貸し農園

貸し農園日記〜秋と冬の静かな畑仕事

レンタル農園、まだやってます。この冬の畑の様子、あまりにも地味なのですっかり書きそびれてしまいました。夏は週二回収穫にいかないと大変なことになるほどの茄子やトマトやピーマンに振り回されていましたけど、9月にそれを片付けてもう一度土を起こして、10月からは秋冬の新しい作物に取りかかっていました。2つの畝で、4つに分けたエリアにそれぞれ「茎ブロッコリー」「大根」「いちご」「ほうれん草」というのがこの秋冬のラインナップ。

いちごは苗を4株植えて、真ん中に警備役のにんにくを植えたらあとは冬を越すまで水もやらずひたすら放置。たまに白い花が咲いてきたら実にならないようにプチッと摘み取るのがむーさんの役目。枯れた葉を掃除してしっかり根が張るまで見守ります。

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 icon-camera 苗を4株植えて春まで長いこと待ちます

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 icon-camera 白いお花は見つけたらプチっ

茎ブロッコリーは苗を植えたらもさもさと立派に育ち、少しづつ伸びたところを収穫して、冬のあいだずっとおいしくいただきました。もりもり収穫できるわけじゃないけど、唯一継続的に収穫できる作物がこれだけなのでとても待ち遠しい。

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 icon-camera ハウスを突き破りそうなモサモサの茎ブロッコリー

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 icon-camera 葉をかきわけると出てきます

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 icon-camera 少しづつとっては食べる冬の収穫

ほうれん草は種を植えて不織布のカバーをかけ、寒い冬の土の中からすこしづつ伸びてくるのを見守っていたのですけど、なんか八百屋さんで売っているようには伸びず。年明けに手乗りほうれん草ぐらいに育ったところで収穫してはやばやとソテーでいただきました。

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 icon-camera 夏の終わりに種をまいたのだけど

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 icon-camera だいぶゆっくりと育ってしれっと終わってしまった

そして冬の本命は大根。
聖護院大根と冬自慢、それから赤大根の三種類を植えたのだけど、一箇所どうしてもうまく育たなくって何度か遅撒きの種でリトライするも立て直せずに失敗。先にできた大きい大根に栄養取られちゃってたかな、どうにも難しいね。

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 icon-camera 一箇所だけどうしても芽が出なかった

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 icon-camera ただし聖護院と冬自慢はすくすく育ち

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 icon-camera ズギャーン!これは大根おでんになりました

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 icon-camera 「おおきなかぶ」みたいな聖護院は炊いて食べた

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 icon-camera 出直した区画で最後になんとか一本育ち

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 icon-camera サラダ向きの紫大根あやめっこミニサイズを収穫

大根は一度収穫したら2回目を撒いてみても真冬ではそう育ちもしないので、次々に実がなる夏野菜よりはずいぶん畑も手間がかからず静かなものだけれど、まあ水も恐ろしく冷たいし雨や雪は降るし寒いしで面倒をみにいくのもかなり億劫ですから、自然に従うとこんなもんでいいのかもしれない。

こどもが小学校に上がるとしばらく大変そうだし、来年度は夏野菜が終わったら退会して秋冬の畑はやめておこうかななどと思っているところ。畑、とてもたのしいんだけど、いかんせんママチャリでは遠くてね。しかしながら一度地植えを経験するとベランダ菜園で野菜をやる気にはならないなあ。

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 icon-camera むーさんのロンドンコーリング。終わった区画は掘り起こして次の季節までお休み

さて、そろそろ茎ブロッコリーにもサヨナラをして解体し、次のシーズンに向けて土起こしと施肥をするのが今月のタスクです。

いちおう2年目からは選ぶ作物も少し増えるのですけど、結局食べやすそうなのを選ぶと昨年と同じ感じ。去年めちゃくちゃ美味しかったのでなんとしてでももう一度食べたい「枝豆」、たくさん収穫したい「きゅうり」、既にむーさんの猛反対を受けている「ミニトマト」、そして春のいちごが終わった後には「空芯菜」と「モロヘイヤ」がやってくる予定です。

もう半年ほど、こどもとちまちまお世話をしてみます。冬の終わりの農園日記でした。

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