今日の旅メモ(基隆廟口夜市、インスタライブ、カルフール)
11:58 基隆(キールン)着。
駅から出ると港と開けた空と船が見えて、ああ神戸ねと思った。あのめちゃくちゃ高いビル三宮の阪急やな。山の上にあるハリウッドもどきの「KEELUNG」サインを写真に撮り、駅前の海洋広場のベンチに座り込む。潮の香り。基隆はクルーズ船の寄港地でそこの百貨店で乗客は色々買ったりするらしい。
鈍行列車で基隆に到着
あれ阪急のビルやな
キールンサインよりスシローの方が気になるパターン
やっぱりこういう港町に絶賛曇り空の下やってきたのは間違いで、地図を見渡してもこれといってめぼしいものはなし。海のほうの公園のレビューも「晴れた日に!」だし、映えスポットのカラフル舟屋見るためだけにバス乗って移動するのもしんどいし。座って考えてたらここにきてアミノバイタルをも凌駕する疲れがどーっと湧いてきてぐったり。体力落ちてんなあ。
急遽、港近くのカフェ「橡果咖啡 ACORN COFFEE」に入り、LINEペイで140ドル(640円)のマルコポーロブラックティー。マリアージュフレールこの値段で飲ませてくれるのか。台湾は狭くてレトロでアットホームなカフェが多いけど、わたしは天井高めの余白多めなところが好きなのでこのカフェは広くて静かにこもれる雰囲気でよかった。
台湾随一のグルメ夜市と言われる「基隆廟口夜市」で好物のイカや練り物を食べ歩き、お腹を満たしてとっとと帰りたいところだけどもはや腹も減らない。歳とって胃が小さくなると楽しみがひと回り小さくなることをしみじみ思う。充電しながらまったり時間つぶし。まあ、こんなこともあるわ。
13:50、1時間しっかりお茶して再起動。昼もやってる基隆廟口夜市へレッツゴー。ここでインスタライブやろうかなと思ってたけど無茶しなくて良かった、100メートルほどのストレートにぎゅうぎゅうに店が詰まった圧縮型コンパクト夜市であったわ。いやあ、なかなかの迫力!そぞろ歩きの夜市じゃなくて、いろんな屋台をガンガンくっつけてひとかたまりにしたみたいな作り。みんなそれぞれのカウンターで湯気をあげながら食らいついていて、なんか活気と美味しそう感がすごい。
夜はこの黄色い提灯がつくらしいので相当バエると思います
まずは昨晩も晩酌で食べた大好物台湾ソーセージの人気店「世盛一口吃香腸 」、炙ったひとくちサイズの香腸をバラで買えるという一人旅には願ってもないありがたみ。三個だけ買って24台湾ドル(110円)「ガーリック?」イエス。生のにんにくを薬味にガリっと一緒に食べてああ美味しい。
次は「花枝焿·大麵炒」イカスープと焼きそば。狭いカウンターに座って一個づつ注文、ひっきりなしにテイクアウトの人がやってきて大繁盛。イカのつみれみたいなギザギザの具、パクチーといかにも台湾なスパイスの効いたスープ。焼きそばは蒸し麺で、ツルツル丸麺にニンニクがつん、味変で唐辛子や烏醋。もうこれぞ台湾の醍醐味って感じでめちゃくちゃ美味しかった!お値段合わせて75元(346円)とは…家の前に欲しい…
ニンニクづくしで若干アホになった口で調子にのってさっき大行列してたもう1店舗。「營養三明治」はあつあつの揚げパンにゆで卵トマトきゅうりハムを自家製台湾マヨネーズソースでトッピングしたサンドイッチ。生地がまた薄甘い…薄甘くてもちもちしたパンに弱いわたしにどストライクだよ…あの台湾ドーナツの系譜が感じられます。こちらもまた60ドル(276円)と格安。なんだろうなあこの手の生地のうまさ。
まだまだ他にも食べたいものあったけど後ろ髪引かれつつ打ち止め。どれも人気店だけあってしっかり美味しかった〜海辺の夜市のオリジナリティがあって他にも鰻やら蟹のスープ、おこわに浜焼きとラインナップが他の夜市とちょっと違う。基隆のグルメ夜市、フードコートみたいな狭さだから回りやすくて食べることに集中できるのがいい。結果大満足であった。天気のいい日に海浜公園とセットで楽しめたらよりベターだね。
このサブウェイ緑すぎん
こっちの子供自転車ケバケバしくて可愛いなあと思ったけど
あかんしまじろうがいた
マスクもここまで派手な色だと一周してすごい可愛い
えーぺっパピッグの歯磨き粉あるのかわゆ
16:15台北駅着。電車遅くて結構時間ロス。ついでに懐かしの台北駅大ホールを見にいったら脇におしゃれなサンドイッチ屋の洪瑞珍(ホンレイゼン)が出来ててどれもコテコテしてないシンプルな三角形が美味しそうだった。日本にも出来たぽいけど、こっちで薄甘いパン食べる限り絶対出来上がるものは違うんじゃないかと思うんだけど、どうなのかしら?
