固めのごはんがお好きなら「BALMUDA The Gohan(バルミューダ ザ・ゴハン)」
古びた炊飯器を人にあげてしまってから長らくうちのごはんは圧力鍋で炊いていたのですが、なんと、ちょっと前から今をときめくバルミューダになりました。急に炊飯事情がモダナイズド。しかも自分で買ったわけではなくちょっとした棚ボタ(いただきもの)。
最近は「踊り炊き」やら「バーミキュラ」やら「かまどさん電気」やら、炊飯業界が細分化&ハイグレード化してますね。それぞれに特長もあるし、お値段もあるし、見た目の好みもあるし、だと思いますけどそんなにこだわるつもりなかった拙宅的には十分。逆に家電ミーハーなのでありがたく使わせていただいてます。
シンプル二重釜で粒感あるサラッとごはん
バルミューダはシンプル。機能は米を炊く、以上。調理機能も保温機能すらもナシ。ボタンも6個、予約と炊き方選択ぐらい。以上。これを潔さと見るか、物足りなさと見るかは、人によるね。
これまたシンプルな内部構造は二重になっていて、外釜に200mlの水を入れてから中釜を入れ、炊飯する方式らしい。これが洗い物増える〜という人もいるそうですが洗いづらくはないのでわたしは特に気にならない。
なんかはいってんな
このなんもなさアマダナを思い出すな
外釜に水を入れて中釜をセット
普通炊飯で60分、玄米だと90分。結構長いけど一切浸水ナシでいきなり炊き始められるので結果的に時短という説もあるかしら?(早炊きもあるけどやったことない)あと、湯気がバーっと出るので上は開けとかないといけない。鍋と違って全くのノールックで放置しておけるのはやっぱり炊飯器の楽なとこだよな〜。圧力鍋だとタイマー必須だったものですから。
意外とふっくら炊けた玄米
さて、肝心の炊きあがりですが言われているようにとても「つぶつぶ」した炊きあがり。米ひとつひとつが粒立っていてサラッとしており、いわゆる日本人好みのもっちりムチムチではない。わたしは個人的に固めのごはんが好きでして、以前ほぼ日イベントで試食させてもらったときから「あ、これ好きだな」と思っていたので問題ナシ。カレー向き、と言われているのはとても良くわかります。かけ物と食べるときってサラサラごはんの方がベタつかなくていいもんね。
いいところと悪いところは人それぞれ
いろんな比較記事とかも見てみたけど、こればっかりは人の好みなのでなんともね。(ていうかそもそもわたしの場合買ってないしね・・・)あえてまとめるならこんな感じでしょうか。
- 見た目すっきりデザイン
- ごはんの粒立ち、固さ
- ブランドネーム
- 2〜3合炊きなので意外とコンパクト
- 浸水ナシで即炊飯開始
- 高級カテゴリにしては安い方(5万弱)
この逆を言うとすべて懸念点になるわけなのだけど、下記のような方は別の商品の方がいいかもしれないですね。
- 保温機能ないとヤダ
- 米はやっぱりもっちりムチムチ派
- バルミューダって誰
- 炊飯器に5万もかけたくない
- スロー調理機能とかも欲しい
わたしも保温機能ナシについてはまだ慣れなくて、すぐ冷凍しなくちゃと思うとだいぶワタワタしてましたが、よく考えたら鍋炊きのときもそうだったのを忘れていました。そうじゃん。あんたずっと保温無かったじゃん。
思うに、バルミューダのような個性的な家電を使うときは全幅の信頼を寄せるよりも多少の割り切りって必要で、わたしのように「や、別に、じゃなきゃ土鍋とか圧力鍋とかビタクラフトとかで炊くし別にいいよ」という選択肢を持っている人の方が向いているような気もします。炊き込みごはんとか、ちょっと柔めのごはんとか、そんなときはあたしゃまた鍋で炊くよ。
ということで、実は急にバージョンアップしていたうちのごはん事情でした。
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