京都の花見〜二条城桜まつり、仁和寺
今年の京都の花見最終版。数日前に最後のお花見してきました。桜を目がけてわざわざ京都に来るというのはなかなか大変なことなので、サクッと見れるのはありがたいことだが、どこも平日なのにすごい人だったね！
二条城はライトアップがお好き
冬に金魚のアクアリウム展示を凍える寒さのなか見に行った二条城、今回もまたちょっとチャラめの香りがするイベントをやっておりました。ネイキッド(NAKED)という渋谷の映像クリエイションの会社がプロデュースしているらしい。
クラブかと
ピンク色に染まったお堀のライトアップの淵にずらーーーーーーーーーっと並ぶ入場待ちの人・人・人。開演直後でこの状態。チケット行列なのでサクサク進むけどそれでも券売機に辿り着くまで30分ぐらいかかったぜよ。
全部まるっと桜色
春休みのディズニーランドも真っ青
最初の見どころは入ってすぐの唐門のプロジェクションマッピング。門の上を鳥が飛んだり花びらが舞ったりしている・・・！キレイだけどなんか違和感あるよね。キレイだけど。そこからなんかゴウゴウと音のするライトアップされたお堀を横目に更に歩くと桜のお庭が。いやしかしあれだね、二条城のマイナスポイントは足元が砂利なので砂埃がすごいことだね。帰ると靴が真っ白。
渋谷の人が好きそう
ふーん、みたいな桜だまりに到着
こんなもんなのかしらね、とすっかり様々なスポットでの桜を見慣れて贅沢に肥えた目で思っていると、横を曲がったらあら！まあ！桜の街道が出現。しかもこの日は満月のブルームーンで煌々と光るお月さんとのコントラストがなんとも雅。背の高い桜がみっちりとトンネルになっている桜天井、ライトアップが白やピンクや紫に変わるというプログラム。桜の色わからへん。
一句詠みそうになる光景
なんかこうチャラいんだよな
金魚のときと同じく最後は露店でシメ。えっ！「いづう」出てるやん！思いきって1700円の鯖寿司を購入し（ちょうど「YOUは何しに日本へ」でいづうが出てたのを見て食べたくなっていたのだった）、冬に食べたのと同じ細うどんを食べる。みたらし団子が大行列、ステージでは沖縄民謡の生演奏、周りには桜がゴボゴボ、でなんかもう何がなにやらｗ
高いけどやっぱりうまい
いつもお世話になっていますおじさん
花よりうどんだよねやっぱ
イベントごとの多い二条城、まあこんなアプローチでの桜もあるよねってことで演出の凝ったお花見ってのもたまにはいいんじゃないでしょうか。ていうか、よく考えたらわたし一回もまともな二条城見てないな・・・！
遅咲きの仁和寺御室桜
よっ、待ってました。仁和寺では京都の春の終わりを告げる遅咲きの桜がついに満開に。ツイッター見てるといつ満開かすぐわかるからホント便利になったねえ。無駄足踏まずに済むので助かります。「仁和寺にある法師」by徒然草でわたしの仁和寺歴は止まっているので、桜の名所だとは知りませんでした。
立派な門だねえ！
ほんで思ったより広いねえ！
いろいろ春だねえ！
仁和寺はアクセスしやすくていいな。駅チカまじ卍。境内はお庭拝見コースと桜拝見コースに分かれており500円で簡易テントの受付を通って入場。右手には五重塔、左手にはわーっと名勝御室桜200本が一気に咲いてます。背の低い桜のせいかな、今までの場所と違う！なんか甘い、いい匂いがする！
御室桜ごぼごぼごぼ
桜をかき分けるように通路が
順路の中にはところどころに人だかりが。なんだなんだ？と見てみるとハハーンなるほど五重塔と桜のアングルなんだねー！お天気が花曇りでいまいちいい写真は撮れなかったけど、そうそうこれがCMスポットでもある仁和寺ならではの風景です。
御室桜の雲たなびいて
囲みアングルも人気あり
桜おばさん正直もう五重塔はお腹いっぱいであんまりありがたみなくなっちゃったんだけどもね。仁和寺の五重塔は逆に周りに桜ではなく同じく見頃のミツバツツジが満開で、とても鮮やかで素敵でしたよ。
逆に良い
ツツジと桜が同時共演
観音堂は工事中だけど、ぐるっと周ってお参りしてほどよい大きさのお寺ですね。とにかく背の低い桜が1か所にまとめてどーっと咲いているさまはなかなかの迫力。今年は随分早く咲いちゃったみたいだけど、遅咲きの桜が咲くと「ああもう若葉の季節になっちゃうんだな」ってメリハリがついて桜で浮かれた心にひと段落つくようだ。
気になるラインナップ
今年はたくさんの場所で京都の桜を見れました。他にも六角堂、本能寺跡、賀茂川、近所の公園などなど。京都の桜は「桜＋歴史的建造物」という特長が大きくあって、何度も言うけどブルーシートと冷えた唐揚げで桜にかこつけて集まる地獄の花見を全然見かけないのが個人的にとっても印象的だったわ。京都のスター桜めがけて花見に行くのも悪くないね。スターはやっぱりすごかった。
以上、京都の花見2018でした。ごちそうさまでした。
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