勝手に誕生日休暇2023〜伊勢神宮とVISON(ヴィソン)その2
さて、お伊勢参りとおはらい町ランチも終えて宿へ移動してチェックイン。リゾーティなバースデイナイトを過ごすならここでハイヤーでも飛ばして伊勢志摩観光ホテル、いや富裕層御用達のアマンリゾートアマネムにでも宿泊するところですが、ここはいつも通りの小綺麗ホステルで通常運行。
久しぶりに一律料金でないバスに乗り整理券を握りしめながら緊張
伊勢市駅前の宿〜THY GUESTHOUSE
伊勢市駅前って伊勢参りのお膝元ともあればさぞかし飲食や宿泊が充実しているものと思っている京都脳で来訪したのですがこれがそうでもない。三重県民の友人に尋ねると「いや結構さびれとるで」とのことで、意外と選択肢なくおしゃれホステルは一択でした。
駅からも外宮からも徒歩数分でよい立地
シンプルラウンジ。24時間常駐じゃないけどオートロックで出入りも安心。
チャリも1日500円ぐらいで貸してた。
お値段は女性用ドミトリー1泊コミコミ4500円(タイミングや割引によって変わります)。わたしの好きな安置所型(言い方)でわりと新しく清潔そうだったのと、女性用、立地の良さ、が今回の決めポイント。若い女の子が何人か泊まってたかな、みんなアジア人らしく静かに過ごしてて快適でした。これが外地だとそうもいかないわけだが。
いつも台湾の羅東で泊まった宿を思い出す、洞窟式ドミトリー。カプセルや二段ベッドみたいに軋みづらいのと、深いのでプライバシーが確保されやすいのが良い。
枕元の物入れと、コンセントは必須
こうなるのでマットレス横のこのわずかな隙間が大事なんですよ物置として
共用のシャワーと洗面所もきれいでした
他にも旅館みたいなゲストハウスとかはあるんだけど、新しいおしゃれ系ホステルはなべていろいろとシステマチックで無機質なのが好き。門限を気にせずいられるデジタルロックとか、チェックアウト必要なかったりとか、ゴミやタオルの使用済みボックスとか、人と話さず淡々と宿泊だけを遂行できるのが短い国内旅だと居心地よかったりします。
伊勢美し国醸造所でディナー&バー
誕生日の夜ごはんせっかくだからパーっと行きたいけど思ったほど選択肢が多くなく、どうやらこの秋にできたばかりのおしゃれスポット「伊勢美し国(うましくに)醸造所」を特技のグーグル検索で探しあて、夜20時ごろから遅めのディナータイム。「伊勢志摩初の飲食店併設アーバンワイナリー」ということで、醸造所に加えて窯焼きステーキ&ワインの店、バーなどがあって、イタリアン「オステリア イルモスト」はなんと1月6日にオープンしたばかりの出来立てホヤホヤ!
繁華街の角っこに急に現れるおしゃれ施設
二階のイタリアン「オステリア イルモスト」18時からコース営業だけど人が少なかったので早めにアラカルト営業してもらいました
シックなワインバーって感じ、まだピカピカ。ワイナリーのワインもちろんいただけます
本来なら21時過ぎから階下のバー内でアラカルト営業をされているところ、ご親切かつフレッシュな店長藤原さんにフレキシブルなご対応をいただきまして、レストランで適当に量と内容をおまかせでアラカルトメニューにしてもらいました。ワイナリーで出来た伊勢ワイン、フレッシュでどれも美味しかったなあ。せっかくなので、と少しづついろんな種類飲ませてもらいました。
前菜五種盛り
伊勢で獲れたイワシと菜花のパスタ
スパークリングも白も赤もロゼも全部スッキリ辛口で美味しかった〜
ちょっとバーの様子も見てみたいな、と思ったのでお食事後は階下に移ってもう少し。三重のウイスキー「神路」と、ワイナリーのオレンジワイン。カウンター数席プラステーブルぐらいの小さなバーだけど夜でも上のイタリアンのお食事がおつまみにいただけるし(なんならさっきの店長が階下でバーテンさんになってるし)地方で女性の入れるいい感じのバーを探すのって難しいことがあるので、お食事と食後の一杯が一度に済んで助かりました。
帰りはめっちゃ寒かったので小走りで帰宅。地方ならではの「夜マジで誰もいない感」を堪能しながら夜道を戻りました。それでも日本は基本的に夜道が危なくないからいいよねホントにね。
つづく。
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