今日の旅メモ(日曜朝の早餐探し〜世紀豆漿)
湿布ガンガン貼ってヘトヘトで寝落ちしたのに朝6時前に目が覚める悲しきお母さんの体内時計。二度寝して7時半。それでもまだ部屋が真っ暗なのでコソコソと着替えて準備するがベッド仕切りのカーテンの金具がうるさくてホステルの良し悪しってこういう細かいとこやねんな、と思う。やっぱり安置所式の方が好きだ。
アミノバイタルをドーピング、日焼け止めを飲み、今日の下調べなどしてたら9時。だいぶ遅めの出発になったけどひとまず早餐店だ!
で、外に出たら道路ぐっしょり。雨が降ってどうやら終日曇り空。今日は天気がいい前提で組んでたスケジュールだったので一気に詰んだ。むう。しかもいざGoogle マップ片手に歩いてみると、日曜日の朝で朝食屋さんがやってない。そうかあの手のお店って基本的に平日の朝だけなんだ。それでも「営業中」ってGoogleマップに表示されている朝食屋さんを見つけて向かうとやっぱりやってない、というがっかりが2、3軒続き一旦エリアを移動すべくユーバイクで雙連まで移動。逆にここで観光客に1番人気のある有名朝食店「阜杭豆漿」に行くと言う手もあるけど、場所が台湾駅の向こう側で、なおかつどうせ最低20分ぐらいは並ぶんだろうから、それが嫌なんだよねえ。
朝から小道を歩きつづける
以前食べに来たことのある雙連朝市横の「世紀豆漿」やってた!観光地だけあって流れ作業がすごい。日本人もいっぱい来るので、翻訳メニューと注文用の紙きれをじゃんじゃん渡してくれるんだけど、内容がカタコトすぎてどんな料理か余計わからんクオリティである。普通に漢字で見た方が早い。
古めのビジュアルの方が美味しそうだよねなんとなく
ゆっくり選んでいるひまもスペースも無い
とにかく大勢のおばちゃんたちに大きな声で急かされるのでババっと考えず注文。おなじみの鹹豆漿あんまり食べない派なのでいつものように甜豆漿と蛋餅(ダンピン)と台湾おにぎり飯糰(ファントァン)と、ついでに勢いで切り干し大根のたまごやき菜脯蛋(ツァイプータン)。
いつものように素朴すぎるイートイン部屋の隅っこに腰掛けて、日本人団体観光客の楽しそうな話を小耳に挟みながらいただきます。まさかドージャンががっつりボウルで出てくると思わなかったので(だって前に来た時は絶対紙コップで出てきた)思わず二度見した。
読めば読むほど何がくるのかわからないメニュー
切り干し大根はどちらかと言うと、割り干し大根の漬物という感じで食感はいいけどちょっとたまご焼きすぎであんまり美味しくなかった。おにぎりもオリジナルのまま、特に具を足さず頼んだらいまいちパンチにかける。過去に朝食のおにぎり専門店なんかで食べたやつはしっかり味のバランスが取れていて本当においしかったので、口が肥えちゃってたか。ただし、台湾おにぎりの1番の魅力であるもち米は固さが絶妙でやっぱり美味しかった。ダンピンはチーズとかハムとか足さないとダメだったな、シンプルなままで美味しいところもあるんだけどなー。
見た目でまずシンプルすぎたなと後悔した
でもアジアのたまごやきってよく焼きだよね
家でもこんなんしたら一生皿洗わんで済む
要するにすごく微妙なチョイスをしてしまったので、日曜朝の台湾朝ごはんは今後シンプルに有名店に頼るか、客の多い道端の屋台で未知のメニューにトライすべし!まあでもこれで120ドル(550円)だしヨシとすべ。
さて、今日どうしようかなとなんやかんや検索していると、自分の過去のブログにたどり着いて思わず読んでしまう。面白いじゃないか。私が書いているので、私の知りたいことが書いてある(笑)もはや記憶にないけど、過去にはこんな朝ごはん食べていたんだなと台湾の街角で自分の台湾日記を読み返す。朝10時半。
雙連朝市は変わらずいつものかんじ
今日はホントは基隆行こうと思ってたんだけど曇りとか雨の日にわざわざ海沿いの街行きたくないんだよなあ。でも天気予報を見ると明日はさらに下り坂で雨予報。せっかくなんで行っときますかね。
むーさんに電話すると「はやく帰ってきて」「それはタイワンか?」と引き続きニヤニヤしながらリクエスト。それに答えたりなどしていると、ハリーポッターの動く写真のお母さんってこんな感じかなと思う(違うよ)
地下鉄で台北駅まで。久しぶりの暗い台湾鉄道ホーム。どうやらネットによると基隆行き特急はかなり本数が少ないらしいので鈍行でまったり行くことにする。所要時間47分、電車もキレイだし台鐵便當食べるわけでもないので電車旅というよりまあちょっと遠出するくらい。この間に写真の整理とブログ書き。
旅行に限らず思い出整理というのはあとで書こう整理しようと思って放置してると、勢いと情熱が覚めてしまってからでは全く進まないか最終的に頓挫してしまうもの。「今日の旅メモ」は最初は全くそんなつもりはなかったけど、その日の終わりに少しづつ無理して書いておくことで、あとで大量の作業をこなす必要なくリアルな思い出が残せるから結果的にすごく良かったと思ってます。毎晩すぐに寝れないの地味に大変だけどね…。
電車に揺られながら、後半に続く。