旅に出る前に(GoogleフォトとGoogleマイプレイス)
今回は準備する時間が全く無いので仕事の合間を見て出来ることから着手するしかない。4泊のパッキングぐらいなら15分あれば出来るけど、どうにもならないのが2点。先にこれやってます。ITリテラシー高めのお話。
- iPhone容量の確保
- Googleマイマップ作成
今回はSNS投稿が控えていることもあっておそらく大量の写真や動画を撮影するので、iPhone容量は十分に空きが欲しいところ。ということで写真をぜーんぶクラウドに移動することにしました。
iPhoneの写真をGoogleフォトに移行する
貯めに貯めた1万枚を超えるiPhoneの写真が実に容量の三分の一ぐらいを食っていた私のiPhone。ひどい。しかも、旅行にカメラを持っていかなくなってから容量の食い方がつとにひどい。旅の途中で「容量いっぱいになりました」はマジで避けたい。
ということで、iPhone内の写真はすべてGoogleフォトに移行することに。かなり高解像度のまま無制限で画像を保存してもらえるし、Googleフォトアプリの使い勝手は非常に良いし、評判もすこぶるよろしい。もっと早くやっとくつもりだったんだけど、よい機会でした。
しかし初期バックアップ(これまで貯めた画像を全部クラウドにアップロードする)がWi-Fiで写真1枚に付き5秒ほどかかるので1万枚を超える画像をすべてiPhoneからキレイさっぱり消して容量を増やせるようになるのは・・・出発までに間に合うかな・・・。
つぶやき
それにしてもここでカメラ性能の上がったiPhone7 Plusを買えてないのがひどく残念。今回からキャリアを卒業してSIMフリーに、更に海外版(シャッター音が鳴らないので)にするつもりだったのに、フタを開けたらiPhone7からFelica(お財布ケータイ的なやつ)が搭載されたせいで海外版は日本で使えない的な事情になってしまったようだ。ああ!もう!もう!
ガイド本いらず!Googleマイプレイス
基本的に旅先にガイド本は持って行きません。もはや完全スマホ派、地図は100パーセントGoogleマップ頼り。(北京みたいにそもそものネットインフラに大いなる不安がある場合は、最終手段として持って行ったけどね)
その理由としては、こんな感じ。
- かさばるし重い
- 不要な情報まで持ち歩きたくない
- 日本人ってすぐバレる
スマホのバッテリー持ち歩くのも重いじゃん、という説もありますが統一されてないサイズの本、例えば「るるぶ」と「ことりっぷ」を持ってあるくのはなかなかに大変です。場所によっては防犯の意味でも絶対に日本語の書籍を開きたくないときも多々。特に女性の一人旅ならなおさら。私がiPhoneのリンゴのマークをガムテで塞いで持っていくのもそれに近い。(ソウルのような都会でも「それ新しいiPhoneですか」って見知らぬ人に聞かれたことが何度かあるよ、意外と見られてるんだなーと。)
Wi-Fiの切れ目がわたしの切れ目、という説もありますが昨今なかなかそういうこともなくて、サハラ砂漠の入り口でも通じたくらいなので速さはともあれモバイルWi-Fi(または現地SIM)があれば何とかなるもんだと思います。電波が無くなったときは・・・それはそれで何とかなるもんだ!
自分だけのガイド本をつくる
とにかく旅先では無駄なく動きたい貧乏性の私は、いつものGoogleマイプレイスづくりが今回もキモ。観光地、興味のある場所、宿、レストランなどピンを刺しまくって自分だけのGoogleマップを作るわけです。図書館で借りてきたガイド本で気になるところも抜粋して全部ピン!なんかあればとりあえず写メ!営業時間やHPアドレスや所感はメモ欄にコピペ!いわゆる「自炊」ってやつに似ているかな、ひとりデータ化です。
例えば過去の台湾。
あのときにピンした店、その半年後にピンした場所、など一目瞭然。レイヤー分けできるので同じ国に何回か渡航するときはその都度別のレイヤーでピンしておくと、表示非表示もできるし、「あのときこの店行ったな」と思い出にもなります。私の場合は、黄色は食事系(黄レンジャーの名残り)、ショッピングはピンク系みたいな色分けもします。アイコンのデザインも選べるし色も選んで設定できます。
これを踏まえて今回タイの有名どころなどをピンすると
いつのまにかアイコンのデザインがシュッとしたな。行くかわからないワット・ポーや王宮なんかもピンしておこう。まずこれをやってから行動をスケジューリングすると、動線に無駄が減るので、同じ地域に二度いくような手間が減るんですよね。(A型気質)あと、ちょっと時間あるし近いから行っとくか、みたいなこともできる。もちろんGoogleマップで経路検索もできます。
オフラインでも現在地がわかる
このマップでありがたいのは、例えば電池切れや機材の不具合でWi-Fiが使えない場合、ネットにつながっていないオフラインのときにも現在地がわかるところ。ああ!もう電池ない!ここどこ!わたしもう駄目アル!死ぬアル!と路頭に迷ったときでも、あーら不思議。Google先生はどこにいるのかちゃんと教えてくれます。ホントに助かること沢山アルよ。
あとタクシー運転手がちゃんと適正なルートを辿っているか確かめたりもします。経路検索を何気なく見せて「Google先生が付いているんだから、わたしからボろうとするんじゃねえぞ」という無言の圧力をかける。いや、これは日本でも同じだな・・・!
あんまりメジャーなやり方では無いかもしれないけど、一度やってしまえばこんなに見やすいものもないので是非オススメしたい。これはもちろん海外だけじゃなく国内旅行でも役に立ちます。やたらスポットの多い京都とかね。いつか行きたいところの地図を作っておいてもいい。遠足と一緒で、準備しているときが一番楽しいよねー。
記憶は蘇る
ここに来て、15年前のバンコクの思い出がふわーっと思い出されてくるのが不思議。空港の湿った匂い、「クラッシュアイス怖いわ〜」と思いながらも大好きなスイカジュースばっかり飲んでたこと、ホテルランチでトムカーガイを食べるのが楽しみだったこと、先輩に連れられてパッポン通り近くの行きつけマッサージに行って大いびきをかいて笑われたこと、伊勢丹はブラジャーが安いと有名だったこと、伊勢丹のマックでサムライバーガー(ポークの照り焼きバーガー)を食べたこと、CAのみんながみんなNARAYAのキルトバッグを持っていたこと(ジム・トンプソンの象もだな)、トゥクトゥクに乗ることは禁じられていたので恨めしく眺めていたこと、などなどなど。意外と記憶って眠っているもんなんだな。現地でもっと何か呼び起こされたらいいけど、きっと街の面影は跡形もないんだろうな〜。
マメさは多少必要ですが、旅の前の準備にいかがでしょう。
さて、あと2日です。
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