを済ませて朝食は薄いトースト2枚と中国茶。マーガリンがうまくないな〜ほとんど油だな。昨晩ウェインさんが提案してくれた相乗りタクシーを予約してあるおかげでゆったり気分。早めに出てまたいつ来るかわからないバスを延々待たずに済むのは最高。


少しでもポップにする努力

チェックアウトして裏の大湾遊憩区を散歩。だーれもいない海。静かだなー水色だなー。座って少しボンヤリしてみるも暇なのでホステルに帰った。のんびりできないタイプ。


わたしこういう沖縄知ってる

迎えにきたタクシーを旅行社でワゴンに乗り換え。ぶっ飛ばすこと30分。ヒイイ怖い。車ペナペナなんですけど。これで高雄まで行くのかしら。よくもまあモロッコでは10時間も乗用車に乗ってたもんだなあ…現地慣れって怖い。と思ったらまた途中で乗り換えてより強固なワゴンで総勢8名の乗り合いに。いつの間にかスヤスヤ。1時間半で高雄に到着!ついに西側の都会に来たぞー!わーい!

チェックインまで時間があるので宿のベンチに座っていると、あれ!ヒロトシくん!昨日一緒にケンティン観光した北京のヒロトシくんがやってきた。また同じ宿だね〜。人気の宿を辿るとこういう事はちょこちょこ起こる。

高雄の宿「あひるや」は日本人オーナーなのもあってかやたら日本語が聞こえる。なんか妙にシニア層がいるんですけど、これ初のパターン。

遅いお昼を食べに外へ出て「劉江便當」に入ってみた。ここでいう弁当ってなんだろうと思ったら、お弁当おかず的なののワンプレート定食なんだな、これわたしも家でたまにやるわ。


バンバン乗せます


街中に弁当がいっぱい

まだ行けるなーと昼メシのハシゴ。パン屋さん「Cafe' de parfum 達頂咖啡」で日本式あんぱんとアイス復刻紅茶(ブラックティー)。あんぱん、中がタロイモのうっすーい甘さのもっちりしたペーストだったよ。そこは日式とちゃうのね。え、日式ってなに?中に甘い何かが入ってるってこと?


パンにも肉そぼろか…


見た目は日本風

タクシーを捕まえて三鳳中街へ。前回この乾物街に来た時にお友達になった「大進利商行」の娘さんエリーに連絡してみたらお店まで来てくれることに。羽田で買ったお土産ルタオの出番である!


乾物街、三鳳中街


エリーの実家

店の奥でプーアル茶を入れてもらう。新婚3ヶ月のエリーはどうやら家族みんなで経営する大きな老舗お茶屋の次男坊と結婚したらしい。


「旦那が入れる方が美味いよ」

しかしながらお姑さんはなかなか厳しいようで「わたしずっと毎日飯炊き。。」と良家に嫁いだ息苦しさと戦っている模様。こういうのって万国共通なのねえ…。今晩は義理の両親がいないと言うので夜にオススメのパブで飲むことにした。


エビも買ったら良かった

台湾産干し椎茸をワンボウル購入。エリーが台湾産高級キクラゲをザカザカ袋に入れて持たせてくれた。いいよ!払うよ!というとサービスサービス、お土産貰っちゃったしと何とも気前が良くありがたく頂戴する。うれしーい!

ここでコマーシャル

エリーが実家の自社ブランドとして「自食糧果」を立ち上げたそうです。お茶やコーヒー、ナッツなど身体に良くてシンプルな生活のお供にいかがでしょう。FBやインスタもよろしくね!

自食糧果
http://www.sliango.com/
https://jp.pinkoi.com/store/sliango

帰りは暑い西陽の中、歩いて帰った。六合夜市は準備の真っ最中。研修中らしき日本人の高校生団体が「くせーくせー」と言いながら夜市を横切り、バイクに当たりそうになっては先生に「そういうとこだろうがー!」と叱られている。


夕暮れの六合夜市


人生で1番怖い店を見たコワイコワイ

ホステルに戻って洗濯物を干して部屋に戻ると隣のベッドに日本人のおばさま。「すんません、さきに謝っときますわあ、イビキがひどいんです、ほんまに。スプレーも聞かへんからもう…」昔外地では「お前はベンガル虎のようだ」と例えられたらしい。


宿のキッチン、キレイだった

エリーから家庭の用事でドタキャンのお知らせ。夜市でいいかまた、と思ったが着いた途端にポツポツ雨。傘、置いてきちゃったよ。屋台で饂飩麺を食べていたら猛烈なスコールに変わった。


この手のビジュアルの屋台が好き


饂飩麺とやらを食べる


嘘だろレベルの雨

カッパを着て近所のバー「Marsalis Bar(馬沙里斯爵士酒館)」へ。カウンターに座ってジャズの生演奏を聴く。店内は天井にファンが回りとてもシックで、想像以上に薄暗くてオトナなバーだった。


アディダスでも追い出されなかった


思いがけずミュージックチャージ


ジャズは難しいよねー

22時過ぎに演奏は終わり談笑タイムにジャズバンドのドラマー、セバスチャンとひょんなことから話をすることになった。彼はオランダ人なのだけど、なんと沖縄に住んでいるとのこと。このバンド「Symbiosis Trio」のツアーで国内や香港台湾などをちょこちょこ回っているらしい。のちに共通の知人もいることがわかりイッツアスモールワールド。

宿に帰るとロン毛を下ろして一見誰かわからなかったヒロトシくん。明日は台南にサラ・ブライトマンを見に行くんだよね。ヒロトシくんはサラ・ブライトマンの日本人の発音が面白いとケンティンにいるときからツボっていて、今夜もまた「さらぶらいとまん。さらぶらいとまん。」と楽しげに平たい発音を繰り返して笑っていた。明日の朝食を一緒に食べる約束をした。

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