痩せないチョップドサラダ弁当(と、加齢による物忘れ)
あいかわらず家人のサラダ弁当生活は続いているが成果は最初にほんのわずか落ちただけ(ダイエットあるある)で、やはりちょっと昼飯のカロリーをオフったぐらいで痩せるのは若者だけであり中年は地道に筋トレをやらないとちょっとやそっとじゃ痩せないのだ、ということを証明するだけの毎日が延々と続いている。サラダ弁当に意味がないことにいつ気づくのだろうか。
- サラダ(レタス、パプリカ、アボカド、紫キャベツ、きゅうり、蒸し大豆、ゆでたまご)
- マコーミックのフレンチドレッシング
京都に来てはじめてカメムシに怯えるようになった。都内に住んでいたときはカメムシなんて珍しいぐらいだったのに、なぜ京都は毎年時期が来ると大発生するのか。平安時代に帝がカメムシを大量捕獲した呪いとかなのか。ツイッターのトレンドまでカメムシである。意味がわからない。今年はさらに大発生らしくウチはそこまででもないが、虫嫌いのむーさんが廊下を歩けないほど怯えるので(面白い)はじめてハッカ油とスプレーを買って公共部分に撒き散らし防衛線を張った。大量にいる、というのは何にしても気持ちが悪い。
今日のこども弁当
お弁当にちょうどいいサイズのさつまいもを選んで買い、甘煮の作り置きをと鍋にかけた。何かの拍子で洗面所に行き、ついでに思い出したあれこれにいくつか手を出して台所に戻ると見事に全焦げであった。
最近こういう「途中物忘れ」がひどい。あまりにも見事な自分の加齢っぷりと、こういうパターンで火事を起こす独居老人の行動演習をやり遂げたことに逆に感動してしまい、さつまいもが焦げたことなど全く気にならなかった。
少し前ならたまたまや気のせいでスルーできた老化現象が45を越えると柵越えのクリーンヒットで決まるようになり「わー!すごーい!わたしめちゃくちゃ歳とってる!」と満塁ホームランにその都度感動している。こうやって段々いろんな能力がスローダウンしていき、殿堂入りの成績をおさめていくのかと思うと、いよいよ人生の終わりが見えてきている感、いやこれは大げさな話ではなくこうしてちょっとづつ神様に肩を叩かれながら行くということだよなあと思う。とりあえずまたさつまいも買ってきます。覚えてたら。
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