シブヤ大学 学食に行こう!~カレー編~
「シブヤ大学」を知っていますか?
シブヤ大学とは、2006年9月に活動を開始し、渋谷エリアのカフェや公共施設などをキャンパスに見立て、ミュージシャンや編集者などが無料公開講座を展開する独自の活動が話題を集めているプロジェクトです。
以前から気になっていたのですが、ちょうど興味ある講義があると聞きつけ、
先着20名の応募枠(受付2分で満員御礼!)を勝ち取って初受講してきました。
今日の講師は東京カリ~番長調理主任の水野仁輔さん。
本もたくさん出されているし、テレビでもよくお見かけしていたので
どんな講義が受けられるのか、とても楽しみにしていました。
今日受けた講義内容はこんな感じです。(Click!)
最初の講義では「こくまろ」の箱裏を見ながらどんなものがルーに含まれているか、日本人の美味いと思うカレーがどんなもので、ルーツがどこにあるのかなど水野さんの著書「カレーの法則」(Click!)を参考にしながらお話を聞きました。
久しぶりです、ノートに先生の言うことをメモしたりするの。
東インド会社(懐かしい!)やムガール帝国の歴史に始めるカレーのルーツや、
スパイス・だし・隠し味のそれぞれの役割、カレーの心理学などなど
普段台所でちゃちゃっとカレーを作っているだけで到底気がつかないような
熱い視点からのお話が聞けて物凄く楽しくてタメになる講義でした。
そのあとは5班に分かれて渋谷区内の水野さんおすすめのカレー店でランチ。
戻ってきて、そのお店についてのプレゼンを行いました。
私の行ってきたお店は明治通りの「ターメリック」。
10年以上何度も通っている道なのに気がつかなかったよ・・・!という
地下の若干マニアックなお店です。詳しくは後ほど更新します。
ちなみに他の班のお店は、代々木「ライオンシェア」・千駄ヶ谷「ヘンドリクス」・恵比寿「イエローカンパニー」・原宿「ファンシード」。さすがに、渋谷の名店「ムルギー」や原宿「GHEE」(閉店)に通っていた私くらいでは存じ上げないお店揃いです。
無料講座でこんなに面白い体験がなじみの渋谷で出来た上に、
同じ班だったテレビ朝日にお勤めの方から「おかずのクッキング」本、さらに
水野さんが教材に使われた「カレーの法則」&S&B赤缶も頂戴してしまいました。
いいんでしょうか、こんなにいただいて。弁当に使っちゃうぞ。
今回の講座で一番心に残ったのは「カレー心理学」。
水野さんはいわゆるミシュラン的なお店のレーティングの仕事は
一切お断りをされているのだそうです。
なぜならカレーの美味しいまずいは趣味嗜好と気持ちだから。
友達が美味しい!って店が自分にとってそうでもないこと、よくあります。
私も行列の出来るラーメン屋さんなんかで「え?」と思った体験が何度もあるので
猛烈にそのポリシーには共感しました。お母さんが作ったカレーが美味しいのは
カレー自体がっていうより、お母さんが作るから美味しいわけですよ。
課外授業のキャンプのカレーはやっぱみんなで作ったから美味しかったわけですよ。逆に、シェフの気持ちや背景を知るとカレーがもっと美味しくなることもあります。
もともと東京カリ~番長は調理ユニットで、色んな場所でカレーを作る側なので、熱烈なカレーファンとして食べる方の気持ちも、真摯な気持ちで調理する側の気持ちもどちらも理解されているわけで、とても説得力あるお話が聞けました。
いち弁当ブロガーが言うのも何ですが、やっぱり食は掘ると深うございます。
東京カリ~番長の水野さんと、リーダー様、そしてテンションの高い私(初公開)。
恐ろしく人当たりの良い素敵なお2人でした。私は腹が出ています。
ところで。
実は来週水曜日にタモリさんの作るカレーをリリー・フランキーさんやみうらじゅんさん達と食べるイベントに応募したところ、おこがましくもこの私の拙いブログがタモリ様の直感(あくまでも直感)で選抜されたらしく、会社を半休して記者として参加することになりました。当日は主催のご存知「ほぼ日刊イトイ新聞」からも当地味弁ブログにリンクも貼られるとのことです。どうしましょう。
イベント詳細:「ほぼ日カレー部例会@電力館」
東京カリ~番長もタモリさんのアシスタントとして参加されるので、今日その旨をお話すると、やはり相当数のブロガーが応募していたらしく「当たったの!?凄い!」と、大きく反応されてかなりドキドキしている次第。私には写真を撮って地味にアップするくらいしか出来ませんがいいのでしょうか。
どうやら今週はこのブログには渋谷のカレーの神が降りているようです。
近日、カレー弁当祭りでもやるべきでしょうか。やるべきですよね。
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