柚子胡椒をつくる
なんでも9月は青柚子の旬で柚子胡椒づくりの時期らしい、と何かで目にして、そういえば一度もつくったことがない柚子胡椒づくりに挑戦してみました。こういうふと思いたったときにすぐ食材が手に入るのが毎度おなじみメルカリ農場。自家製の青柚子と辛い青唐辛子をいろんな人がセット売りしててまあ便利〜!ご丁寧にレシピと唐辛子用のゴム手袋付きで送料込み1350円。
メルカリ農場でおなじみの宅急便コンパクト鬼詰め
青柚子12個と青唐辛子250g
ざっくりとした作りかたは、青柚子ピールのすりおろしと青唐辛子みじん切りが同量、そこに塩、柚子果汁を混ぜ混ぜして二、三日寝かせて出来上がり、とのこと。ガチの唐辛子なので手袋やゴーグルで保護して間違っても目をこすったりあちこち触ったりしないように、というのが注意点。
マイクロプレインのグレーターこういうとき最高
青唐辛子、切るだけで空中にデンジャーな匂いと飛沫の気配
メルカリ農場のほとんどの方がこういう感じのセット売りしてたのでてっきり全部使い切るのかな〜と思いきや、青柚子12個のピール重量とヘタと種をとりのぞいた青唐辛子の重量を同量にすると、あれ?こんだけ?使った唐辛子は半分以下で全然ピールが足りない。あの売ってる瓶の柚子胡椒ってどんだけ青柚子使ってるの?え?
すくなっ
すげえ余ってる、けど青唐辛子好きだからこれはこれでアリ
さて、とっとと作業を終えたらいいものここで外出してしまい、帰ってきたらすっかり酸化して青かった柚子皮がすっかり抹茶色に。しまった・・・そりゃそうだ・・・。気を取り直して柚子と青唐辛子をすり鉢であたるも、やっぱりなかなか無理がありここで先日お別れしたフードプロセッサーの重大さを知る。こういうたまーに必要なときに存在がデカいんだよなフープロは。やむなくハンドブレンダーで多めに柚子果汁を足すことで回転しやすくして酸っぱめ&抹茶色の柚子胡椒が完成。
むりやりハンドブレンダーで処理
見た目も量もおもてたんと全然ちゃう
冷蔵庫でしばらく寝かせて唐辛子を落ち着かせ、さっそく茹で豚で試食。うん、味は悪くない。ビシッと鮮烈な辛さ。家人は「売ってるのと全然違う」と気に入っておりました。多少見た目やテクスチャに難はあれど青いものって自家製だとフレッシュな刺激と風味が効いてるのがいいね。
柚子胡椒はIKEA袋に平たく入れて冷凍、大量に残った青唐辛子は小口切りにしてなんでもくっつかずパラパラ冷凍でおなじみのアイラップ。そういえば武蔵小山の蕎麦屋でよく食べてた青唐辛子入りのだし巻きたまご、思い出した!あれやってみよう。あと小瓶があったので甘夏酢でも漬けてみました。タイ料理屋のテーブルに乗ってるプリックソムナム(唐辛子入り酢)イメージ。コーレーグースみたいに麺にちょい足しして使おうっと。余った果汁もたっぷりあったのでこちらは炭酸に入れて飲んでます。
逆にこっちが楽しみなパターン
しかし、だ。こういうときやっぱりフープロ欲しいな。ただしハンドブレンダーとの棲み分けを考えてもペーストや調味料のときに使えるぐらいのコンパクトサイズでいい。調べてみると今はいろんなのあるんだね。価格も安いし、レコルトのコードレス薬味カッター(カップが樹脂製なのが残念)、ミニチョッパーあたりの購入を前向きに検討です。フルーツサンド用のすこーしだけホイップクリーム作りたいときなんかも考慮すると、ラッセルホブスやテスコムの小型フープロも視野だなあ・・・うーむ
チョッパーかコンパクトフープロを買ったら、また冬の黄柚子でつくってみるのもいいかもな。なにより久しぶりに旬のお仕事できて楽しかった。
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