山形〜仙台日記その1
久しぶりの遠征に出てきました。2009年ユニコーン再結成時のツアー初日以来、実に7年ぶりの山形へ。目的もホテルも当時と同じなので懐かしいことこの上無かった。東北はほとんど縁がないので、遠征はこの地方を狩りに行く貴重な機会。
米沢のホームに牛
西口の空き地ぶりが変わってなかった
到着して、さーて何食べにいぐべ〜と焼肉・冷やしラーメン・蕎麦などをお腹と相談した結果、暑いので「一寸亭」さんの冷やし肉そばを食べることに。あ、オススメローカル店などの情報をくださった読者さま、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
たぬきがいる普通のお蕎麦屋さん
おいしい油のキラメキ
鶏の味がする・・・!
訛りのほっこりするタクシーに乗って着いた人気店。肉蕎麦といえば関西の肉吸いみたいな牛薄切りがイメージなんですが、こちらでは甘辛く炊いた鶏ももがオンされている。そして、ほどよくちべたい。不思議だ・・・鶏ガラスープみたいな味がするけどダシの味もする・・・。決してラーメンの麺が蕎麦になっただけなのではないのだ。蕎麦湯を入れて飲んだらもうそのまんま中華定食の鶏スープみたい。蕎麦とラーメンの間に存在する山形ローカル独特のミクスチャー、とっても美味しくいただきました。
さて、一旦戻ったホテルで眠気と戦ったのち、いざライブ。山形総合スポーツセンターまでバスで20分。出店やグッズ販売もあったけど、私はもう「テンションで可愛くもないグッズを買わない」「いずれ寝間着になるバンドTはもう禁止」「いや、バンドTで寝るのも女子としてナシ」と20年かけてようやく学んだので、記念ビールだけを購入。
これでもかってぐらい晴れ
よく冷えて美味かったアベドンビール
チーム氣志團の企画力が素晴らしかったライブ
ビールは月山ビールを阿部さんの曲を聞かせて発酵させました、というノリ系グッズ。キンキンに冷やされて保冷シートにくるまれているのに『会場内で飲むの禁止』と開栓もしてくれないという訳のわからない仕様だったけど、そこは販売上の義務ってあるもんねと既読スルーして柱の影で飲んだ。コンクリートの角で開栓を試みるも、思いのほか月山ビールの蓋は固い。そこで隣にいた飲酒中のお兄さんに尋ねると、地べたに座ってベルトのバックルで開栓してくれたのだった。「暑いから飲みたいですもんね〜!」ふれあい、たすけあい、やまがた。
まだまだつづく
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