KYOCERAセラミックナイフ「cocochical(ココチカル)」
久しぶりに包丁を買ってしまった。しかも主に見た目でフラッと。
京セラの新ブランド「cocochical(ココチカル)」から出たセラミックナイフのペティナイフ13cm。セラミックナイフのベタ塗り真っ白な感じがちょっと苦手なので色はブラックにした。柄も刃もぜーんぶ真っ黒なのがちょっと気になって、しかも朝食づくりや弁当作業用にずっとペティナイフが欲しいなあと思っていたのでついつい衝動買い。
もちろん楽天で買いました
テカリや凹凸もないマットなブラック
手に持ってみると、いやあ軽い。いつも使っているグローバルの小さい包丁の半分くらいの軽さ。そして薄い。包丁はある程度の重さがあったほうが持ち心地や使い勝手がいいだろうとも思うので、この軽さ薄さがいいかどうかは別だけどもね。そして当然だけど切れる。これまでセラミック包丁を使ったことが無かったのでそのメリットデメリットにはあまり詳しくないのだけど、新素材は欠けにくさと切れ味2倍の持続力を推しているので逆にそこが弱点だったということだろうね。
ちょっと試しに、と刃を触ってみたらサーっと薄く指の皮が切れた。こっわ!切れる切れないというより薄さが怖いという感覚。りんごの皮剥いてみたら刃の厚みが違うことで指と皮がグンと近くなって怖い。切ったネギを手と包丁の刃でかき集めるときもまな板に一瞬食い込むほどの薄さが怖い。こんなにわずかな厚みの違いが違和感になるとは!
うっす!!!
ちっか!!こっわ!!
セラミック包丁のメリットとして軽さの他に「サビない」という点があってこれは納得。わたしの持っている錦市場で買った有次の包丁、鋼オンリーじゃなくてステンレスで挟み込んで扱いやすくした”平常一品”シリーズなのだけど、それでもうっかり水に浸かったままなどにすると一発で刃の部分だけサビるので何となく気後れして正直出番が少ない。ズボラするときあるじゃない、夜中にちょっと使った包丁をシンクに置いたままで明日の朝洗おうとか。洗った包丁をすぐ拭かずに水切りラックに乗せたままとか。刀の包丁はあれが出来ないのですよねえ、ちゃんとしないとダメなのよ。
金属臭がしない、漂白剤使える、とかもあるね
で、結局扱いやすいステンレスのグローバル包丁がメインになっているわけだが・・・ちょっと待て。箱から出したときから思っていたのだが・・・これはペティナイフにしては大きくないか・・・?といつも使っている小さいグローバルの包丁と比べてみる。
サイズ同じやないかーい!
むしろ大きいやないかーい
調べてみたらいつも使ってるグローバル包丁も実はシリーズの「ペティナイフ」として売られているものであったことを知ったのだった・・・。私が思ってるペティナイフってもっとこう病院でお見舞いにもらった梨を剥くみたいな(どんな例え)もっと小さくて小回りの効くナイフのイメージだったんだけど、こんな大きさの包丁でもペティナイフって言うんだ・・・。ということで、結局素材違いの包丁を買っただけという本来の目的に沿わない結果となってしまいまして衝動買いの浅はかさに虚無を感じております。ま、セラミックも固いものだけ気をつければ普通に包丁としては優秀だし、切れ味がどれぐらい持つのかも知りたいし引き続き使ってみます。
そして悔し紛れに見ていたネットで、今度はDYK(ダイク)の刃渡り8.5cmブラックペティナイフが欲しくなってしまいました。そうだよ、ああいう小さいのが欲しかったんだよ・・・包丁の断捨離ってどうしたらいいのかしら・・・。
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