AKOMEYA TOKYO「利きの会」~炊飯道具編
台所道具と素敵食材のワンダーランドAKOMEYA TOKYOで開催されているワークショップ利きの会に参加してきました。味噌講座とか七味づくりとか色々魅力的なことやってるんですけど、今回は炊飯道具の会にももちゃんと。
5つの鍋で炊き比べして食べ比べするんです。各炊飯道具の特性みたいなものを軽く勉強しつつ。出場選手はおなじみアルミの無水鍋や土鍋の他に
鉄鋳物なのに軽い!「KAWAGUCHI i-monoホットパン」
ネーミング会議が楽しそうな純銅製炊飯釜「ごはんはどうだ!」
AKOMEYAオリジナル有田焼き土鍋「蔵 黒釉」
の5つ。どれも特徴的でそれぞれによしあしがある。価格とか形や重さとか汎用性とか耐久性とかいろいろね。それぞれなのよね。
炊けたらみんなで匂いをかいで回り
炊飯器と5つの鍋で炊いたお米を食べくらべ。
ちなみにお米は同じ時間に炊き上がるように逆算計算されており(たいへーん)どれももちろん同じ米。鼻から香りを通したり、噛みごたえを確かめたり、色ツヤを凝視したり・・・静かにみんなでモグモグモグモグ。他人の印象に左右されないよう無音。
さて、結果は好みですが、私は普通の土鍋で炊いたのが一番香りがブワっと来るイメージで好きでした。AKOMEYAの土鍋も人気だった。気になっていた羽釜型は独特の銅の香りが。でもそれが好きな人もいるんだってさ。鉄鋳物はツヤツヤだったけどサラッとしている。無水鍋はこの中では特に際立った特徴はなく普通だった。
ももちゃんと「つか炊飯器も結構美味しいじゃんw」と話しておりました。きっと最近の炊飯器なのでしょうね。うちの古ーい安ーいので炊いたら黄色くなって確実に味落ちると思う。いやーそれにしてもまあ色んな鍋がある。どれもシンプルに見えて使いやすいように加工されていたり、パーツに凝っていたりね。古そうな顔してイマドキの鍋でした。
キレイでおいしーい
一夜干しの炊き込みうまーい
定食は色々な調味料を生かして作ったもの。サーモンを炙っておかず味噌、焼き茄子にはゴマドレ+練りゴマで酸味とコクのあるタレを、炙ったお揚げのめんつゆおろし和えは、まさかお前・・・と思ったらデターーー!竹田のおあげでした。ちびちび盛りのおかずいろいろ定食、楽しい。こういうのでちょうどいいお年頃。
でも腹へったから帰りにアマンドでパンケーキ食べる、っていう
いろいろな講座、ちょっとお高いですが今回は定食と京都のコシヒカリ2合いただいて3800円。実際行ってみたらまあ妥当かな、とも。道具って大事なんだなあとも思いますが、そもそもこのわずかな香りや炊き具合に気づくだけのこだわりや繊細さを養いたいものだとも思いました。はい。ご飯は飲んで食べてしまうので気をつけます。
- 前の記事
- 夢のいくら丼弁当
- 次の記事
- 今日の旅メモ 2014.10.3