京都の朝ごはんが食べたい「小梟(シャオシャオ)」
京都の朝ごはんが食べたい。
念願の中華モーニングが食べたくて予約開始日にウェブ予約しました、「小梟(シャオシャオ)」。七条駅近く、三十三間堂の近所にあって普段なかなか来ないエリアなものでようやく。もともと四条烏丸に香港BBQスタンドを出していたお店で、あのテカテカの香港スタイルなローストダックや焼豚や白切鶏が大好物なわたしは毎度ランチに行くのを楽しみにしておりましたので、店舗移転してしまって誠に残念。なかなかアレを食べられるところってないんだよねえ。
さて、お店は小さなビルの1階にひっそりと。すぐ近くにポルノ映画館とデイケア施設が一緒になった謎のお達者スポットがあって、いかにも京都のアウトエリアっぽい。店内は薄暗くってレトロシック。
最高にわかりづらい
別珍の椅子かわいいね
大テーブルもひとつある
朝のシグネチャーはいろんな中華小皿がついた中華粥で、これがいかにもバエるビジュアル。京都の朝食って謎に小鉢大量についてきて見た目のビジュ盛ってるパターン多いけれども、たしかに「わあ!」と気分が高まる効果は、ある。定番の大根餅や杏仁豆腐のほかに季節の限定おかずも何品かあり、春巻きや胡麻団子などの揚げ物などはアツアツで、丁寧に仕込みされた印象のずらり小皿がトレイにぎっしり。
ツーリスト好みのビジュ
いや真上から撮るほうがそれらしい
中華粥はしっかりねっとりとどろどろの香港スタイル。なんか本場よりもかなり糊状だった気がするのは日本の米を使ってるからなのかな?とはいえ、日本のおかゆと違って米があとかたもないほどグズグズに煮込むのってものすごく大変なので、これはこれで良し。あと、白切鶏に添えられているねぎしょうがソースが大好きだったんだけど、今回はちょっと思い出の味とは違ったかな?レシピ変えたのかしら?
ねっばねばの中華粥
自分で作るの意外とめんどくさい白切鶏
小皿メニュー解説付き
ちなみに男性のオーナーさんとシェフが主に接客されているので、その淡々とした無愛想さにいろいろレビューもあると思いますがこちらも淡々と食べてるのでそれはまあ良し。烏丸のお店のときはなんかわりとフレンドリーな印象だったんだけどな?いろいろと思い出の部分と異なるところがありました(笑)
これで2000円以下でしっかり朝ごはんがいただけるのはいいな。もっと街中にお店出してくれたらまた来るのに・・・!ふらりと立ち寄るのは難しいけど、京都観光らしく「あのお店で朝ごはん!」と目がけていくのが楽しいレストランかと思います。京都駅からも15分くらいで歩けるしね。
この朝食を踏まえて、後日やっぱりあの香港バーベキューが食べたいと思ったわたしはママ友の皆さんと再訪してランチに参りました。窯焼きローストダック、炭火焼豚チャーシュー、腸詰の三種盛りに、オプションで焼売も追加。自家製八角レモンサワーも。個人的にはやっぱこの昼メシメニューの方が好き!パサパサの米と甘い肉のワンプレート、これだ。
昼以降はしっかりお腹すかせて、オプションの点心やアラカルトも楽しめる人数で願わくば行くのがベターかもしれません。
いろんな朝ごはんがあるもんだね。ごちそうさまでした。