日本旅めぐり

勝手に誕生日休暇 in 長崎(出島、浦上天主堂、平和祈念公園と原爆資料館)

長崎2日目、午後の部。
12:00、雨も上がり路面電車デビューで出島まで移動。昔の電車こんなんだったなあっていうレトロな車内なんだね、SUICAが使えるので助かりました。九州セレクト系お土産店「いろはや」で高菜やあごだしスープを買い、出島観光へ。

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 icon-camera 混雑と無縁なのがいいよね電車はさ

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 icon-camera 国内旅にかかせないセレクト系物産店

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 icon-camera 九州全般の調味料やお菓子や雑貨がありました

12:30、出島へ。
いやー出島って教科書で見たまんま位の規模なのね、すごい狭いのね!こんな街角1丁目みたいなエリアが貿易の中心となり長きにわたって歴史に多大なる影響を与えてきたなんて信じられない。遊女も出入りしてたそうだし、なんかいろいろ狭すぎて人間関係大変だったんだろうなと脳内がドラマに。あと当時のオランダの権力ってすごいね(なんか色々見た)昔行ったマラッカも台南もそういえばオランダ貿易拠点でした。商館で使われてた西洋陶器のビンテージが沢山あったの、あれ可愛かったなあ。銅の貿易や、丁子専用の倉、商館長(カピタン)の暮らし、など和洋の混じり合う出島生活の独特の歴史をお勉強。

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 icon-camera ふんわり扇形の出島

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 icon-camera 資料館が結構しっかりしてて楽しかった

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 icon-camera ヴィンテージ陶器かわゆし

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 icon-camera 敷地も建造物もよく再現したものだなと思います

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 icon-camera 出島のお土産可愛かった、え?出島T結構欲しくね?

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 icon-camera 南蛮船醤油差しかわいくて買う3秒前で我に返った

さて、次は平和観光。
さらに路面電車で北に向かい、平和祈念公園と浦上天主堂と原爆資料館。毎年テレビで見る平和祈念像は実際こういう場所にあって、これぐらいの大きさなんだってことをわかるだけでも来た価値があるんじゃないかなあ、来ないとわからない空気感ってあるしね。このエリア一体が昔長崎刑務所だった事や三菱の兵器工場が狙われたのとか初めて知りました。それにしても観光客が祈念像のポーズをマネして写真撮るのはなんか理解できねえな、あれいったいどういう気持ちでやんの?

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 icon-camera 両手両足どれも意味があるんだね

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 icon-camera 引くとこういう感じの場所なんだね

浦上天主堂は青いステンドグラスの光と静寂の教会。お祈りに来ている信徒さんもいらっしゃるのでひたすら黙して歴史をお勉強。客は聖なる内陣に入れない、というのが良い。これまでヨーロッパ旅でもう本当に胸焼けするほど豪華な教会を沢山見てきたけど、長崎での苦難の多い信教と建造物の歴史を思うといったい宗教ってなんなんだろうかと思う。キリスト教に限らず、旅先で宗教に触れるたびに無宗教なわたしが理解できない果てしない精神領域があって、いつも拙い想像でしか無知を補えない。

原爆資料館については特に述べる感想もない。けど、広島とは違う当時の詳細を勉強できてよかった。ただ来て見て知ることに意義があります。

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 icon-camera 天主堂内部は撮影禁止なのでこちらもお外からだけ

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 icon-camera 子持ちになると余計心に染みる歴史であります

長崎2日目の夕方にまだまだつづく。

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