今日の旅メモ（手天品、楽田麺包、慶城海南雞飯、不老松）

14:00 すっかりまったりしながらブログを書き終えて再起動。公園にはパパ2人のゲイカップルとおぼしき親子もいらして、実際けっこう沢山カップルを見かけるのは台湾ではパートナーシップが認められているからだろうね。京都でも大勢旅行中のカップルを見かけるんだけど、なんか日本人はそこに差別的な攻撃を持ちかけたりしないので過ごしやすいって聞くよね。

「手天品」へパイナップルケーキを買いに行く。ヨンカンジェのお散歩は楽しい。所々に大きな木があって、テラスや中庭のあるおしゃれなカフェが所々に見えて、空気中の水分が多い感じが良い。何より晴れてるっていい…季節がいい…

手天品、相変わらず見た目も中も素朴な店舗。くるみもプレーンのパイナップルケーキを3つづつ買って250ドル（1150円）、マーガオ入りのも買ってるから冷凍しておーこうっと。コロナ禍のときに一度通販したけどもうやってないんだよね。次に食べられるのはいつになるやら。

おひとつ200円ぐらい

重い。これ帰りポケットに隠して帰ろう

さてあと残りのタスクはなんだっけな、とメモを見返していたら今回の地図リストにピンしてあったチェーンパン屋「楽田」の支店が近くに！近くに来たら気づくようにすべての支店をあらかじめピンしておいた甲斐があった（執念）ユーバイクでサクッとパン屋まで。

楽田麺包屋(パン屋) 古亭門市店。あーこれこれ…この全部薄甘そうな生地の感じ…昔ハマったポメロとアールグレイのパンは無いけど、代わりにねぎパンがあった！よし！人気ナンバーワンのいかにも美味しそうなチーズパンと、ロンガンと紫米のぶどうぱんも買ってみた。支払いが現金かヨーヨーカーのみ、そろそろ残金を考えた手持ちのやりくりが難しい！パンは明日の朝食に、願わくば一個ねぎパンを家まで持ち帰りたい。

どこにでもあるわけじゃないから多分HOKUOみたいなスタンスだと思うんだよね

もっと食べたかったなあ

次にヨンカンジェに戻ってあの味をもう一度の「天津蔥抓餅」。もちろん台湾バジルとたまごのやつ45ドル（207円）。…あれ？あんまり美味しくなくない？味が落ちたか、それとも美化しすぎたか。どちらもありそう。いまいち味気なくて昔ほどの感動がなくなっちゃったな。ずっと食べたかったから寂しいけど、何年も来てないとこういうこともあるか。

なんかおもてたんとちゃう

中途半端に時間があるので自転車で近所の「大安森林公園」でもひとっ走りしようかとユーバイク。何回乗るねん。しかし行ってみたら中は自転車禁止とな、残念。周囲の自転車道をぐるりと一周して、気になってたマッサージ屋さんを予約し、ユーバイクで帰宅時の復興北路をがんがん北上。

ユーバイクのコツ、地味にある。まずステーションのわかるアプリはマスト。大通りは自転車道が整備されてるゆったり広い道ならいいけど、車通りの多い道はもう自転車も路駐バイクもウーバーイーツもタクシーも路肩でぐちゃぐちゃになってるので道路に出なきゃいけないことも多くて危ないし難しい。全然まっすぐ走れなくて疲れる。京都と一緒だな、やばかったら一本中に入って危険を回避…。右側通行であることにも注意が必要！

101見えた！嬉しい！おーい

こんだけ並んでると圧巻の大型ステーション

ああ、つかれた…南京復興駅近くでスタバに入る。台湾ってお茶文化が濃すぎて、カフェ検索するともう山ほどテイクアウトの店が出てきて結果的にちゃんと座れる喫茶店見つからない、ってパターンある。スタバが目立つし座れると思うと早いんだ…ソウルだったら逆にカフェだらけなんだけどね。アイスブラックティーを頼んだらみたことないコップで出てきた。ひと口飲んだらブラックのはずなのにそこはかとなく甘い…ああ、台湾。そうなんだよ無糖なのにうっすら甘いのあるあるだよね。帰り際に楽田のパンが潰れそうなので入替用にとスタバで1ドルでビニール袋買いましたら結構しっかりしてて良かった使える。

そして最後の夕飯は「慶城海南雞飯」。あんた昼も夜も鶏かよって話だし、台湾まで来てカオマンガイかよという話ですが、台湾飯インスタグラマーかなんかの投稿見ててすごい行きたくなっちゃって。人気店でひっきりなしにお客さんが来る店とやらで、しかも土日休みなのでチャンスは月曜だけ。ほほう！

いざ向かってみると庶民の雑然とした店かと思いきや結構新しいどシンプルな店内。モスバーガー？メニューは２つだけ、野菜アリかなしか。野菜なしだと95ドル（437円）。ささーっとお金払って隣の窓から受けとってタレ2種と鶏スープはセルフサービス。あーこういう系なのね！サクッと残業メシみたいなシンプルなね！

