今日の旅メモ(day17 トレド観光)
みんながトレドトレド言うので今日はトレド観光することにしました。行けないかなーと思ってたとこに両方行けて、ある意味マドリッドが普通の都会で良かったです。
8:00に朝食を食べて早めに準備。チェックアウトして荷物背負ってプエルタデルソルから国鉄でchamartin駅へ。今晩また戻ってくるので駅横にあるCONCIGNAS(コインロッカー)にバックパックを預け、スモールサイズ3ユーロ。支払うと解錠のパスワードが書かれたレシートが出てくる仕組み。からの、atocha駅戻り。
エクスペクトーコンシグナース
わりと広くて優秀です
アトーチャ駅旧舎は植物園だよキレイだね
10:00、renfeのトレド行きは11:20発まで満席だったので近くのレティロ公園を散策することに。いやあ、ゆったり秋のヨーロッパの朝散歩、いいじゃないですか。と、思いきや道を間違え&公園が余りにも広かったので公園内の撮影スポットであるクリスタルパレスまで行ったら時間がヤバくなり、ジョギング中の皆さんに紛れて私も走るハメに。朝から!キツイ!はあはあはあはあはあはあ
こんな壁紙あったなあ…
ヨーロッパの秋だなあ
優雅なクリスマスパレス
チョコマフィン持ってrenfe乗車。せっかく窓際取ったのにスペイン若夫婦が席離れたからいいかな?と勝手に座っている…こっちも観光なんだよバカバカバカ、この平たい顔を見ろ。さて、30分でトレドに到着。とにかくみんなトレドで一斉に降りるので、残って先に帰りのチケット確保したら、案の定帰り際では満席でした。知恵ついてる。セーフ。
もうrenfeはお手の物
トレド駅についた
テクテク歩いて旧市街まで20分。き、きつい…坂、からの旧市街入っても坂。随分起伏のある街なんですな…。みんな気軽にトレドいいよーとか言ったけどすごくない?それバスツアーとソコトレインで歩かないやつ?朝からレティロでジョギングかましてきた足にガンガンきます。
まずはソコドベール広場へ、その後今日のアルカサル取材に出向いたのだけど今は武器博物館になっているみたいでつまらなそうだから入らなかった。入口がわからなくて坂道を一周してしまったよ。外からみたら綺麗なんだけどな、勿体無い。ということで今日は休載です。
身を削って節約する往路
アルカサル、にある博物館
続いて更に坂道を進んで今日の大聖堂(好評連載中!)。トレドのカセドラルはかなり大規模らしいのだけど、華美というよりはポイントポイントがスゴくて、また金ピカ曼荼羅があったり内陣の裏手の彫刻が凄かったりとそれなりの見応えであった。しかし8ユーロか…かなり連載費用がかさんでいるな…。不勉強なワタクシは、キリスト教ではどんな美術やデザインが荘厳で霊験あらたかとされているのかしら、を興味深く見ているだけなので、実際教徒の皆さんはどう思うのか気になる。
今日の内陣
曼荼羅ばーん
もう何が何やら
歴代トップの肖像
それからIglesia de Santo Tom?(サントトメ教会)でwikipedia片手にエルグレコの傑作を拝見し、エルグレコ美術館はおもんなさそうなんで飛ばし、Sinagoga de Santa Mar?a La Blanca(シナゴーグ)。見覚えのあるイスラム調の柱がそこそこあるホールに2.5ユーロ…これはどうでしょう。早々に外に出ると寄っかかった壁の石灰がリュックとジャンパーに真っ白に付いていて取れず、萎えた。シナゴーグめ…ゴゴゴゴ…
一瞬教会ってわからないよ
良い子は壁に寄りかからないで
すぐそばのMonasterio de San Juan de los Reyesへ。同じ2.5ユーロにも関わらず静かでお庭も優美で教会も美しくとてもよかった。壁によっかかっても石灰まみれにならないし。
小鳥が鳴いているわ
荘厳でありつつも
ばーん
歩いて広場に戻りWi-Fi目当てにマック。試しに久々に外国マックしてみようと端末オーダーのイージーペイとやらで新製品のTEXROLLみたいなんを食べてみたが、見た目と裏腹に恐るべしTEXシーズニング、メキシカン味は悪くなかった。ただしお茶頼んだのにティーバックがついておらずただのお湯で、若者のデートに割り込んで付いてないぞー!と申し立てする羽目になり申し訳なかった。
トレドは全体的に茶色い街並みと落ち着いた風情があって古いヨーロッパらしさがあり、人気があるのはなんとなくわかった。ちょっとアップダウン多すぎるかな。もっとセゴビアも人気出ていいとおもうんだけどな。こんだけチャカチャカ移動すると、どの街も微妙に違った特長があるのがわかる。
街並み散策には良いですね
名物マサパンは絶対好きじゃないからやめといた
16:00、タクシーで戻りrenfeを待つ間、会社でパーティーをやっているのでLINEしたらみんな泥酔していてトレド駅前で1人爆笑した。17:00、マドリッドに着いて初めてメトロに乗ってserrano駅まで行き、先日案内されたデパートまで行ったけどやっぱり欲しい靴はなかった。悲しみ。次はリスボンで見てみるか。
最後にサンミゲル市場へ行って飲んだくれた。金曜の夜で、市場全体がさながら巨大居酒屋みたいになっていて、いろんな観光者がハシゴしながら盛大に飲み食いしている。白ワイン→ガスパチョ→オリーブ串食べながらサングリア→テンプラニーリョの赤ワイン→スリミと生ハムのタパス。オリーブってあんまり好きじゃなかったけど、モロッコで毎食のように出されてたから抵抗なくなってきたわ。
コパービーノブランコー
オリーブ串
小魚加工品スリミ from Japan
うるさいうるさい
今日も賑やかなsol駅からchamartin駅戻り。荷物を引き取って1時間ほど時間つぶし。程よいサイズのシャンプーと洗顔がまだ見つからない…。出発15分前、今夜の宿、TRENHOTEL(国際寝台特急)ルシタニア号のプラットホームが決まり乗車。2人個室かと思ってたら女性専用4人個室。おかげでみんなパンツ丸出しで着替え始め、カーテン開けるねー電気消すねーとあれよあれよで就寝。寝台は極簡素でシンプルだけど、上のベッドには荷物置き場もあってそこそこ快適。洗面台はあるけどコンセントがそこに1個しかなく、もれなくこういうのは白人女子が勝手に使って終了のパターンなのだった。
トレンホテルだよー!
こんな感じの普通の寝台
出っ張りには荷物が置けます
アガサみたいな風情はないけど
列車が動き出すと、すぐに思った。「あ。地震だ…」都民的には比較的あるあるな "寝てる時に揺れてる感じ" のもろにそれだったので、何て落ち着かないんだ!ずっと震度4じゃないか!と思ったのだけど結局すぐに寝落ちした。
身体へのGで目がさめる
時々揺れが止まって目を覚ますと窓の外はプラットホームでどこかに停車しており、しかしWi-Fiをつけてもどうやらひどく山の中でとんと繋がらず、そのうちにマドリッドはどんどん遠くなるのだった。
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