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「蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢」に行ってきた

京都駅ビルにある美術館「えき」KYOTOで開催中の蜷川実花写真展「UTAGE」を見てきたよ。わたしは別に蜷川実花信奉者とかでもないのですけど、あのカラーリングの世界観とか、モチーフデザインの独自性は素晴らしいなと思うし、舞妓さんと蜷川実花ってどう考えてもハマるだろうなあと思って。

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 icon-camera ズバーンといつものあの感じ

まず、素晴らしいのが会場内全面撮影OK!SNS拡散も他のお客様に配慮の上OK!よっ、男前!このご時世、その方がよりビジネスとしては効果的だったりするわね。あと撮影させていただくと、なんというか作品になんだか親近感が。

会場は祗園甲部→宮川町→先斗町→上七軒→祗園東の順番で五花街の芸舞妓さんを数人づつフィーチャー。最初に花街の成り立ちや芸舞妓さんのお名前が書かれています。蜷川実花の世界観溢れるセットを各々に作ったそうで、美しいお着物と相まってなんとも鮮やかでセクシー。

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舞妓さんももちろん可愛いんだけど、芸妓さんの凛とした艶やかさがとりわけ素敵です。どうやらそれぞれの花街の展示にパネルの色や花々を見ると春→夏→秋→冬→春、というイメージで進んでいくらしい。夏の緑は宮川町。この赤い簾ごしの写真好きだなー。

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秋の紅葉色は先斗町。個人的には舞妓さんはもちろんですが、写真背景の美術造形に興味津々。それぞれのお顔立ちとか着物の色に合わせてこしらえてるんですかねえ、蝶や花火やレースや鏡などなど。あれ?奥のレースでふんわりガーリーに仕上げてもらってるの、先日先斗町歌舞練場にお手伝いに行ったときにお会いした市結ちゃんじゃないかしら?

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冬のシックなブルーは上七軒。こないだ北野をどりを見に行ったときに見た、ちょっと目を引くエキゾチックな顔立ちの舞妓さん、彼女じゃなかったかしら・・・青い蝶と一緒に洋画の世界みたいですねえ。

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そして一周回ってパッと明るいピンク色はワタクシまだ未踏の祗園東。しだれ桜の写真作品も飾られていて最後に春を感じさせる華やかなエンディング。

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ああ素敵だった、ちょっと高いかもしれないけど写真集とかあるかしら・・・とその奥の売店を見たら物凄い大きくて驚異の三万円超えだったのでそっとページを閉じました。オトナになったら買うやつだった。ポストカードや彼女の写真をパターン化してプリントしているエム/ミカニナガワのアパレル小物が売ってたりしました。

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ちょうどこのをどりの時期にやってくれるってのがナイスタイミング。わたしも花街に前のめりになっている時期なので、より興味深く拝見しました。彼女の場合、カメラマンっていうより、デザイナーでもあり企画メーカーでもあり、なんか総合クリエイターのアート展示って感じですよね。東京とかでもそのうちやるのかな、京都での会期は5月13日までです。

リンク蜷川実花写真展「UTAGE」(公式ホームページ)

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