消しゴムはんこで書店様用ポップを作る
最近どうもサインを頼まれることがちょくちょく有ります。わたしが逆の立場だったらそんな素人サインいらねえと思っているのでその心情が全く解せないのですが、どうしてもということでやむを得ず名前を書いても、どうしても間が持ちません。ということでこの間を埋めるべく消しゴムはんこを作りました。
こんな便利なグッズが出ています
わたしは高校時代にガッツリ消しゴムはんこ製作にハマり、早弁して授業中にたまご焼きを食べたり先生の目を盗んでメモを回したりする合間にmono消しゴムにいろんなキャラクターを彫り込んでいました。勉強しろ。しかし、ここで培った技術が活かされるときが来るなんて、人生って本当に無駄なことはひとつもないですね(微笑)。
スターターセットがこちら
すぐにできます
最近は便利なものが出ているもんで、彫刻刀や二種類のインク、ペーパーやゴミ取り用の練り消しなど一式揃ったセットが売っているのです。はがき大のゴムは彫り残しのわかりやすい二層仕立て、固さもちょうどよい。このセットとカッターでもあればひとまず何とかなるでしょう。
こうやって作ります
一般的にはトレーシングペーパーに鉛筆で図案を書き、それを消しゴムに押し当てて図案を裏返しに転写して彫る、というのが一連の流れです。今回は特殊ゴムなのでまず練り消しで転写しやすいように表面をこすってから転写しました。爪できゅっきゅと押し当ててズレないように写します。
転写もしやすいわねこのゴム
そこからはひたすら集中して彫ります。彫り筋が45度の方が安定がよいとか色々コツはあると思いますが、細かい図案だともう小さな穴を彫るのも至難の技なのでつべこべ言わずに目を凝らして彫ります。はっきり言って目が悪いひとには厳しい作業だと思われる。
気合と集中力が必要です
昔はわたし、時代が違っていたらインド辺りで変なレリーフでも彫っていたんじゃないかと思うぐらい上手だったのですが、すっかり腕が落ちてしまいました。でもそれなりになんとかなっただろう。こんなにボクトツとした雰囲気に仕上がるつもりはなかったのだが・・・まあ上出来上出来。
都内の書店様にご挨拶をしてきました
実は先日、手書きポップを携えて都内の書店さまを回って担当の方にご挨拶をしてきました。このハンコはこのポップでデビューしています。せっかくなので前日徹夜で彫りました。
喫茶店で謎の作業
押して押して押す
わたしの名前と年賀状みたいな消しゴムはんこと一言を書いたPRポップを全店にお渡ししてきました。売り場の都合もあるし、店舗によってはだいぶルールが厳しいようなので全店ではありませんけども、もしかしたらポップを飾ってくださっているお店もあると思います。相当レアなので万が一見つけたらわたしにもご一報ください。
ご挨拶にいったところ
- STORY STORY新宿店さま
- 紀伊國屋書店新宿本店さま
- 有隣堂アトレ恵比寿店さま
- MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店さま
- SHIBUYA TSUTAYA 6/7F BOOK STOREさま
- 青山ブックセンター本店さま
やっぱり本屋さんって楽しいね
平日の昼間からたくさんの人が本屋さんにいるもんですね。料理本界隈に行くと欲しい本がたくさんあって自分の本どころではありませんよ、はっきりゆうて。
新宿紀伊国屋書店さま
青山ブックセンターさま
わたしが学生時分にウロウロしていた新宿紀伊國屋書店さんでは話題・新刊のラインナップに入れていただいていたり、3箇所で展開してくださっていたり。いつまでも憧れの書店青山ブックセンターさんではどえらい並びで面出ししてくださってました。ありがとうございます。
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