中村銅器製作所の玉子焼鍋、木柄交換するの巻
わたしのお弁当で最も大切なパーツである「たまごやき」を担う卵焼き器。中村銅器製作所さんの規格外特価製品で、半端材を使った卵一個から焼ける小さいサイズを使っています。銅製だけど2500円のお買い得。小回りが効いてとても気に入っています。
ブログを振り返ると(こういうときにご長寿ブログって便利よな)購入したのは2012年6月、当時から時折発動していた「そんなに前から欲しいと思ってるなら思い切って早いとこ買ったらいいじゃないキャンペーン」で買ったものでありました。あれから8年半、柄の部分がグラグラになって釘が取れ、木柄も焼けて細くなっていたので交換することにしました。
釘取れたので無理くり刺してた
グローバルの包丁研ぎ直しとかミルクパンの修理みたいに、本体を送りつけてピカピカになってリターンされるのとかだったら理想的なんですけどこんなちまっとした銅製品でそんな都合のいいことはなく、木柄と釘を送ってもらって自分で打ち付けて交換します。なお代金は届き次第切手を封筒に入れて送るという原始的な手法となっております。
封筒で木柄と釘がやってきます
明らかに細く縮んでるのだった
取っ手を引っこ抜いてみると、焼けて縮んでヒビが入って黒ずんで、まあすっかり御老体。え、逆にこの新品の取っ手入ります?っていうくらい重さと太さが違います。8年半毎日ありがとう、取っ手よ。
ここぞとばかりに穴の中をゴシゴシとナイロンたわしで磨いて、わざわざダイソーで買ってきたトンカチで木柄をとんとんと入れ込み、釘穴に新品の釘を入れて下穴も無しにガンガン叩いて取っ手を固定します。
次にこの穴みるのは何年後でしょう
慣れない釘打ち
さて、これで出来上がり。グラグラも無くなって安定したし、柄が少し長くなって真っ白でなんか急に別物。卵焼き器は台所道具の中でもとりわけ良く使う分愛着があるのでリフレッシュしてとても嬉しい!まあ正直、そろそろ他の卵焼き器もほしいけど!
ちょっとトンカチで端っこだいぶガッとやったわ
最近結構磨いたのでピカーン
ちなみに先日まで焦げでひどいことになっていたこのたまご焼き器ですが、二条の台所雑貨店「LADER」さんが紹介してたのを買って愛用しているスコッチブライトの業務用ナイロンたわしに加え、雑誌「LDK」高評価だったので五徳掃除用に買った茂木和哉のコゲ落としジェルも使ってガリガリやったところかなり回復して銅製品っぽい雰囲気を取り戻しました。
↓同じかどうかわからないけど似てる製品
BEFORE(ひでえ)
AFTER
このスコッチブライトは5センチ角ぐらいに切って流しに置いてあって、気がついたときに鍋ややかんをゴシゴシやってコゲやくすみを取るのに大変重宝しています。業務用のは薄手なのでより扱いやすいのですが、市販のスコッチブライトコゲ落としでも問題ないと思う、問題はすぐ気がついたら磨くっていう積み重ねなので・・・!
以上、復活した我が家のたまご焼き器でした。今後も引き続き毎日のお弁当のハイライトを支える大事なお道具として活躍していただきます。
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