かりんジャムをつくる
実家の庭に背の高いかりんの木がある。これは同じ場所にあった老木がお役目を終えて数年前に植え替えられたばかりのものなので、皆この果実の取扱いに全く不慣れ。「なんか喉にいいやつ」とわかっていながらも、毎年ボコボコなるかりんの実を落として終了するという非常にもったいないことをしていたのでありました。ということで、今年は「食べないけどつくりたい」でおなじみのわたしが着手。
痛みまくっているカリン
適当にググってみたけれどジャムの作り方は十人十色。まあ、グラニュー糖で煮ればいいか・・・少なくとも作っている人がいるということはジャムとして成立はする、ということだな。
ベタベタするし超固いんですけど
実と種皮にわける
かりん、固い。超むきづらい。中はりんご的な種子の並びなんだけど実の水分が少ないので割るのにも難儀する。丸いし。どうやらかりんは種と皮に効能があるようなので、種と皮は別に取っておいて水で煮出して(とろーっとした液体になる)エキスを実と合わせました。今考えたらこれで水分をたっぷり補充しておかないと煮ることすらままならなかったわ。
グラニュー糖を適当にばーん
とりあえず煮る
木べらで気長につぶす
繊維が多いのでなかなか煮ても潰れない。しかしながら色は濃いオレンジ色で美しく、別にレモンを入れたわけじゃないのに甘酸っぱくてジャムにはちょうどよい。滑らかにするなら粗熱取れてからフープロでガーッとやってもいいかもしれない。
久々のダッキング
人参色のかりんジャム
次はリンゴを一緒に入れて、甘さと滑らかさとペクチンを補完してみようかなと思います。ジャムだけじゃなく、はちみつ2kgで瓶にかりん漬けもどっぷり仕込みました。それでもかりん、まだあるよ。むしろまだ木に何個かぶら下がってるよ。
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