今日の旅メモ(高建桶店〜永康街/豊盛食堂)
6時半に目が覚めるとむーさん登園グズりの入電。それは毎日の事なのだが…と思いつつビデオ電話。初日に泣いていた彼もやや慣れしてはきたが、昨晩インスタライブを見ながら両手を広げて「ままーだっこしてくださーい」と話しかけていたのを見ると不憫。こちらは腰が痛いのでアミノバイタルを飲んでもう少し横になる。
ディーホアチェの地図見てたら料理教室があるのを思い出した。前に来た時通りすがりに見つけたやつ。忘れてたー!今日はもう胃袋が開かないので断念せざるを得ないけど、小籠包コース受講してみたかったなあ。そういえば大稻埕(ダーダオチェン)の埠頭も散歩いこうとして忘れてた。
メガネがつらい。ずっと視力が良くてメガネとは無縁できたわたしも近年急激に老化とスマホの見過ぎですっかり視界がボケるようになり、台湾に来たら看板が全然見えないのでほぼかけっぱなし。慣れない終日メガネ、旅行では今後マストな気がするので専用にめちゃくちゃ軽いのが欲しい…。
9時。外に出ると明らかに昨日よりも蒸し暑いので今日は半袖だ。インスタライブで約束した読者プレゼントの漁師網バッグを買いに行こうと外に出て、ついでに近所の水餃子屋に寄って朝ごはんを食べようと向かうも結局やってないパターン。多分Googleは悪くない。
今回はあんまりドージャンを欲してないのでミルクティーが飲みたいけどまだやってないしなあ。明らかに昨日とは打って変わってあちらこちらに早餐店、昼からの食事に備えて朝メシは抜くとするか…。
手持ちの現金がなんだかんだでついに100台湾ドル(500円)しかないことになってしまったので、近くの銀行のATMに立ち寄って1000ドルをキャッシング。ここからはどう残さないか、が課題なんだけど現金って急に必要になるから難しいんだよねえ。
さあ着きました
日本人の大好きないつもの光景
「高建桶店」で漁師網バック購入。持ち手がコットン生地になっているお高めバージョンが登場している。確かに断然持ちやすいんだけど見た目が可愛くないので却下。あと肩紐が長いのとかサイズが大きいのとかもあるけど、だったら普通のカバン持てばいいじゃんと思っているのでこれも却下。このおカバンは、ひたすら小さくてチープで使えなそうだけどたまに意外と使える感じが良いのです。
意外とかさばるので読プレ6枚しか買えませんでした!すいません!そうこうしているうちに、大量の日本人客がやってきて、おじさんが「これジムのバッグに良いな」などと自分に言い訳しながら買い物を始め大混雑になってきたので退散。
この取手もうちょいかわいくなんないかね
みどり可愛いな、自分用にも買おう
ガチのマチありのやつも試しに買ってみる
これ意外と収納に重宝してるけどまた今度かな
道すがら角のジューススタンドで念願の柳丁ジュース。いわゆるオレンジジュースよりもさらっとしていてとっても飲みやすい。その場でバリバリ絞ってくれて、カップに種がいっぱい入っちゃってたけど食べてみたら結構パリパリしておいしかった。
その場しぼり
永楽市場の南の角に小さなビスケット屋さん「廸化街純正麦芽餅」。いったん前を通り過ぎたんだけど、たしか昨日通りがかった時は10人ぐらいの行列ができていたのを思い出してネット検索。麦芽糖を使ったクッキーのスタンドでレビューも高いので、もう一度Uターンして覗いてみる。おじさんの前には一斗缶にいっぱいの麦芽糖が詰まっており、これを手作りクッキーに挟んで20ドル(92円)で売っている様子。ひとくちサイズのは一袋60ドル(276円)。むーさんのお土産にでもしようかしらと2個づつ買って、試しにひとくちサンドを1枚食べたらねっちりとした食感と香ばしいビスケットが素朴で美味しかった。
かーわいーい
この素朴さがよい
