勝手に誕生日休暇 in 長崎(大浦天主堂、グラバー園、四海樓)
長崎2日目。
寝しまにいつも通りブログをアップするなどしていたら未明になってしまい、途切れ途切れであんまりよく眠れないまま朝。今日は家人に学童用弁当を任せており、むーさんの昼ごはんは父のつくったナポリタン弁当。せっかく作ったのに量が気にいらず、そのうえまた朝食を食べないだのLINE通話したいだのと相変わらず朝からゴネて大変な様子。まあ、よろしく頼む(捨)
朝9時前には宿を出て、路面電車に乗り観光に出かけようとするも、早速道を間違えたらしく結局歩いて行く羽目に。それでも20分位で到着する程度の距離で、これぐらいの規模感だと町中は下手するとずっとタクシーとか電車乗らなくても大丈夫だな。
新地でひときわ昭和の空気感を放つホテルマリンワールド
乗合タクシーが現役らしい
気温が良く曇ってても雨は無く思ったより天気は良し。海岸通りをサクサク歩いて行くのもちょうどいい。街の広場ではランタンフェスティバルの準備が進められていて、いろんな形のランタンがどっさりと積み上げられていた。とても華やか。これに電気がついたらきれいだねえ!
動物のランタンもあるんだかわいいね
日本とは思えないアジアンな設営
大浦天主堂へ。思った以上に観光地化されていて、清水寺へ向かう二年坂みたいなお土産店ストリートにはやっぱり杉養蜂園がある。腹が減った。カステラ食べたいなぁ。朝いつも飲むミルクティーはせっかくだからグラバー園の洋館でと思ってぐっと我慢している。
遠藤周作も読んでないし歴史にもすこぶる疎く文化背景もろくに分かっていない浅学なわたしですが、博物館でみっちりと信教や弾圧や殉教の歴史を教えてもらってさすがにその長ーい歳月に気が遠くなってしまった。そういえばあったなサンフェリペ号事件、と過去にいろんな映画やドラマで見た薄い記憶が脳内で再生される。なんか「龍馬伝」とか結構まだ覚えているもんだな…と思うなど。牧師も教会もなくひそかに信教が貫かれるのってすごい歴史だなあ想像すらできない。
日本人にもわかるように書かれた金文字の天主堂、がいい
あ、長崎にもモノクロームファミマあるんだね
10:00、お隣のグラバー園に移動して、まずは自由亭の喫茶室に駆け込み長崎堂のカステラとホットティーで休憩。フゥ。
グラバー園というのは日本最古の洋風建築住宅を拝見するものと思ってきたけれど、これは高台から長崎港を望む素晴らしい風景を堪能しに来るところなんだなと理解。晴れてたらいいねー!こんなに眺めの良い場所に洋館建てて居住できる商人の力凄いねえ、と、ひたすら当時のヨーロピアンな生活を復元した展示を見てお宅拝見する。どうでもいいけど「るろうに剣心TheFinal」のアジトに似てるよね…と思って調べたらやっぱモデルになってるらしい。
ディズニーランドカラーのスロープで上に上に
斜面住宅の迫力がすごい
喫茶自由亭
ザッツクラシックカフェ
長崎堂のカステラとお紅茶。久しぶりに食べるざらめがうめえ
いいところにあるなあ!
わたしもこんな温室を入れ込んだ平屋の家とか住みたい
ひたすら裕福なお宅の生活風景を拝見するグラバー園
この台所いいわね・・・・
そんなん言うたもん勝ちちゃうん
グラバー園の順路コースは最後にお土産屋を通らされるルートになっているんだけど、その手前の長崎伝統芸能館に長崎くんちの展示がしてあってそこが一番アガった(小声)派手でエキゾチックでスピードが早くって、祇園祭とはまた全然違うお祭りの華やかさが素敵ねえ。飾り物の造形デザインがすごい独特。
きらびやかな御朱印船いろいろ
こんな「ポケモンバトルで勝ったらゲットする特別アイテム」みたいな造形の傘鉾あるんや!
11:30、観覧コース最後のグラバー邸を出る頃になって雨。そういえばスニーカーに防水スプレーかけてくるの忘れたことを思い出した。一歩間違ったら転げ落ちそうな石畳の坂を踏ん張りながらくだって「四海樓」で元祖ちゃんぽんのランチ。このあとオランダ坂も行くつもりだったけど、他に行きたい坂もあるし、濡れた坂の散策は膝弱民には怖すぎるので思い切って割愛!
オープン直後に入るも既にレストランは満席でやや待合。老舗のちゃんぽん、正直リンガーハットの方が美味いという声をちょいちょい聞いてたので案じていたけれど…そんなことない!美味しい!あのジャンクな味とはまた違って優しくてちゃんと満足なお昼ごはんでした。もっと色んな有名店の食べたいなあ。ちゃんぽん大好き。
なんでこんな「ちゃんぽん御殿」みたいな店構えにしはったんかな
眺めのいいレストラン、晴れた日は素晴らしいでしょうねえ
これが噂の元祖ちゃんぽん
思ったより太くてツルツルの麺なんだね!
長崎2日目、午後の部につづく。