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映画「ディズニーのクリスマス・キャロル」

こつこつ書いているとたまにはいいこともあるもので、「ディズニーのクリスマス・キャロル」招待券をブロガーとしていただいたので早速見に行ってきました。しかも3Dで。また(ハリポタのときと同様)トムキャットみたいなメガネをかけて。

結論、面白かったです。
というか凄かったですリアルさが。

3Dって凄いな。今どんどん対応劇場も増えているみたいで、今後はこれが主流になっていくのかしらと思うのですが、もはや敵はアニメじゃなくて実写だね。むしろ実写より実写らしい。例えばロンドンの町の上を飛ぶように俯瞰するオープニング。見ながらマジで「・・・も、もう空撮とかいらなくね?」と思いました。しかも3Dでリアルさ5割増し。

ジム・キャリー演ずるスクルージもしかり。肌の質感といい、どう考えても人間のフォルムじゃないけど顔はジム・キャリーの特殊メイク、みたいなおそるべき最先端技術モーション・キャプチャー。CGってもう動きカクカクしないんですか!すいません70年代生まれなものですから・・・!!(土下座)

そんなこんなで特殊メイクなのかCGなのか実写なのか訳がわからなくなる素晴らしいテクノロジー映画でした。ただしちょっと残念なところが2つ。

ひとつは、3D技術がまだカンペキじゃないところ。光と影のコントラストが強いところだと、どうしても暗い部分がモヤっとする。クリスマス・キャロルは暗い場面が多いからね。ただし、ロウソクの灯りとかクリスマスツリーとか明るい部分はおっそろしくリアル。あとロゴとかタイトルの文字関係も。

ということは・・・全編タッチの明るい「カールじいさんの空飛ぶ家」の3Dって、もしかしてえらいことになってるんじゃないだろうか・・・!ということで、次のディズニー3D鑑賞決定致しました。即効3Dで確かめに行きたいと思います。

2つめは、日本語版しか3Dが楽しめないところ!
やっぱジム・キャリーの声で楽しみたいわけですよ。なんで吹き替えしかないのーーーー!って思っていたら、「あ、字幕か」と気が付いて気が抜けた。この際字幕も飛び出るとかの方面で将来的にはお願いしたいところです。でもスクルージの声は、山ちゃんなんだよね。やっぱジム・キャリーは山ちゃんだよね。だから全然違和感ないので問題ないんですけどね。

内容は、クリスマス感満載で欧米人になりたくなります。(無理ですよー)
Yahoo!映画とかで「ストーリーがちょっと」とか評する人もいるけど、かなり原作に忠実に作られているのに「君はそもそも読んできたんか!」と小一時間問い詰めたいところです。私は児童文学が好きなので、このちょっと最終的に道徳を含んだストーリーも大好きです。昔っぽくて。

日本のクリスマスは概ね商業ベースなので、「クリスマスおめでとう!」って言っても何がおめでたいのか微妙なところでありますから、欧米諸国のクリスマスにかける情熱と愛と寛容が羨ましいかぎり。LEDライトで木を巻くのがクリスマスじゃなくて、このスピリットがクリスマスなんだよ!ということですなー。スクルージが改心したところは私、ちょっと泣きそうになりました。何ですかねこの友愛に満ちたクリスマスの素晴らしさは。日本人のくせに、見終わったらなんか「ハッピークリスマース!」みたいな気持ちになるんですよね。

あと、吹き替え版だからやっぱり子供たちも多い為、上映中超フリーダムにしゃべる子供とかがいて「おい・・・親・・・」と思ったりもした心の狭い杉森さんなのですが、出て来る精霊が怖すぎてみんな途中からピタリとだまった(笑)結構「教え」を示す場面は(特に3人目のゴーストとか)凄いゴシックで怖い!ビクってなる!しかも3Dなんだからやめて!みたいな。だから、これは子供よりも大人の方が楽しめるファンタジーなんじゃないかな~って思います。スクルージが改心する過程って物心ついてからの方が理解し易いのではないか、と。

そんなこんなで、とにかく技術の進歩とジム・キャリーの筋金入りアクションとクリスマスの荘厳さを備えたディズニー渾身の映画だと思います。クリスマスの時期に見ないと(しかもでっかいスクリーンで)意味なーい。ので是非どうぞ。私、クリスマス時期にクリスマスの映画を見られるのってとても幸せなことだと思うんですよね。


クリスマス・キャロル オフィシャルサイト
Disney'sクリスマス・キャロル ヤプログ!スペシャルブログ

関係ないけど、
私はクリスマス・キャロルの映画というといまだに『3人のゴースト』が思い浮かぶんだなー。今調べたら1988年だった。古っ!主演は何かとゴーストに縁のある、バスターズ出身のビル・マーレイ。でもあれは現代版アレンジだったですね。あの80年代のチープさがたまらない。

で、更に関係ないけど
全くもって正月派の私もスクルージのおかげでちょっとクリスマス感が出てきたので、兼ねてから念願だった「シュトーレン食べ比べ」を今年はたくらんでみようと思い、早速松戸の「Zopf(ツォップ)」に一本注文致しました。あとはデメルかVIRONかアニバーサリーかシニフィアン・シニフィエか・・・色々物色迷い中でございます。

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