おでかけとイベント

福井ワンパークフェスティバル2024

2019年にまさかの地元福井でSOIL&"PIMP"SESSIONS主催の音楽フェスがはじまりまして、今年初めて行ってきました。2022年にサカナクション急遽キャンセル→代打氣志團ちゃん、から2年を経て、今年は一郎さんの回復に従ってようやく大トリがサカナクションということで。

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福井駅すぐの都市型コンパクトフェス

場所は福井中央公園、いまや新幹線駅となりました福井駅から徒歩5分という超良好アクセス。福井県庁や市役所や警察本部など行政スポットが集まる福井の文字通りの中心エリアにあるボチボチの広さの公園でございます。

福井県庁ってのは、かつてお城だったお堀の中の本丸跡にドーンと建てられているかなり珍しい立地でして、そのちょっと異端な選択に「いや普通そこは公園とかつくるだろ」と色々言われがちなところなんですけど、フェスになるともうこの辺のおかしな構造も含めてまるっと行政も巻き込んだイベントになってるのが印象的でした。

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 icon-camera お堀を渡って県庁横でチェックイン

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 icon-camera リユース用のアルミカップと、北陸製菓の揚げあられ「あおさ塩ビーバー」小袋をもらう

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 icon-camera いかんせん城跡なので石垣をくぐり

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 icon-camera もう一度廊下でお堀を渡って中央公園へ

ワンパーク、もう、とってもまったり。いい規模。アクセスから過酷なフジロック、広大な敷地を移動しまくるサマソニ、キャンプも並行してく朝霧ジャム、炎天下上等のロッキン、そのほか地方や室内など幾つかフェスには行きましたけど、この歳になるとこんぐらいでいいよね・・・という狭さ。そして結構お得感のあるアーティストラインナップ。これは穴場フェスといえるかもしれない。

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 icon-camera メインステージ、ビジョンもありません

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 icon-camera 隣のサブステージはさらにピースフル

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 icon-camera せまいわりに椅子ゾーンも多数

わたしが高校生のときはもっとごちゃごちゃっとした造作の公園だったんだけど、のちに改修されたらスパーンと芝生広場になっちゃってね。逆に普段どうやって使うのってぐらいスパーンと芝生オンリーなんですが、フェスになると「めちゃどこにでも座れる」というメリットに早変わり。とりあえず腰を下ろせるのって楽〜!

おしゃれなメシと酒

結構メイン層が30-40代で大人なのもあってか、なかなかご飯もうまい。お酒もいろいろな選択肢があって良い。ロッキンとか行くと若者向けにとりあえず肉が死ぬほど盛ってあるカロリー丼ぶりやワイルドな串焼き、インパクト強めのデザートなんかが主流なので、逆に新鮮〜。助成金とかも関係するんでしょうけど、地元食材も多数あってご当地感もあり。

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 icon-camera 若狭牛タイ風牛すじ煮込みのぶっかけ麺

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 icon-camera 本格フランクにはずれなし

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 icon-camera ひとくちタコス400円はあれだがうまい

初日は子連れで、2日目はひとりで。福井の蔵元の若手組合が出してるブースで日本酒の強炭酸割りを「日本酒ハイボール」として提供していたんだけどこれがめちゃくちゃウマくて感心してしまいました。炎天下での栄養補給としてもなんか身体によさそう。うちにあるいただきものの日本酒、これでハケそうな気がする。

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 icon-camera 心置きなくひとりで18ヶ月熟成生ハム

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 icon-camera 日本酒ハイボール、めちゃくちゃうまい。3-4杯飲んだ

子連れに嬉しいキッズエリア

お客のコア層がラインナップ的にも30〜40代であるせいか、子連れに優しいキッズエリアの充実ぶりでこれがとてもよかった。その辺の芝生に座り込んで音楽を聴きつつ飲み食いしつつ遠巻きに子供も見れるの、すごい助かる〜!ちなみにわたしわざわざ買って持って行ったのに子供用のイヤマフは無料貸し出しでした。手厚い。

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 icon-camera こどもが群がるミストと噴水

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 icon-camera かわいいお外遊びおもちゃ使い放題

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 icon-camera リアルサイズキッチンで泥水おままごと

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 icon-camera リアルDJ機材にどハマりしたむーさん

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 icon-camera 小学生以上ならお堀でカヌー体験も!

夏フェスってファミリーで楽しめるものはわりとキャンプタイプが多いと思うのだけど、こうやってひとまず遊び道具がたくさんご用意されている公園タイプのフェスってシンプルで良い。ほっときゃ遊んでいる。大きなトランポリンもあるし、公園に設置してある滑り台でもそのまま遊べるし、お掘りではカヌー体験までやっている。親の体力が温存されて結果的に飲食も捗るし滞在時間も伸びるわけだ。

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 icon-camera ジャングルジムなオープンハウス

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 icon-camera 夜は夜で幻想的な噴水エリア

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 icon-camera 暗くなっても子供がめちゃくちゃ遊んでる

あと、これは子連れ関係ないけどキッチンカーとか飲食ブースが終演後までやってるのがすごいよかった。じゃんじゃん撤収するのが普通だけどもうギリギリまで普通にアイスや小腹を埋めるお食事が買えるのってなにげにレア。あれはいい。

田舎の都市型フェス、いいね。

最近都市エリアでやるコンパクトフェスみたいなのが流行ってるらしいですけど、すぐ行けるすぐ帰れるってのは大事だね。若い時はバスや特急で大荷物抱えて行くのがレジャーとして楽しかったけど、時間的にも金銭的にももはやあんまり現実的じゃない。今回はサカナクションが最後の曲を終えてからスタスタと福井駅に向かい、サクッとタクシー拾って帰宅したので終演20分後にはシャワー浴びてました。最高すぎる。

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 icon-camera 県庁の地下が涼めるクラブ空間になっているという凄技

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 icon-camera 久しぶりに地蔵待ちして、人として認識できるサイズでサカナクションが見れた

新幹線駅になると「東京まで一本」ってのがアーティスト招致もしやすくなるんだろうな。1ミリも北陸新幹線に便利さを感じてない京都勢だけど、初めてメリットを享受した気がする。来年も渋くて穴場なラインナップだったらまた行くんだけどな。楽しみにしておこう。

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