東京弁当生活帖。ができるまで(家メシと物産編)
「東京弁当生活帖。」ができるまでのお話。実家合宿中、東京にもちょくちょく用事で戻らなければならなかったのですが、タイトなスケジュールをこなすためにもちろん自宅でも色々なものをやっつけました。そのひとつの課題が「家メシ」です。
家メシがありあまる
本作内には「番外編家メシ」コーナーがあります。まあ、わたしの家メシなんて普段は残り物をぶっこんでスープにするとか、白ごはんと塩っぱいものとか、たいしたことはないのですけれども本にするんですから少しは単身メシにもバリエーションをつけないといけない。
外での用事もたくさんあるってのに短期間できっちり家メシを作るのはまあ、消費に困りました。しかも忘れちゃいけないのは必要物品はほとんど実家に送ってしまった、というところです。ああヘラがない、ああお玉がない、と残されたメンバー(主に大型)を活用してメシを作るのでした。
タルトタタンの下敷きはサハラ砂漠のターバンである
家メシコーナーでは実家に送らなかった物たちが活躍しています。食器はもちろん、バウルーホットサンドメーカー、せいろ、冷凍いくら、フードプロセッサー(パクチージェノベーゼ)という具合に。ちなみにマフィン弁当だけ、唯一自宅で作りました。なぜならiHerbで買ったコーングリッツがどっさり家にあったから・・・です。
秋のお友達BBQ大会も活用させていただきました。ここぞとばかりにいつもの煮玉子などと一緒に作って持っていったのが「お手軽しめサバ押し寿司弁当」です。一瞬でハケました!ああ助かる!作るのと同じくらい消費タスクってのが大変です、ひとり暮らしって。(だから保存食を溜め込むんだ・・・)
有楽町で物産狩り
さて、全部終えて東京へ戻ってきた日、東京駅からその足で有楽町のアンテナショップを回って今度はコラム用の地方物産を爆買いするというタスクをこなしました。「日本の美味しいもの」コラムではあまり洒落たややこしい物は入れずに、わりとポピュラーな人気地方名産ラインナップにしています。この日は確か、鹿児島→沖縄→高知→茨城→広島→北海道→愛媛と回ったのだっけな。最後はえらい荷物でした。
一六タルトのボツショット
酢味噌のボツショット
ちなみに広島の藻塩、手で持って撮影していますがこれは猫が引っかいてガッツリ爪痕が付いてしまったからです。猫め、塩にまで手をだしよった。こぼれるので後からセロテープ貼りましたよ、もう。
次は写真撮影編です。つづく。