再訪「無碍山房 Salon de Muge」のこだわりパフェ
遊びに来たお友達に乗っかる京都観光シリーズ その2。
料亭「菊乃井」のカフェ「無碍山房」にまた行ってきました。引き続き人気なのでお友達に予約をしてもらいました。わたしも内容の変わる季節ごとに伺いたいところなんだけど、東山の混雑にまみれるのを避けがちなのと、この変則的営業時間に合わせて予約をとるのがなんとも億劫で。
前回の紅葉時期とはまたうって変わった風情
今回はカウンター席でした
前回来たときには抹茶パフェと秋のパフェをいただいたのですが、他にもタルトタタンとかレトロなプリンとか、菊乃井で出してるデザートとか、挑戦したいメニューがたくさん。一年中キリがないから甘味処って悩ましいわね・・・。今回わたしのお目当てはインスタで見ていたいちごもりもりパフェ。でももう6月だしなーと思ったらまだありましたイェイイェイ
あっ!まだいちごのパフェある!
今回は3人で行ったので、定番抹茶パフェとあまおうパフェと出来たてわらび餅の3つをオーダー。中華屋と甘味処は大勢で行ってわけわけしながら食べるのが理想的です・・・わたしすぐ「ひと口ください」って言う人なものですから(仲良しに限る)、いろいろ一度にお試しできるのありがたいです。
菊乃井の美しいパフェと出来たてわらび餅
まずは大定番の抹茶パフェ、やっぱりここのは苦くて美味しい。わたしのような抹茶苦手派は若い子向けのミルキーな抹茶フレーバーだとどうしても食べ飽きちゃうので、このほろ苦さに助けられます。
やっぱりこのビターさと濃さが大人向けで好き
続きましての春パフェ、あまおうどっさり。シーズン終わりだからか意外といちごが小ぶりで酸っぱめだったな、わたしたちは3つ頼んだからバランス的には良かったけどもっとシーズン中だと甘いのかしら?中のミルクアイスが煮詰まってて香ばしいフレーバーになっていたのが面白かった。まあでもいちごはいちごですね、極めてスタンダードでした。
ああ・・・今年挑戦しようと思ってた「フクナガ」のいちごやま(ググってください)・・・やっぱり頑張って早起きして並びにいけばよかったな・・・(後悔)
さて、京都つったら抹茶もあるけどわらび餅も当然推されてるよね食べるよね、ってことで菊乃井のわらび餅。ぎおん徳屋も俵屋旅館も、有名どころだけど液体とろとろ系だったんですよね。わたしは願わくばもうちょっとコシを感じるテクスチャが好きなのですがさて・・・
と思ったら、ガラスの器に入って出てきたのはまさにホカホカの出来たて。お湯に沈んだこんにゃく芋かカエルの卵(田舎の子の発想)のように無骨ですが、おそるおそるつまむとなかなかコシのあるタイプ。
これをカカオパウダーにつけ、甘いカカオソースをかけて食べるという季節メニューなのですがこれが美味しかった!好き!通常はここできなこと黒蜜ってのが定番なわけですが、ちょっとミステリアスな香りのあるアマゾンカカオとのマリアージュ、とてもよく合う。ビターでちょっとカカオニブとかふりかけたい感じのお味。あんまりインスタ映えはしないけどね。なんか、カエルとか言ってごめんな。
そんなこんなで、二度目の訪問も大変美味しくいただきました。そろそろ京都の甘味処は全域でかき氷に切り替わっているシーズン。菊乃井のかき氷も食べたいよなあ。東京にいたときは1ミリもそんなこと考えたことなかったのに、京都にいるとこの手の誘惑が多くて困ります。こまったこまった(微笑)
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