年パス欲しい。京都国際マンガミュージアム
京都といえば寺社仏閣ってことであんまり日本人は知らないのかもしれないけれど、その筋の方と外国人に人気の博物館が烏丸御池の「京都国際マンガミュージアム」。わたしはゲームとマンガはあまり通ってきてない人間なのですが、渋谷の漫画喫茶黎明期には暮らすほど行ってたので人気のものは人並み程度になんとか。
巨大な漫画喫茶的空間
マンガミュージアムではもちろん展示やイベント・ワークショップなどもあるんだけど、利用にあたって一番デカイのは『マンガどこでも読み放題』だな。館内の「マンガの壁」から取ってきて校内やだだっ広い校庭で寝っ転がって読める、巨大な漫画喫茶。晴れた日に通りかかると、校庭でお客さんがあっちこっちゴロンゴロン寝そべってマンガ読んでいます。
まだ校庭には誰もいない
立地抜群ど真ん中
元小学校のレトロな室内
このミュージアムのいいところは、めちゃくちゃいい場所にあるってところ。中心部なので何かのついでに寄れる立地。こんなところに小学校あったんだなあ、ひんやりした空気や木造の窓枠などが古めかしくて懐かしいです。ちなみに、まあ権利が沢山絡むものですから一部を覗く展示物と書籍の撮影は禁止です。ピピー。
建築観光
遠巻きにマンガの壁
ただいま「クッキングパパ展」の最中で、それにちなんで1階には近年話題のグルメ系マンガの第一巻がずらーっと集めておいてありました。読み出したら危険。クッキングパパの料理を著者先生と一緒に再現する料理イベントや、今年から館長に就任した荒俣宏氏と名誉館長の養老孟司氏のトークショーなどもあるらしい。いいねえ。
ちなみに個人的にオススメなのは来館された著名漫画家さんらの手を石膏で型を取った「漫画家の手」常設展示。細ばった楳図かずお先生の手が作品同等に怖いオーラを放っているので是非とも見逃さないでいただきたい。
名物、火の鳥オブジェ
校長室には館長の名札が
お土産の手ぬぐい充実度が高い
エントランスにある売店にはわりと外国人旅客を意識したようなラインナップのグッズがたくさん置いてあって、わたしは手ぬぐいのラインナップに夢中に。楳図かずお手ぬぐいやべえな。お弁当が全然美味しく見えなさそうなところがいい。
買いました
ユニコ手ぬぐい、赤ん坊少女タマミ手ぬぐい、ベルばらチケットファイル
ユニコ手ぬぐいの方だけ、「かまわぬ」さんのコラボ商品なのでちゃんと注染だよ、やっぱり手ぬぐいは両面でなくちゃねえ。そのうち、赤白青の三色でメルモちゃん手ぬぐい作っていただけないかしら・・・。
思わず年パス導入を考える
ちなみに12月からは「ガラスの仮面展」がようやく京都で始まるので、それまでに予習復習として何とか49巻を爆読せねばならないというタスクを抱えるわたしです。とりあえずマンガの壁の前で5巻まで読んだけどあと44巻!ピンチ!それならば通りすがりにふらっと立ち寄ってみてはどうか、と見てみると年パスは大人料金6000円。ぐぬぬぬぬぬ。
おそらく最新刊は普通の漫画喫茶の方が充実していると思いますが、定番やこの世代に懐かしいマンガは盛りだくさん。鉄拳チンミ、アイドルを探せ、ホットロード、パンク・ポンク(笑)、書棚見てるとあまりの懐かしさに笑えます。あ〜日がな校庭で「ときめきトゥナイト」読みたいわ〜と後ろ髪ひかれるマンガミュージアムなのでした。
京都国際マンガミュージアム
京都府京都市中京区金吹町 烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
10:00-18:00 水曜定休
https://www.kyotomm.jp
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