ふと見ると、人通り多い通路脇で公開処刑みたいになっているエキナカスピードマッサージを発見。なにせずーっとiPadと水ボトルが入った貧相なリュックサックを背負っているのもあってか首肩がバリバリなので、駅のWi-Fiを捕まえながらわざわざ20分待ってトライしてみる。これはこういうものなので羞恥心など微塵も感じない、というのは嘘だが通行人はわたしのことなどさして気にかけていないのですから。わたしは石。まあそんなめちゃくちゃ上手じゃなかったけどこれで20分300ドル(1380円)なら、よしとするか。
わたしはここで揉まれた
少し時間があるのでロンシャンスーにいくことにする。なーんかずっと龍山寺行きたい気がして引っかかってたんだよな、別に信心深い訳じゃないけどそういう時は寺に呼ばれたと思っていく方がいいんだと思う。ロンシャンスー好きなんだよね。いまだに台湾のお参りの仕方は全然わかんないんだけど(住所名前は日本でも全部言うようになった)このお寺は本当に綺麗だなあと思ってただ眺めてるだけでも癒される。
ロンシャンスーってほんとにさあ
どこを見ていてもさあ
綺麗だよねえ
台北駅には電車で戻ることにした。夕方の時間帯は車も人も多いので下手に自転車に乗ると事故りそうで怖い。台北駅から宿までの短距離を自転車で移動。もうホントにユーバイクさまさま。これからは宿の近くにユーバイクのステーションがあるかどうか、も結構大事な条件かもしれない。
さて、サクッとインスタライブに向けてガソリンを注入すべく「Mikkeler」で台湾ローカルブルワリーのグアバビール。軽くてフルーティ、酸っぱくて美味しいんだけどおすすめされた梅パウダーをかけたらなんかこれであってるのか?という感じだった。台湾の人、すぐフルーツに梅パウダーかけるもんね。ここの建物も素敵な古いビルで1階は立ち飲みだけど2階のテーブルエリアはモダンで綺麗だった。確か渋谷の端っこにもミッケラーあったよね。それにしてもクラフトビールなのはわかるけど軽く1杯で1600円とはこれいかに。びっくりしたよ。それだったらわたしハイボールの方が良かったよう。
さて、そしてインスタライブ。
100人以上の皆様にご覧いただきありがとうございました。もっとキラキラごちゃごちゃした台湾ぽい景色があったほうがいいかなと思ったけど基本的にどこ行っても夜わりと暗いんですよね・・・あと手ブレしないジンバルとかも持ってないのでクオリティが低くてどうもすいません。18年目、今度ともどうぞよろしくお願いいたします。読プレのビニール袋、いくつか買って帰ります。
そしてそのままチャリで深夜営業しているカルフール信義店、の前に、はす向かいにあるスタバ保安店。ここは確か以前行った時にブログにも書いたと思うんだけど赤レンガの歴史的建造物にあるリザーブ店舗のスタバで、外だけでなくて中もクラシックでとっても素敵なのでぜひお勧めしたい。世界一美しいスタバとかいうドバイのイブンバトゥータモールのスタバも行ったけど、絶対こっちの方が素敵。インライのコメントで教えていただいた台湾スタバ限定の網バッグを早速見に行ったら随分立派でびっくりしちゃった。取手もちゃんとした布で網もしっかりしてて、別物だ。うーん600ドルか〜3000円は厳しいな〜
カルフールではもう液体物が買えないという時点で全然買うものがない。結構カルディに入ってきてる調味料も多いし特に欲しいものがない。わたしも大人になったものです。ふと思い出してフルーツ売り場を探したら!あった!レンブー!蓮霧(ワックスアップル)シーズンはこれからなので見つかって嬉しい。相変わらず薄い梨みたいな印象の薄い味でシャキシャキ食感だけがとりえみたいな果物だった。ついでにオーガニックのバナナも美味しそうなのでゲット。ハワイで食べた夢のようなバナナ(今のところ人生一うまい)には及ばずとも意外とあっさりしててクリーミーで美味しかった!ちなみに探していた干豆腐ですがどうやらスーパーとかであんまり売ってるものじゃないらしいのでもう業務スーパーのやつでいいかなと思いました。
子供の弁当箱コーナーを見るようになった
ぺっパピッグのお弁当箱あるのー!でもこれ台鉄弁当のサイズだから子供向きじゃないね・・・
着々と希望タスクを消化して明日には全部完遂できそうだ。いよいよ明日は事実上の最終日。腰が痛いねえ!三日目の旅メモにつづく。
ちなみに今晩の執筆風景はこう
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