旅の持ち物(ロンドン5泊8日)〜後編
恒例の持ち物リスト、後半です。
モバイルとガジェット
一番重くて一番やっかいなゾーン。GoProを持って旅に出ていた頃、あんなに充電や付属品管理や機材保護で大変だったのに、また似たようなものに手を出してしまう。果たしてちゃんと撮れるのか、そしてそれは世に出ることがあるのか。
無印の変換プラグには本当に20年来お世話になっているけれど、なんか毎度組み立てるのが面倒なのでいっそ500円で買った。こっちの方が早い。特に外で充電したくなったとき。
OsmoPocket3で動画撮影してみよう修行も兼ねているので、ストラップでケースと拡張ハンドル付き本体をぶら下げて毎日首肩バキバキであるのはまちがいない。ちなみにサカナクションのFCでもらった傘ケースがラップカバーにちょうど良い。
無印のこのメッシュケース、黒と銀はセールにならないんだけど紺オレンジは激安だったので買ってみた。ほどよく形状保持されていてよく目立って今回とても重宝している。良い。
ライブ対策グッズ
13年前にマンチェスターでストーンローゼズを見たときの衝撃が忘れられず怯えている。女が立ちションをし、ビールが空を舞い、地面は酔っ払いのこぼすビールでぬかるみ、日本人の思う治安など霞に消えるような野外ライブであった。だからわたしは今回あえて会場をロンドンにしたし、チケットもスタンディングではなくスタンドにした。それでもトイレと尿意と降るビールが怖い。
レインコートもゴミ袋も雨具ではなくビール避け。トイレは最悪むーさんの使わなくなったおむつを突っ込んだら時間を稼げるような気がして緊急用品としてお守りがわりにもっていく。
オタクにおなじみローソンのひとくち大福はこの季節まさかの「期間限定スイカ味」になっており、普通の味を探して2軒はしごした。わたしはあまりトイレが近い人ではないので気にしたことがなかったのだけど、餅が尿意を伸ばしてくれるのは有名な話らしい。消化に水分を要するんだってさ。
機内用ポーチ
あまり機内にいろいろ持ち込むタイプではないのだが今回は心配なので物が多い。はじめてアイマスクとネックピローを持ち込む。無印の「ふうっとふくらむネッククッション」簡単で携帯性が良い。最近また早朝覚醒や発汗の波がやってきて不調なので「命の母」を持参してみるシニア旅。元気薬アミノバイタルはタブレットを買ってみたのだけど、これがビックリするほどまずくて逆に元気がなくなるレベル。
雑貨あれこれ
あとは予備の雑貨など。自宅でマステを超使うので一応。あと各種袋も。お客さん用に買い置いてあった使い捨てスリッパがあってよかった。豪華なホテルに泊まるわけじゃないから、こういう細かい備品をちょいちょい持って行ってしまう。
外地でいつも果物などを買ってはナイフがない、カトラリーが欲しいと思うのを思い出して持参してみる。日本みたいにすぐにいろんなプラスチック備品をもらえたりしないからね。ビクトリノックスの万能ナイフを持っていくほどではないので、むーさんのIKEAカトラリー、ちょっと借りるね。
帰路パッキング
かつてパリからキロ単位でバターをリュックに入れてかえってきたわたしである。今回は割れ物を買うつもりもあるので緩衝材を用意周到に持参する。ひとりっぷさんが紹介していたポケットガムテは何か梱包が生じるようなときにちょうどいいなと買ってみた。ホテルで防犯にドアに貼るもよし。
なんちゃってジップロックバッグ
今回リストアップした持ち物一覧には「水モノ」と「機内バッグ」のマークがつけてある。水モノは出国時液体物制限、まとめてすぐに取り出せる透明バッグに出しとかないといけない。機内バッグは搭乗したら手元に置いておくために分けておくもの。
ロッチのコカドがミシンでつくってるジップロックバッグがかわいくて、手縫いでマネして作ってみたけど使うところがなかったやつ、ようやく日の目をみる。かわいいんです。
まじでかわいくね?コカドはサーフィンのときの備品入れにしているらしい。しょせんジップロックなのが気軽でいいよね。
そして、荷物おまとめの儀
今回は久しぶりのバックパック40Lに、せっかくなので買ったモノ運搬用の45Lぐらいの中サイズガラガラを持っていく。バックパックは7kg(!)になんとか抑えて基本的に下着から洗面用具からすべて機内持ち込み。ガラガラには最悪なくてもなんとかなるものしか入れない。
なぜなら、わたしは航空会社とヒースロー空港を信じていないからだ。信じられるのは手持ちの荷物だけ。マジで行き便からロストバゲージとかあったら嫌すぎる。ちゃんと扱ってくれるとも思ってない。
水と梱包材と7kgからあぶれた重さのモノだけ入れる
バックパックには7kg以内で出来る限りのものを。いつもの行動用トレイルリュックには機内備品を詰めて、そのままイン。お腹と背中でダブルリュックするバックパッカースタイルをやめてからはこの入れ子スタイル。
2つに詰めてからの
入れ子でイン!
そういえば次のときこうしておこうと思ったんだよな、を記憶から呼び起こしてアクセサリもアップデートした。バッグハンガーはフックがないときにいつも助かるし、大事なリュックはカラビナでロックする。ここで一番大事なのはロックどうこうより「俺やってんで」という姿勢を見せることなので、目立つ金色も大事。
バッグハンガー耐荷重重めのクリッパに新調した。
リュックのドローコードはダブルカラビナに付け替えまくってある
そんなわけで、ワーワー言いながらできました。久しぶりの過保護な旅セット。心配性になったのも、歳のせいかしらね。
以上、旅の持ち物一式でした。
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