ぶらり散歩が楽しい!京都・五条坂陶器まつり
清水寺のすぐ近くにある五条坂は清水焼発祥の地として陶器屋さんがひしめくゾーン。この五条坂を下った五条通り沿いにたくさんの出店が出る陶器まつりがあったので行ってきました。今年の初日は台風で中止だったので、台風一過で干からびそうな晴天となった二日目に出陣。
意外と作家さんが多い陶器市
益子なんかと違って結構お安めな陶器がバサーっと売られている商業的なイベントなのかしらね、と思ってたのですが結構作家さんが(クソ暑いのに)常駐されていて、素敵な雰囲気の出店も多数。若い作陶家さんたちもたくさんで、あら、意外。
散歩のつもりがちょいちょい気になるモノに遭遇するのでとっても困りました。当たり前ですけど、それぞれのブースにそれぞれの作家さんの色が濃く出ていて世界観がわかりやすいので眺めているだけで面白い。そしてお値打ちなB品も用意されているので思ったより時間がかかる。
ロックオン
竹と金魚と鳥獣戯画
琺瑯の商店があった
飛行機の箸置き
あれもいい、これもいい、でも高い、と迷走しているとあっという間に時間が経ってしまう。決断力が裏目に出ると全部決断して自分が陶器屋みたいになって帰ることになるよね。
こういうのキュン
シュールな絵柄もキュン
昔の広告デザインみたいだ
豆皿に2000円払えるか
五条通をぐるりと往復するよ
道の片方を見て、向こうに渡って逆サイドを見る、というルートで網羅します。ひとつひとつのブースはキャンプタープ、九谷や有田、やちむんもあるし、全国からいろいろな焼き物が出動してきていて旅しているようだ。
京都の西陽はえぐい
日が暮れそうです
五条坂陶器まつりは22時までやっているので、お日様が沈んで涼しくなってからブラブラと歩くのも良いね。当然ながら外人さんも多数で、穏やかそうな作家さんに中国人観光客がエグい値引きを迫っていたのが可哀想でした(涙)
陶器神社、若宮八幡宮
五条坂の途中には八幡様があって、お祭りの間には陶器で飾られたお神輿が出たり、陶婚式の御祝をしてくれる神事があったりと、陶器にまつわる面白いイベントがあるみたい。
陶器と神社って不思議な組み合わせだ
シュールな陶器人形
何か映りそうでこわい
五条坂の途中ではいろいろなゲストハウスがカフェ開放していたり、お店が食べ物を出していたりするのだけど、神社の境内にも縁台があるのでここでジュースを買ってゆっくり一服。ちょっと奥まっているので意外と穴場。
まったりと夏の夕暮れ
五条坂陶器まつりで買ったもの
アーティスティックな見た目のわりに安価だった小皿にちまちまと手を出してしまった。そしてきっとあまり使わないクッキー・・・・でもいいの。そういうスタンスで買ったから。
- マツヲ製陶さんの耐熱鍋 (2400円)※気泡アリB品1000円引
- 吉澤浩さんのシュールなざらざら小皿(500円)x2
- 吉澤浩さんのしましま小皿(800円)
- みかど陶房さんのビスケット箸置き(700円)
絶対にシンプルな無地の方が出番は多いのに、どうしても柄物に手を出してしまう、というこのパターンは陶器に限らず洋服でも同じだ。ただでさえ統一感のない食器棚のガチャガチャが加速するのだった。
五条坂陶器まつり
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