ソウル旅日記 その2(韓国スタバと孔徳市場チョッパル横丁)
翔んで韓国、今回はササッと端的に旅メモをお送りしています。事前に京都より5度くらい寒いと聞いてパッチとかタイツとか極暖とかバリバリに用意してきたんだけど、めちゃくちゃ暖かい件。ソウル=超寒いという己のトラウマを改めて認識させられました。怯えすぎ。
限定だらけで見逃せない!韓国スタバ
さて、とかくお茶するところには困らないカフェ大国の韓国。朝ごはんにスタバに出かけると見慣れないものがいっぱい。お目当てはヨーグルトです。プリンは日本にも上陸したけれど、ヨーグルトはまだ日本に来ていないですね。
これがスタバのヨーグルト
わたしは必要がない限りほとんどコーヒーを飲まない&行くなら喫茶店派なので、スタバには非常に疎いです。スタバグッズを買いまくるマニアの皆さんの気持ちはあんまりわからないのですが、白い陶器のジャー入りオーガニックグリークヨーグルト、2019年1月に発売したばかりで憧れの逸品らしいですわ。
500円以上するヨーグルトってなによ
普通の瓶入りがオーガニックシュガー入りで3900ウォン、白い陶器ジャーは無糖で5300ウォン。たっか!(値段はコーヒーも全体的に日本より高い)テクスチャは固めです。せっかくだからってわたし高いジャー入り買ってみたけど「無糖かーい!」ってなって、コーヒー用のシロップ混ぜました(笑)せっかくだから持って帰って何か入れるかな。ミルクみたいになってるかぶせ蓋はプラですが意外とちゃんとしまります。
この分厚くて甘そうなケーキがたまらない
スコーンの形状と厚みが全然違うなあ
フレッシュジュースやケーキ、お弁当パックみたいな朝ごはんセットなんかもあって日本のスタバとはだいぶ違う印象。韓国ってめちゃくちゃコーヒー屋あるからもう超高級店というブランディングで完全に分けてるんだろうなあ。わたしはパッションフルーツのジュースと、ヨーグルトをいただきました。あ、コーヒーメニューも韓国限定とかあるみたいですもちろん。
りんごとケール、マンゴーなど味もいろいろ
納得いかない1000円弱の朝ごはん
ちなみに限定タンブラー関係ですがご当地や桜シリーズとかはともかく、陶器のタンブラーとかあるんですね。日本にないらしいんだけど、家でお茶飲むのにマグカップよりいいなあと思って購入を検討中。シンプルなデザインとロゴは好きだからかっこいいデザインのは欲しくなっちゃうねえ。
サニーボトルって初めて知りましたこれも欲しい!
孔徳市場で初めてのチョッパル
今回は孔徳(コンドク)に滞在。健全な時間帯のフライトを利用するので、止むを得ずエアポートバスに乗ることもなく移動には空港鉄道を利用しました。便のいいソウル駅付近では適切な宿が見つからず、隣のコンドクをベースにすることに。観光地で狭くて高い宿に泊まるんだったら、ちょっとだけ離れた場所の駅近で広めの宿を選ぶ方がわたしは好きかな。
さて、孔徳駅近くにある市場に行ってみました。この辺は新橋や有楽町的なビジネス需要のある地区でオフィスも多いのですが、突然街中に取り残されたようにローカルな一角が残っているのだ。
間違いなくココだなとわかる一角
出たーこの度のディープスポット孔徳市場
売り物も俄然手作り感マシマシ
この市場には横丁(といっても小さな路地ですが)が二本あって、ひとつはチヂミ、もうひとつはチョッパル(豚足)が有名らしい。昼間だと薄暗くてちょっと勇気がいる路地だけど、歩いてみると両サイドのいろんな飲食店にまあ人がいるいる。見た目によらずあちこち盛況。夜になったらさぞかし賑やかなんだろうと思います。そんな中でチョッパル横丁の大通りに面したお店に声をかけられて入りました。
実際はもっともっと暗いですけど
マポワンチョッパルというお店らしい(店員さんいわく)
「スモールチョッパルね」とジェスチャーでオーダー。小は27000ウォンらしい。この手の料理は量がすごいんだよなーとちょっとヒヤヒヤしながら待っていると、案の定バンバンきました。たいへん。
「サービス」のスンデやダックやレバー盛り
これも「サービス」のスンデスープ、他のお客さんはみんなこれ頼んでました
言葉を失ったチョッパル小サイズ
さあ、お昼前からあっという間に大宴会のできあがり。韓国のパンチャン文化はいろんな物が食べられて嬉しいんだけど、サブであまりに予測不可な量と種類が出てくるので正直たまにつらい。フードロスとかそういうの大丈夫なのかしら・・・。ただし、例によってカクテキとキムチは発酵味が効いていて大変美味しく、きれいにいただきました。
これはあと2名ぐらい入れて焼酎飲みながら食べるやつだよな
うまい!臭みナシ!ネックは見た目のみ
こちらのお店で発見だったのはスンデ(豚の腸詰)がとても美味しかったこと。みんな頼むだけある。以前屋台で食べたときは豚の血の生臭みがちょっとあって、色もなんせこのブラッドカラーなもんで苦手意識が高かったんだけど、やっぱり美味しいところで食べると美味しいってことだ。感心。
ヤクルトもろた
いつも似たような場所ばかりをグルグル回っていたソウルで新しい発見ができたのはよかった。リピート旅行って「前に行ってよかったところ」を思い出しながらもう一度トレースする楽しみもあるんだけど、思い切って敢えてそれをせず、場所や店を新しく開拓するってのは改めて重要よね。初めてきたときみたいにね。孔徳とマポ地区はなかなか面白いのでいつかもっと開拓してみたいなって思いました。
つづく。