今日の旅メモ 2017.9.3(中環と香港ディズニーランド)
朝食におかゆが食べたいというリクエストにお答えして近所のなんでもない喫茶店に入る。わたしは温かいドージャンとサンドイッチ、クオリティはともかく海老の腸粉も。ドージャンは台湾で飲むのより甘い気がした。結構何でも甘めかもな、香港。
塩味が悪くない
チャーチャンテン
蒸しすぎの三流腸粉
九龍散歩とスターフェリー
食後は近所の散策がてら散歩に出かけた。ああ、そういえば近いじゃないと思ってムービースターのあれこれが並ぶ海沿いのプロムナードに行って李小龍(ブルースリー)の銅像でも見に行くかと思ったら、あれ?公園の中にある。以前は海沿いの遊歩道にあったよね?
どうやら遊歩道あたりはガチンコで工事中のようであり、わりと今の所は跡形もなかった。グーグルマップでも銅像の場所は公園の中が正解のようなので、今後もブルースリーはここに常駐することになるのかなあ。数年前にはいなかった「写真屋さん」がお客をおだててはシャッターを押していて、妙に賑やかになっていた。
夜上海のXO醬を買いに行くが開店前、許留山も開店してるのに仕込み途中でオーダー拒否、と微妙にうまくいかない流れでスターフェリーへ。台風で海の荒れる中グワングワン揺れながら香港島サイドに到着。
セントラル散策
香港駅の周囲では歩道も地下道もスカイウォークも全部フィリピン人の女性が占拠中。数千人規模。昨日モンコックでも同じ光景を見たのでウィニー夫妻に教えてもらったのだけど、フィリピン人の住みこみメイドさんたちが週末のお休みにみんな集まるのだそうだ。段ボールを敷き、傘を立てて、まるで日本のお花見のような光景が広がっておる。寝てるひと、歌うひと、漬物作ってるひと、さまざま。
マンダリンオリエンタルのすぐ脇では巨大な段ボールに食料やぬいぐるみや洋服を詰めてパッキングし、発送する作業集団が。宅配業者もきてるんですね、突然現れる町のよう。はたからみると結構アレだけど、香港社会を下支えしているひとたちだからポリスも何も言わないのね。週末だけ、故郷の言葉でわーわー喋って楽しいだろうね。
さて、そんなカオスを尻目にこちらはマンダリンオリエンタルのケーキショップへ。ドアマンから優しい・・・いいよドアぐらい自分で開けるよ。高級ホテルは空気が違うね。ユニクロのシャカシャカズボンでごめんなさいね。
ケーキショップにはパンやケーキやチョコレート。いくらするのかわからないけどカフェもございます。お目当ての名物ローズペタルジャムは表には置いていなくって、店員さんに聞いたら奥の棚から出してきてくれた。あれ、日本人ぐらいしか買わないっていうやつでしょうか。小さい小瓶でも3500円ぐらいするシロモノ、奮発して大小を購入。実はローズってそんなに好きじゃないけど・・・さてどんな味がするやら、帰ってからのお楽しみ。
つづいて香港といえば旧イギリスですので、ということで英国スーパーMARKS&SPENCERへ行くのはマスト。地下のフードフロアは衣料品の片隅にあってコンビニサイズで小さいけれど、食品バラエティは一式揃ってる。ああ、ここの食料品だけでしばらく暮らしたいな・・・。
あいらぶマークスアンドスペンサー
なにこれかわいい超買う
ここではラムに添えるミントジェリーとチョコレート、くそかわいくてマチもがっつりある保冷バッグを購入。ああ、店ごと買いたい。ていうかイギリス行きたい。
お友達に教えてもらってた有名店でまたもワンタン麺のお昼。雲呑、牛肉、つみれの三種類の具があったので恒例の雲呑。海老のブリンブリンの雲呑でうまし。お魚のつみれも一口もらったけど、例の白い丸いやつではなくってなめろうをお湯に放り込んだような無骨な形、でも山椒?か何かが効いたスパイシーで食べたことのないつみれだった。うめえ。いったい何をどう混ぜたらこの食感になるのでしょう。帰ったら中華つみれの作り方を勉強したい。
