DYK(ダイク)のペティナイフ
前から気になっていたDYKE(ダイク)のペティナイフを購入しました。
「DYKE」ってそのまんま、燕三条の大工道具の老舗から出したキッチンツールブランドなんですってね、へえー。包丁だけじゃなくてターナーとかレードルとかも作っているみたいです。でも一番魅力的なのはやっぱりこの包丁のデザインかなあ。色はオールシルバーもすごく素敵だけどこのマットな黒と刃先のコントラストが好きでブラックにしました。
結論、意外と独特!用途を選べば大変使い良い!
まず、いいところ。グリップがしっかりしてるので握りやすい=切る時に力が入れやすい。ペティナイフでそんなにグッと力を入れて切ることって少ないかもしれないですが、薬味のみじん切りなんかはとても気持ちよくザクザクとこなせます。グリップってあんまり意識したことなかったけど、結構大事ね!という学び。
そして、気になるところ。刃渡りの短さ。ペティナイフ(ペティナイフって和製語なんだってね!)は刃渡り8センチぐらいからを指すらしいのですが、このDYKのペティナイフは8.2cmと小型洋包丁的にもかなり短い部類に入るよう。ふとしたときに長さが足りず、意外と包丁って少し大きめな物を切るときに先っちょ使ってるじゃないですか、あれが出来ないことが時々あって全作業に軽やかに万能に使える、っていうところではちょっと役不足な点も。
たとえば果物の皮を剥く、薬味をザクザク切る、お菓子やチーズを切る、みたいな「ちょっとした用途」ではすごくいいです。なにより、見た目がかっこよくて好きなのでそれだけでモチベーションが上がるっていう道具の大事なところは抑えられており(個人のお好みです)もうちょっと活躍の場を増やしたいなあと模索中。個人的にペティナイフのすごく細くて尖った鋭利な感じが苦手なのでこれはちょっと安心感があります。たしかスープ作家の有賀さんも使ってましたね、コンパクトクッキングには重宝するということかな。
ちなみにちょっと前に買ったセラミック包丁「cocochical」のペティナイフ13cmですが、こちらは普通にしばらく包丁として使っていたものの、やはりセラミックのデメリットである『欠けやすさ』を実感。一ヶ月ほどで小さくですが2カ所刃が欠けてしまい、無料チケットを使って研ぎに出しました。コンソメキューブとかも切るの止めてね、って書いてあるので本当に注意が必要なんですね、意外と包丁って蛇口や作業台にコツンといつの間にかぶつけることが多くって、多分それで欠けてしまった模様。
ただし、その薄さと軽さと鋭利さは独特のメリットがあるので、うちではもうもっぱら「鶏肉専用包丁」として活用することにしました。鶏もものあのぐにゃぐにゃ脂肪とかをスパッ!とイケるところはセラミック包丁ならではのスッキリポイントなのです。
包丁は、みんな違って、みんないい。
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