そうだ、ハワイいこう

簡単&便利!ハワイ・ホノルルの公共レンタル自転車「biki」

ハワイ、オアフ島に訪れる皆さんはこれまでレンタカーか公共バス「The Bus」を使って移動するのが一般的だったと思うのですが、ワイキキ界隈の移動なら圧倒的にチャリンコが便利。2017年に設置されたバイクシェア「biki」を今回のステイではもうこれでもかというほど使いました。

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 icon-camera 水色の自転車が目印

お値段について

使い方は3通りあるけど旅人はそのうち2通りから選ぶのがメジャー。30分以内の利用で3.5ドルの単発コースか、通算300分の利用で20ドルのおまとめコース。

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わたしは後者にしました。タクるほどでもないけど歩くにはしんどい距離の移動が多いワイキキ、数日間でちょこちょこ乗りをする場合には圧倒的に後者がベター。無期限なので余った時間分は次回のステイでも使えるのが素晴らしい!

bikiアプリはマスト!

レンタルステーションはダウンタウンからカピオラニパーク界隈までの至る所にあるので、アプリで場所をチェック。どこが一番近いか、いま何台あるか(時間と場所によっては一台も無いところもあるので)、自分の現在地がひと目でわかるのでbikiを使うときにはアプリもセットでダウンロードしておくととっても便利。

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 icon-camera 緑は在庫、黒が空き

リンク Biki - Bikeshare Hawaii(iTunes)

フラリと見つけて使うのもよいですが、「はーん、レナーズのマラサダ食べに行きたいけどチャリあるかな〜」とbikiアプリで地図を見て「あっ!店の前にステーションある!よしよし」というような計画的なご利用も短い旅の確実なスケジューリングには有効であります。「じゃあ帰りにこの辺でチャリ返してこの店寄ろうっと」みたいな感じでね。

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 icon-camera ちゃんと台数調整してる

ザックリとした使い方

利用に必要なのはクレジットカード。ステーションのタッチパネルでまず利用者登録をして、自転車のロックを解除させる5桁の暗証番号を発行させて、自転車の脇にあるボタンに暗証番号を入力するとロックが解除される、という塩梅です。もちろん日本語表示もあるのでその辺はノープロブレム。

  1. クレジットカードに登録する自転車の台数を選ぶ
  2. 料金プランの選択
  3. 利用条件の同意
  4. クレジットカードのチェック
  5. 電話番号入力(日本の携帯番号でもOKらしい)
  6. 郵便番号入力(日本の郵便番号でもOKらしい)
  7. 料金の確認
  8. お支払確定

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一度登録して認識させると、二度目以降は暗証番号の発行だけで済みます。パネルで「暗証番号発行」を押してクレジットカードを入れると残り時間が表示されます。

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五桁の番号は自転車の脇にある数字を押すだけ。ビー!って音がなって色が緑になるとロック解除。これはバイクシェアあるあるですが、自転車を引き出すときはガコッと上にあげるように力を込めて引っこ抜きましょう。

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返すときは空いた場所にバチッとはめ込むだけで(ちゃんとランプの色が変わるのを確認すること)特に手続きなし。ああ、らくちんらくちん。自転車自体も作りがしっかりしていて新しいので快適。ギア、ベルもついていて、夜になると自動的にピカピカランプが点灯します。

要注意!車道を走るときの心得

日本だと、自転車もまあ車道走らなくちゃいけないんだけど(だからってバイクロードが整備されてるわけじゃないので)歩道を走ることも多いですよね。ハワイは車道通行で右側通行です。これがコワイのよ〜そもそも車道が左右逆だからすっごいコワイのよ〜!思った以上に自分の中に車の左車線走行が刻み込まれているので、つい逆方向を見て安全確認してしまったりします。

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 icon-camera バイクマーク

ワイキキゾーンはとっても一方通行が多いので、自転車に乗るときにはそれに一番気をつけないといけない。逆サイドに出ていたら、ちゃんと道を渡って車道の一番右につけるようにしよう。逆方向に行きたかったらやむなく歩くか、別の裏道を行くかだ。これはとても重要。

カラカウア通りを走っていたら前から日本人の女2人が猛スピードで逆走してきたので(多分全くそれに気づいていない)両腕でラリアットして落としちゃおうかと思いました。日本だとその辺曖昧だから「まあいいか、こっち行きたいし」って気軽に逆走するんだろうけど、交通マナーは守ろう。さもないと知らないおばさんにラリアットされるよ。

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とはいえ、場所によっては日本と同じように歩道を走ってました。車道が危なかったりバイクロードが無い時は臨機応変に。しかしながら、カラカウア通りとか歩道に人の多い通りは軒並み歩道通行禁止です。自転車やスケボーなど都度都度歩道ダメーって書いてあるので周囲の看板にご注目ください。

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それから時々バイクロードが思いっきり車と同じ感じで交差点のど真ん中とかに出ていくことがあるのがめちゃくちゃドキドキしますが、その辺は「わたしは車」と念じて堂々と振る舞うことが大事かと思われます。車道にいたら信号も車の方に従って。

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ハワイの一番素敵なところはその気温と湿度だと思っているので、気持ちいい風を感じながらゆくbiki移動は断然おすすめです。交通マナーを怠って千の風になってしまわないように、かしこく便利に使いましょう。

ハワイ島にもバイクシェアの波が

余談です。この前に滞在していたビックアイランド(ハワイ島)・カイルアコナでもバイクシェアを探したのですが、ステーションがまだ3個しかなくって気軽な移動というよりはアリィ・ドライブの南北を行くだけのサイクリング状態。

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 icon-camera ほぼ同じ自転車と使い方

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 icon-camera 料金体系も同様

ダウンタウンからシェラトン界隈まで、徒歩一時間半ぐらいかかる距離を結ぶだけのルートしか提示されていないのでまだまだお気軽利用には程遠い模様。街中で30ドルぐらい出して一日バイクを借りるほうが懸命です。

bikiお散歩ムービー

そんなこんなで、実際にわたしがbikiでお散歩していたとある日の様子は例えばこんな具合です。(チャリの振動で多少お見苦しいですがご容赦ください)

車道のバイクサインとか、歩道や車道を走る感じとか、ステーションに自転車をぶっ込むところがご覧いただけるかと思います。夕方に浜辺を自転車で走るのはとりわけ最高だったなあ。

広がるバイクシェアの波

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台湾ではもちろん、最近は中国の乗り捨て系バイクシェアも話題になっているし、ヨーロッパでも導入されている地域が増えているバイクシェア。わたしみたいにペーパードライバーの人や、一都市をしっかり回りたいときや、現地の雰囲気を感じながら楽しく移動したいときに、とにかく重宝するのがチャリンコ。環境にも良いし、もっともっと沢山増えたらいいなあと思ってます。東京でももっと整備されたらいいのになあ、同じ区内で返さなきゃ駄目とかナンセンス過ぎます。

以上、楽しいハワイのレンタルチャリ「biki」のお話でした。

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