テーブルに置いてあったお酢が赤くてアップルシナモンのような風味の不思議なお酢だった。天井近くに置いてあるあの瓶のやつだな、えーと大紅・・・チェック。大好きな油菜(茹で野菜)も食べれて満足満足。
中環はまるで新宿のようだね。有名店がたくさんあってショッピングには楽しそうだけど、トラムが走り人が多くてなんだか疲れちゃう。お目当ての乾麺屋などが軒並み日曜休みだったので、後日に回すことにしていよいよ念願の夢の国へ。
念願の香港ディズニーランド
電車に乗って20分ほどでつくディズニーランド。近い。近すぎてありがたみが薄いな。地下鉄からリゾートラインに乗り換える。例の窓ガラスがミッキーの形の列車がホームに滑り込んできた・・・けど、驚きのあまり瞬時に二度見した。「えっ?きたない!」「ちょ、なんか汚くない!?www」屋根には白く汚れが積もり、なんか全体的にボロっとしているディズニーリゾートライン。早速のネタ感にツボってホームで大爆笑しているのは当然わたしたちだけであった。
結構面白かったので後日記事更新するとして、果たして期待通り、香港ディズニーランドは微妙な、ギリギリのクオリティでホスピタリティが提供される遊園地だった。チップとデールの足取りが重い、キャストはあくびまじり、花壇のひまわりは枯れていて、木にはデカいトカゲが止まってる。ミッキーとミニーがだらーっと手をつないで現れたけど、えっ東京のミッキーってそんなことするっけ?なんだか俗っぽいのでまたツボに入っていた。
眠りの森の美女の方
結構顔がアジアっぽい気がする
形式はロサンゼルスとおなじ、入り口に花壇と鉄道があって低めのメインストリートがあって。広さは東京の半分くらいらしい。ワンデーパスを買ったら表紙がアイアンマンだった。ディズニーにマーベル。そんなことをされたら、日本人としてはもうUSJとディズニーランドがごっちゃである。
アイアンマンはスターツアーズ形式
トイストーリーランド面白い
雨で乗れなかったトイソルジャーのパラシュート
香港人も日本人も、お友達は「そんなに長い時間必要ないです」「超小さいよ」と言っていたし、昨日会ったベロニカに至っては「三時間で帰った」といってた(笑)けど、わたしは一日全然いれる!と思った。おかしいな。たしかに派手なアトラクションは少なくて、庭とか水場とか地味めで子供向きの物が多い印象。でも、この派手めアトラクションに関しては構成も演出もバッチリ!ではっきりいって東京ディズニーランドよりよっぽど面白かった。「やっぱ新しいもんは違うなー!」である。
はりきってTシャツも買って着た
オクトパスカード無くした
さて、雨で予定より早めに切り上げてきたもののふくらはぎはパンパン。地下鉄駅を上がると外は豪雨。しばらく待てばやむものの、降るときは勢いがエグい。ホテルで一休みしてから近所で火鍋を食べて、今回すっかり気に入ってしまったブルーガールビールを飲んで、昨日と同じくBodyzone Massageへ。
ここでおそらく浅めのズボンポケットに突っ込んでいたルームキーカードとオクトパスカードを落としたので電話をかけ、再訪したのだけど、同じく落としたポケットのガムしかでてこなかった。ああ、残金は200円ぐらいだったけどデポジット700円ごと取られたよー。くそう。全然英語が通じないので受付のひとにもヘルプを頼んで手を尽くしたけど、「懐にいれちゃってるかもね」と彼らもいう。ここは日本じゃないもんな。しょうがないので、ふて寝。