貸し農園日記〜夏の終わり、秋のはじまり
とってもとっても食べきらない夏野菜の時期を終えて、秋冬への準備が始まりました。凄まじい湿度と暑さの中、最後の収穫と後始末と種まきを超汗だくになりながら少しづつこなしているところ。むーさんはもう、手伝うどころか蚊がいる蝶が飛ぶと虫に悲鳴を上げるだけで足手まといなので、たったひとりで畑に向かい黙々と作業をこなす夏の終わりです。
8月上旬:エンドレス夏野菜
最初は自前の夏野菜に嬉しい悲鳴をあげていた収穫もさすがにこれだけの量が毎週つづくと苦行と成り果て、久しぶりに「大量消費」で検索する始末。茄子を美味しく継続的にいただくレシピをいろいろ模索しましたけれど、どんな野菜でも3ヶ月続くとまあ消化試合になるのは仕方がないですわな。
茄子の勢いがおとろえない
毎週核家族にこの量がやってきた
この夏は日課のように揚げびたしておりました。よくママ友にも食べてもらいました。アイコトマトは皮が固めだったので生食はイマイチで、結局とれるたびにアイラップに入れて冷凍しておき、あとでまとめて解凍したときに皮をずるむけにしてシンプルなトマトソースにしたりしていました。これは夏場の大量消費の知見を得た感。
この夏はずっと茄子を揚げていた
プチトマト全部ひとまず冷凍して備蓄
まとめてトマトソースの刑
8月中旬:枝豆とトマトのお片付け
お盆になるころには、枝豆とトマトが終わり。引っこ抜いてもう一度土を耕し、肥料を混ぜ込んで、サイズを測りながらうねをつくり、透明のマルチを張って日光でしばらく土を蒸し焼きにして消毒します。2メートル以上の高さに育ったトマトを切り刻んで捨てるのも大変、ガチガチになっている土をおこすのもひと苦労で、たった畳一畳分ぐらいの区画の準備なのに、まーーーーーしんどいこと!
片づけた第一区画にうねをつくる
透明マルチを張って3週間の日光消毒
8月下旬:そろそろ最後の収穫!
さて、第一区画が静かに次の出番を待っている間もピーマンと茄子の第二区画はまだ現役。ただしさすがに追肥をしても暑い夏の水不足もあってか実は小さく固めになっていくばかりで、収穫にもあんまり面白味がなくなくなってきます。ただ、それでもなお茄子は結構な大きさまで育つので揚げびたし地獄はつづいておりました。
だんだん小さくなるピーマン
茄子がしぶとい
最後の最後まで茄子が弱らない
この辺の茄子はもう次々に乱切りでベランダ干しからの冷凍、でお味噌汁の具材用パーツとして備蓄されました。干し物って冬のイメージだったけど、こうも暑いと夏場でもあっという間に乾燥するので困ったらトマトも茄子もきゅうりも干す!というのがこの夏に得た第二の知見でございます。
9月上旬:大根と茎ブロッコリー、はじめます
さて、9月になり第一区画は秋の準備。連休前に植えておかないと寒くなってからではうまく育たないんだってさ、せっかちだねえ。透明マルチを剥がしてもう一度耕し、黒マルチに張り替えて種まき(大根)と苗植え(茎ブロッコリー)をしました。大根は小ぶりのだと春まで3回ぐらい収穫できるんだって、連作できるもんなんだね大根って。うちは欲張りなので大型大根二種類を植えました。洒落たサラダ用よりもガッツリおでんに出来るぐらいの大根希望だよ。
黒いマルチをピーンと張って衣替え
茎ブロッコリー植えて、大根の種まいて
カバーして日除けもセットしてこう!
うちは冬自慢と聖護院のダブル大型大根に挑戦
1週間ほど目を離したすきに、茄子がもうあからさまに終了していて急に蜘蛛の巣が張るほどのカスカスになってしまったのでこれも処分。収穫の切り替え作業は本当に大変で行くたびに泥だらけ。ジム用に買ったヨガパンツが今年は「すぐ洗えて乾いて動きやすい」という素晴らしい畑仕事の作業着として大変優秀でした。
枯れたカスカスの茄子、ごくろうさまでした
畑いくたびにもう泥まみれ
さてさて、冬の収穫に向けて今度はどういう動きになるのやら。全然夏が終わらないので水も足りず日差しも強すぎるため、あんまり頻繁に畑に行けない身としてはスタートから不安だらけの第二期でございます。
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