うちの台所道具

あすなろのBENTO-BAKO(浅型)を買いました

先日行ってきた大阪・阪神梅田本店でのおべんとう催事で「輪島キリモト」さんが出店されていました。お名前はよく聞くけれど実際に商品をまとめて見られることってあんまり無いので憧れの眼差しで拝見しましたら、またこれがどれもこれもすごく素敵。

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特にお弁当箱、塗りの段モノは数万円と正直かなり張るんですが全体的に小ぶりなのがとっても可愛くて「ひさご(ひょうたん)形」なんかは二段合わせて600mlぐらい。正方形の小さなお重も宝箱みたいなコンパクトさで無理なく全部食べられそうなところも含めてとても魅力的。いいなあ。逆に昔ほどたくさん食べられなくなった今だからこそ欲しいタイプだけどいかんせんお値段が・・・!

そこでふと横を見ると、十分高価なのにちょっと手頃に見えてしまうお値段の白木のあすなろの弁当箱4タイプが。細長いタイプ(浅型と深型)は使っている人も多くて人気のお弁当箱。他に阪神梅田本店オリジナル別注サイズ2タイプがあって、去年の催事ではこのお弁当箱でチオベンを販売してたのでした。

ああ、どれもいい。わっぱと違う木地の色味がいい。そして何気なくガラス塗装されてて白木丸腰じゃないしいかにもウレタン塗装じゃないっていうのもいい(視点)。これはご縁、とばかりにその中でも1番気になったあすなろのBENTO-BAKO浅型(14300円)を購入してしまいました。

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社長の桐本さんがいらっしゃったのですがなんと在庫を出して広げてくださって、木目の狭くて丈夫な本体をチョイスして、それに合う蓋を選んでくださった。こういうのって見た目もあるし好みですけど、プロのお見立てで選んでいただけて嬉しかったな。

能登の方でヒノキアスナロが有名だとは知りませんでした。新品はヒノキチオールの香りがすごい。ハーブみたいな、ティーツリーとかみたいな、ハーバルなスッキリした香り。蓋もわっぱみたいにかぶせるのと違ってパチっとハマって閉まるのがちょっと新鮮。思えばちゃんとした木地の弁当箱って初めてだったかな。

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曲げわっぱって基本深い物が多いんですよね。だから浅い弁当箱ってすごく実は珍しい。この「浅型」は表記4.5cmなんですが内寸は実際3cmしかありません。容量も430mlでかなり少ないです。ちょ、ちょっと薄すぎたかもしれないけど(笑)多分これにごはんを入れて、もう一段深型を足して(スタッキングできます)おかずを入れるのがちょうどいいのだろうという感じ。家で軽くお昼に食べる用か、一緒におにぎり持参する用かな、この珍しい浅さにトライするお買い物です。これでお刺身出してる居酒屋もあるらしいよ。なるほどね〜

昔は見た目ばかり気にしてて、そのうち容量が気になるようになって、今はすごく高さが気になります。むーさんの子供弁当の影響もあるかな、深いと子供は取りづらいので浅い弁当箱のチョイスって私はいいと思うんだけどこれまた一般的な子供弁当も結構深いんですよね。それでむーさんにはsistemaというマニアックな保存容器を弁当箱に使っているわけなのです。

オベンターの方なら共感いただけると思うのですが、深い弁当箱って詰めるのが結構難しくって映えづらいです。わたしの弁当箱でいうと丸型の曲げわっぱ、500mlで容量はちょうどいいんだけど直径が小さくて深いのでいろんなものは入れられない。お弁当の深さとか形によっておかずの準備(切り方とか大きさ)も変わってくるし、実は「食べたい容量」「形」「深さ」っていう3つの要素のバランスと選択って難しいのよ、これが。すげえ細けえことを言いますけれども(笑)

ということで、スッキリクリアな浅型弁当箱が新入りとなりました。使うか使わないかはあなた次第なので(都市伝説)登場回数は未定ですが、いいのです。わたしはもうこういうのは「趣味」ということで割り切りました。可愛かったら買うのです。(キリッ

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