国産レモンで自家製レモン酒をつくる
先日「小梟(シャオシャオ)」ランチで飲んだ自家製の八角レモンサワー。甘さと香りのあんばいがよくて美味しかったので、これはどういうスパイス配分で実現するのかしら?と気になったついでに、大量のレモン酒を仕込んでみました。この夏はレッツ自家製レモンサワーだ!
国産レモンを手に入れよう
レモンの旬は12〜3月ごろらしく、ちょうど思い立ったときが旬の時期で良かったのです。まずは楽天で愛媛産のノーワックス・ノー防腐剤のを2kg(約14個)約2300円。まるまるとした大きく立派なレモンが届きました。次に量産には足りないな、といつものメルカリ農場でアメリカ産ノンケミケルレモン5kg(約40個)約1900円を補充。これは小ぶりで質より量。皮を使わず果肉だけなら問題ないボリューム。
上等な国産レモン2kg
格安!メルカリ農場レモン5kg
レモン酒のつくりかた
ネットで色々調べてみたけれど「自家製レモンサワーの素」っていろんな作り方があるのね。甘いレモンシロップを作る方法、梅酒みたいにホワイトリカーや焼酎でレモン酒を漬ける方法、塩レモンやハーブレモン、撹拌してドロドロの素にしちゃうパターンなどなど。これらを炭酸で割るのに加えて、オプションとしてレモンフレーバーをつけた焼酎、冷凍しておいた果実やスライス、生果実を絞る、などの仕上げ方法もまた多岐にわたるので自分の好みを発見するのが逆に難しそうだ・・・!
わたしはビギナーなのでひとまずホワイトリカーとジンをベースにして適当に甘みやスパイスを加えてみることにしました。作り方としては主に下記が共通のポイント。
- 薄く剥いたレモンピールを1週間だけ一緒に漬けてフレーバード
- 白いワタ部分は苦味になるのでとりのぞく
- 漬けた果実は数ヶ月でとりのぞく
レモンかつらむきは白いところを避けて
白い皮剥き、めちゃくちゃ上手くなる
レモン果実いっぱい
大量のレモンピールで流しがこうなります
基本的に梅酒と同じで、消毒した瓶に果実と氷砂糖やグラニュー糖を交互に入れてホワイトリカーを注ぐ感じ。砂糖で出てきた水分とレモン果汁だけで濃厚なレモンシロップをつくって、飲む時に焼酎を注いでレモンっていうパターンだったら、こどもにレモネードも出来るし汎用性高いんだけど、やっぱりアルコールを入れた方が保存性は高いんだよね。何年も寝かせた方が当然美味しいレモン酒ですけど、ママ友たちに「無理」「有料でいいから飲む」って言われてるから1年持たなそうだわ。
俺んち瓶だけはたくさんあるんだよ
かつらむきの皮は取り出しやすいように一番上に置くんだってさ
連日ヨドバシに配達を頼んだホワイトリカー
なんとなくキンミヤも大量投入
スパイスは正解がわからないので超適当
レモンサワーの素、今回の配合あれこれ
仕込んで約2ヶ月、果たして経年熟成でどのような味になるのかはわかりませんがひとまず今回はこのようなラインナップで寝かせています。備忘録。
レモン2kg、ホワイトリカー1.8L、氷砂糖500g、塩25g
スパイスレモン酒
レモン2kg、ホワイトリカー1.8L、氷砂糖500g、八角x5、カルダモンx10
レモン大2個+小6個、ジン720ml、グラニュー糖300g
塩キンミヤ
レモン果実300g、キンミヤ400ml、グラニュー糖100g、塩5g
おためしキンミヤ
レモン1個、キンミヤ300ml、グラニュー糖30g、八角2個
果たしてこれが美味しいかどうかはまた別の話なので、多少飲む時に自己調整して好みの感じにフィットさせないとだね。塩やスパイスの最適配合を見つけるのは至難の業だろうなあ。
レモンピールとキンミヤ焼酎
さて、それとは別に料理家のきじまりゅうたさんがやってたレモン焼酎もやってみました。キンミヤの瓶の中に国産レモンピールをニョロニョロって突っ込んでいれるだけ。色と風味が3日ほどで移って色が綺麗なレモン色に・・・!きじまさんは仕込んでおいてホムパとかの手土産にするとちょうどいいよ、って言ってました。
とってもキレイだし目新しくていいんだけど、意外とピールから出る成分ってしっかりレモンレモンしていて私は単体ではあまり好みでなかったので(超ドライ派)、市販のいまひとつなレモンサワーにパンチを加えるために入れたりしています。ひとくちにレモンサワーと言うても甘いのから無糖のからシンプルなだけに好みもピンキリなので、調整は必須。
早春のレモン仕事
初夏の梅仕事、あんず仕事、山椒仕事などに加えて果たして春のレモン仕事、になるかしら?皮剥くだけで決して難しくない工程なので、旬の時期を忘れずにもうちょっとすぐできてすぐ飲める汎用性の高いスパイスシロップみたいなのを次は目指したいところ。柑橘サワーはレモンに限らず年中いろんな旬のもので試せるのがいいところだね。
レードルも買っちゃったからね
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