大原わいわい朝市&大原ふれあい朝市
久しぶりに先日京都大原の朝市へ行ってきました。前回行ったのはたしか夏頃で、ナスやズッキーニなどが大半を占めていたり、名物のたまごを買ったりしていたんだったっけ。冬場になるとどんな感じかな、キムチ用に大きくてキレイな白菜とか売ってないかな、などと期待。
出発はまだ夜も開けぬ朝5時半。月がキレイな山道を郊外へ向かいました。今回は大原の2つの朝市をはしご。平日でも里の駅などはやってるみたいなのですがせっかくなので規模が大きいらしい日曜日に。
全然わいわいしてない!渋すぎる「大原わいわい朝市」
まずは前回行かなかった「大原わいわい朝市」へ。ネットで調べるとこっちの方が結構渋めでローカルな雰囲気なんだなと思って楽しみにしてきたのですが・・・あれ・・・静かだな・・・。暗闇の中にたき火のはぜる音、蛍光灯の白々とした光の下で幾つかの農家さんが準備中。
早すぎました?そんなことない?
これはもっと後だったら全部埋まる感じでした?
6時オープンとのことで、時間ちょうどぐらいに行ったのですけど売り台も埋まってないし、なんか今後ドバーッと売り物が増える気配も別にないし・・・あれ・・・わいわいしてない・・・。とはいえ、見るとお野菜はフレッシュで安くて美しいんだけど。もうちょいお客さんも農家さんも多いかと思っていたので、ちょっと拍子抜け。全体的にご高齢の農家さんが多い雰囲気でローカル度高め。
ま、季節やタイミングにもよるだろうからね、と気を取り直してレタスやパクチー、柚子などをお買い上げ。ここは猪汁や天ぷら、漬物寿司やばら寿司、炊きたての赤飯なども売っているのが面白いです。思わずおはぎとおいなりさん買っちゃったけどビジュアルがシニア層向けの感じ。
もう少し時間があとだったら良かったかな、と思いつつサクッと見回って次に里の駅大原へ移動。車で1分ぐらいの近さなので余裕ではしごできます。
若手農家さんが主体の「大原ふれあい朝市」
段々夜が明けてきて、大原の山々に朝日が射し込む7時頃、次は前回も訪れた里の駅大原の「大原ふれあい朝市」へ。赤いのぼりが出ていてすでにメイン駐車場はいっぱい。交通整理のスタッフさんもいるし、さっきと全然違ってなんだか活気が・・・!
ブースの数は変わらず20個ほど、やっぱり冬は根菜が多くって小カブや大根(もちろん葉付き)、かぼちゃなんかが主流。当然ながら結構メイン野菜のラインナップが似るのは夏も冬も同じですね、なのでどこで買うのかが難しい。サイズや他の商品など比べつつパトロール。
ここでは小カブ、大根、ラディッシュ、ディルなどをお買い上げ。こちらの朝市は結構若手農家さんが多いので葉野菜の洒落たサラダミックスやハーブなんかも売ってるのがいいね。わからないことがあったら教えてくれるし、何に使うか言うと『じゃあこっちの方がいい』ってオススメしてくれたりしました。
切り花や夏にはなかったパンのブースも!思わずたまごサンドをひとつ購入。それからお惣菜&お弁当ブースがすごい人気でだし巻きとか、グラタンの元とか、行列が出来ていたよ。これは次回試してみないとだわー。
しかし、山だけあって冷えること冷えること。これらの商品を朝採ったり準備してこんな早朝からお仕事されてるのかと思うと農家には絶対に嫁に行けないと思うし、本当に頭が下がりますね。あまりに寒すぎて思わずうどんに手を出しました。冬の山の朝市って過酷だ〜!
清々しい朝の畑を眺めながら帰路につきました。本当は帰りに大原三千院に紅葉を見に行くつもりだったのだけど、朝早すぎて買い物が終わってもせいぜい8時とかだったので観光は断念。
そういえば里の駅大原の隣のたまご屋さんもこの早朝からオープンしていましたが、お店は屋根の修繕中とやらでまたプレハブ営業だった。たまごごはんも食べられたのかな、おしゃれなおばあちゃんがまだお元気そうで良かったです。
どうせならハシゴしたい日曜朝市
思ったよりわいわいしてなかった件もありましたし、まず異常に早起きしないとならない苦行的側面もあるけど、たまーに覗きにいくには楽しい朝市。わたしにとってはコストコと同じく「レジャー」なのでどちらも規模は小さいけど楽しかったです。ただ、さみい。さみいから今度は春に行こう・・・!
朝市で買ったミントやパクチーはビリヤニや揚げ餃子に、ラディッシュはピクルスに、いろいろと美味しくいただきました。あと、例のおいなりさんとおはぎ、めっちゃ甘かった(笑)砂糖がどストレートで調味料も少ない直球ローカル惣菜でありました。勉強、勉強。