香港的旅行記その3~港式餅屋
(番外編・香港旅行記をお送りしています)
やっぱり香港の一番の楽しみは食だと思う。
色々と買い食いもしました。
香港のパンは薄甘くてもうこの上無く私好み。中身がどうとかいうよりガワがうまい。ほのかに甘くてもちもちでフワフワした、昭和のコッペパンみたいな上質な給食のパンみたいな。
ただ、品名の画数が多いので何が入っているのか危うくて手を伸ばしづらい。だって「黑麥芽吐司」「巧克蛋??包」ってもう虫とか吐とか麺とかの漢字入ってますけどそれパンですか的な話だ。そもそもパン屋を「餅屋」と書く時点で私はちょっとツボってしまう。
香港名物パイナップルパン(菠蘿包)や、でっかいバター挟みの菠蘿油は、クッキー地みたいなのが乗ったいわゆるメロンパンなのですがこれが好きでした。でもこういうの昭和のパン屋にはあったなあ。
ここなんてまるでどこかの高校の前とかにあるパン屋のようだ。このパカってあけるプラスチックカバーのパン屋って、うちの近くじゃもうあんまり見ないなあ。
なんならエッグタルトも売っている。ああ、誰かこのパン星人の家の近くに港式餅屋を移植してくれないものでしょうか。シンプルでちょっとバタくさい昭和くささを残した薄甘い香港のパン。美味しかった。
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