今日の旅メモ:午前(KCCファーマーズマーケットとダイヤモンドヘッド)
皆が去り、2人だけのお部屋になってしまった気楽な朝。ちょっと早めに外へ出て公共バス「The Bus」の2番に乗り、KCCファーマーズマーケットへ。郊外で土曜の朝だけやっている朝市です。
代々木かと思った!KCCファーマーズマーケット
旅人の朝はやっぱり早く、街角には旅行本を広げた日本人がたくさん。土曜日の朝に2番のバスを待つ人はみんなKCCだよね。中心部から20分ほどで到着します。
緑深いカピオラニ・コミュニティ・カレッジ=KCC
人多っ!
さすが観光朝市、想像以上に日本人が多くてビックリ。マジで代々木公園の土日のようだ。ツアーや団体旅行の中に組み込まれているみたいでとにかくグループの人が多くって和気あいあい。
さて、まずは人気のジンジャーエールから。生ジンジャーを使ったシンプルなジンジャーエール。普通に「生姜しぼり!」っていう味がしますが、「アイランドジンジャーエール」はライムや甘すぎない味付けで最後まで美味しくいただけました。爽やか。抹茶やケールを使ったグリーンのジンジャーエールも面白そうだったな。
パシフィクールのジンジャーエールスタンド
超流れ作業。ボロいなー(こら)
ハワイ産はちみつのスタンドも何店舗か出ていまして、興味があったので積極的に試食。マカデミアナッツやココナツのはちみつってのがハワイっぽいね(味がするわけじゃないけど)。独特のコクのあるユーカリプスのはちみつを一瓶買いました。ひとつ6ドル。
クマのユーカリプス買ったよ
全種類時計回りに乗せた試食プレートを渡すという斬新な手法の店
ぐるりと構内を一周してみると、そんなに大きくない。3回も来たらもうほとんど網羅しちゃうかもね。主に農園直送の野菜やたまご、お花などの生活ゾーンと飲食ゾーンの2カテゴリ。野菜は新鮮そうで、ケールやハーブのグリーンがとても濃くて羨ましい。いいなあ。あんまり美味しそうだから、THENG'S FARMでバナナとリリコイ(パッションフルーツ)買っちゃった。
美味しそうなアップルバナナ
しかしあのコナバナナには及ばなかった・・・!コナバナナー!
ハワイといえばマカデミアナッツ。好きだけど、高いからなかなか買えない。でも、白髪の上品なおばあちゃんが試食を出していた「Hawaii's best ever Nuts&Candies」という何とも特長のない感じの名前の、ただナッツを置いてあるだけのシンプルなお店でいただいたお砂糖グレーズドが美味しくってこれもお買上げ。おばあちゃんが可愛くて。
これは美味しそう
グレイズドとソルトをお買い上げ
さて、ちょっと小腹が減ってなーと思い、コナ産のあわび焼きを食べる。朝からあわび。一番安い8ドルだとSサイズ2個だけどひとりだとこれで十分。塩味で十分に味はついてるけど、隣のテーブルで醤油数滴とかレモン汁少々とかでアクセントをつけるとより美味しかった。コナってあわび取れるんだなあ、いいなあSサイズでも肉厚だったよ。
コナ産あわびでござい
あわびは無条件にうまいものだ
ハワイに来て、わたしは思いの他リリコイに弱いということに気づいた。酸っぱいフルーツも好きだし、食感のパリパリも好きなのです。すでにコナ空港でリリコイバターを衝動買いしたけれど、kafuku FARMSのリリコイシロップを更にゲット。これを買った時点で、もう荷物預けの腹は決まった。
甘酸っぱいシロップ、ソーダでもアイスでも
その他にも食べるものはいろいろ。クレープ、フォー、ハンバーガー、フレッシュフルーツ、深海エビ、などなど屋台の誘惑はエンドレス。KCCで有名な揚げマッシュルームや揚げグリーントマトは、どうも触手が伸びず今回は食べませんでした。なんか想像つくしな。
フライド・グリーン・トマトって映画あったよね
パン買えないのツラい
ベトナム料理大人気でした
再訪、ダイヤモンドヘッドハイキング
一度忘れたモバイルバッテリーを取りに宿に帰り、やむなくバスのワンデーパスを買って同じ場所に出直すという致命的な時間ロス。それでもやっぱり行ってみたかった、20年ぶりのダイヤモンドヘッド。すごいワイルドな道のりだったおぼろげな記憶があるけれど、今はかなり道も舗装されたらしい。どんな道のりだったっけなあ・・・
ゆるい坂を登って入口までが遠いパターンやめて
トンネルを抜けてー
ようやくエントランスですわ
この辺までの記憶もまったくない。こんなにキレイな駐車場だったかしら、こんなに素敵な売店あったかしら。きっとない。お水を購入してさっそく登ります。
最初はキレイな道なんだけどー
どんどんデコボコ道になってこんなに高くなる
舗装されたといっても左右に蛇行しながら登っている本道はなかなかのトレッキングロード。ヨルダンのうんこ踏まないゲームを思い出した、あの岩だらけのゴツゴツした道を。本気のトレイルランニングの人たちがこれをサクサクと越えて走っていくさまがすごいです。たしか、最後にすごい暗い洞窟と階段があったのは覚えてるんだよな・・・
これが最後の地獄百階段だったかな
と思ったら洞窟の入口だった。
あっ、さっきの階段ちがう!
地獄の階段あれじゃなかった!!
これだあああああああ
フウ、上がってきたよゼエゼエ
暗い洞窟とおそろしく急な地獄階段、これだけは変わっていなかった。この記憶だけが20年も残っているとはさぞかし20代のわたしもつらかったに違いない。到着直前にこんなに落としておいて、登りきると目の前に広がる青い海、ってこのルートはエンタメだよね。
やっぱりいい眺め〜!
混んではいます
降りるときにこのすり鉢状の地形がよくわかります
行きはゼエゼエ、帰りは軽い。登ってくる人に心でエールを送りながら、予定外の真っ昼間になってしまったダイヤモンドヘッドハイキングは終了。ゆうても頂上まで30分程度なのでさして辛くはありませんが、暑さは避けて朝に行くのがより良いでしょうねえ。
なんか、スッキリした。「あそこどんなんだったっけなあ」ともんやりしてた場所がもう一度見られてよかったよかった。やっぱりダイヤモンドヘッドから一望するワイキキは再訪する価値ありの絶景だと思います。
午後につづく。