ちょっとおもてたんと違うなーと食べてみると、たしかにちゅるちゅるの鶏もも、ネギ塩だれと辛味噌だれ、鶏スープで炊いた長い米、悪くないんだけどやっぱりわたしはここに青唐辛子とかパクチー欲しいわ…！という感じ。クイックディッシュとしてはお値段も早さも内容も優秀なんだけどわざわざ観光者が行くこともないかな。

今回なんか水餃子もマンゴーも豆花も食べずに終わっちゃってなんか…食に関しては夜市以外マジでイマイチだったな…ふと押し寄せる悲しみ。Googleマップでもレビュー高かったのに、バズり飯と一緒でなんか人の評価って難しいよね。まあいいか…ユーバイクいっぱい乗れたから…（そこ）

18時、ヨーヨーカーが残り38ドルになったのでやむなく100ドルチャージして南京復興駅から大安駅へ。これでほぼ手持ちの現金無し！もう道端で何か買う予定もないのでこのまま電子マネーとクレカでしのげるとは思うが…。

予約しといたマッサージ店「不老松足湯台北信義行館」で豪華な締め。足ツボ40分800ドルと角質取り500ドルのセット。正直ちょっとお高いので角質取りだけで結構、もしくは首肩20分コース500ドルとのセットが良かったのだけどまあそんなわけにはいかず、時間予約するなら足ツボコースプラスオプションじゃないとダメっす、とのことでやむなく豪華版。まあでも少しお高い程度なので普通に若い子がたくさん来ています。

ここはとにかく施設が大きくてキレイ。わざわざ来るだけのことはある。CA時代から散々海外でマッサージしてきて、正直もうあの陽気なおばちゃんにせっせと連れてかれて、ビニールのソファ座って人んちみたいな空気感とインテリアの中でなんか居心地悪いけどまあ安いしいいかみたいな足ツボマッサージやるの飽きたよね…ちょっと払っても施設のクオリティ高いところ見てみたいなって思ったのよ…たまたま見つけてビジュの良さに予約してみました。

見た目のわりに受付が英語も日本語もぼちぼちで若干手間取ったけど18時半チェックイン。最初は和風のエヴァンゲリオンみたいな足湯ゾーンに座りまして、するとエキゾチックな中野英雄みたいな37番先生が出てきてあたための間に首肩を揉んでくれる。そこもやってくれるんだありがたい…！

どうやら角質取りには免許がいるのか誰でもできる施術でないので先生がいないとダメ。こないだ行った足ツボでもそうだった。飛び込みでできることは少なそうだから先生の在所時間で事前予約しなきゃダメですな。

これはゼーレの足湯

終わって暖簾をくぐり足ツボソファゾーンに移動。ほら全然違うよ…おばちゃんがゴワゴワのピンクのタオル出してきたりしないよ…薄暗くて涼しくてモダンインテリアで、何より座ったソファの深さと心地よさが違う。バフって感じだもの、座ったらバフっ。

37番先生はおもむろにフロアライトをセットして角質取りスタート。少しづつ真剣な眼差しで削ってくれて、わたしのカチカチの親指横や足底が薄くなっていく。ガサガサで靴下が引っかかるかかとも…思ったよりずっと丁寧で怪我のないようにやってくれました。日本で気軽に角質ケアしてくれるとこってあんまりないから電動の買ったりするんだけど、手でやってくれるのは違うわ。30分弱ですべすべに。

続いて40分足ツボマッサージ。角質ケアの免許先生ですからそれは丁寧ですとも。これは適当なおばちゃん足ツボ屋に入って短絡的に目的を達成するよりも、リラックス体験として得られる効果を考えたら多少お高くても価値あるな…最後に玄関横のテーブルで真っ黒なハーバルゼリーいただいて終了。これで1時間半1250ドル（5760円）かあ、初日のおばちゃん足ツボ30分500ドルと比べたらコスパが比較にならん。昔は安い安いと毎日マッサージしてたけど円安でもうそうも行かないし、この歳だからちょっと支払ってもクオリティ優先するの大事だわ〜！

さて帰りますよ。大安駅から台北駅に地下鉄移動、マッサージの魔法が解けそうなほど遠い桃園MRT駅まで歩いてリュックとお土産袋をピックして夜の桃園空港第二ターミナルへ。台北のこのブワッと蒸し暑くてたまにクサい空気の感じ、またしばらくご無沙汰かー寂しいなー

9時半、本日のお宿にチェックイン。
おお、久しぶりになかなかのクオリティ！お値段高いだけある！数時間しかいないけど！

桃園の空港ホテル、いいぞ！

今日の執筆風景はこう

帰るだけの明日に続く。

-そうだ、また台北いこう