さて、宿に戻って大量のカバンと一緒にパッキング。当然ながらもう全然かさばって入らないので、ついに緊急お土産袋が出動し、一旦荷物を3個に分けてチェックアウトする。昨晩カルフールで買った果物の残りなんかも入ってるので不必要に重い。これはチェックインの時に背中にiPad隠す作戦決定か…いずれにせよ、明日の朝は結構頑張ってサイズ調整せねば。2泊お世話になったホステルをチェックアウト。歩いて台北駅へ。
どうにかなるかしら…
帽子を出してきました
11時。桃園空港行きMRT駅の改札近くのコインロッカーに大きな荷物を入れておき、帰りにピックアップするだけにしておく。全然見つからず彷徨うことになるかと思ったら余裕で大きいサイズが見つかってよかった。平日だからかな。
支払いがいろいろうまくいかなかったけど結果的にLINE Payで支払えたので、複数の支払い方法を持っておくというのはやっぱり大事だなと思った。ビザのタッチが反応しないこともあるし、最終日に近づくほどヨーヨーカーとかポケットの現金は減らしていきたいからね。大型でも3時間ごとに60ドル(270円)。扉を閉めるカウントダウンで焦ってしまって、長袖をインしたままに…今日は暑いとは言えこれは失敗だ…うう。
11:30、地下鉄でひっさしぶりの東門に移動し永康街。来たぜーヨンカンジェー!ウォー久しぶりー!まっすぐに「豊盛食堂」へ。以前いっぱいで断られた人気店なので開店直後にノー予約でイン。
日本語の上手なオーダー受付の方に本当に本当に食べたかったあの「蒸し鶏」を所望すると…なんと!今日は無いと!ずいぶんサラリとおっしゃる!(泣)なによりもこれが食べたかったのに(泣)やむなく代理メニューの「酔鶏腿」鶏の紹興酒漬けにする。うう、これだったら隣の「喫飯食堂」(本にも出てます)で食べるんだったか…追加で野菜、これは水蓮を選択して「これで量は十分です」と言われる。そうなの?この度実にはじめての台湾ビールも追加して席へ。
ほどなく巨大な瓶の台湾ビール来る。おい、瓶やったんか!ひとりではなかなかのサイズがやってきてビールが沢山飲めないわたしはお残し確定ですが、ひとくち、例の専用グラスで飲んでびっくりした。めちゃくちゃうまい。こんなにおいしかったっけな?瓶だからおいしいのか?缶で飲むのとはまた違う味わい。
さらに信じられない位の山盛りで水蓮の炒め物がやってきた。これはざっと見て3人ぐらいで食べるのがちょうどいいサイズでは…喫飯食堂では小さいサイズが充実してたので3種類ぐらいご飯食べれたのにもはや罰ゲーム感あり。でも食べてみるともうシャキシャキで、納豆か醤油麹みたいな発酵醤油の豆と炒めてあってとても香りが良い。水蓮、気に入った!
さらにやってきた鶏の紹興酒漬け。まあ食べたかったアレではないが普通にうまい。あきらめきれずネットで調べてたら、私が過去に2回食べた蒸し鶏はおそらく「白切鶏」らしく、これがまたこないだ買ったばっかりの酒徒さんレシピ本に掲載されているっぽい。これは何が何でも家に帰って作るしかねえ。
超山盛りの水蓮炒めと紹興酒鶏で相当腹いっぱいになるかと思いきや、朝ご飯も食べていないので、2皿ペロリと食べてしまった。台湾ビールも半分まで頑張った。お昼時なので次々に人が入ってきて、小さなテーブルとは言えどちょっとのんびりしているのも申し訳ないのでそそくさとお会計。合計810ドル(3700円)。高いな〜鶏だけで450ドル(2100円)もするのか!あっちの食堂の蒸し鶏ってそんなに高かったっけな?でも、帰るときには満席で待合ベンチのお客さんが何人もいるくらい人気のお店。ごちそうさまでした。
あ、SnowManファンクラブからメール来た。ドーム公演のブルーレイ大晦日に出るって?え?大晦日?カウコン代わりってことか〜おしゃれなことするね〜ひとまず年末まで生きるぞ〜などと、スマホ片手に永康公園のベンチに座る。半袖がベストな気温にちょうどいいそよ風、良い天気とトロピカルな樹木…最高だ…旅は天気と気温の要素デカいからねえ…公園でぼんやり子供が遊ぶの見てるぐらいがちょうどいいわ…(婆)
後半につづく。