今日の沖縄旅日記(D&DEPARMENT OKINAWA,、壺屋〜浮島通り、塩屋、栄町、屋台村)
二日目の後半戦。旅先の食事というものはなかなか難しいもので、要望・現在地・お値段・行き先・時間帯などをひっくるめて考慮すると「いまアレ食べたい」は叶わないことが多い。ということで、散々ウロウロしたあげくお昼はやむなく北谷アメリカンビレッジに立ち寄って「HAN’S」でチキンステーキ。沖縄感ゼロ。
相変わらずディズニーランドみたいなところだ。むかーしはここも「わあ!」と思ったことがあったものだけど、10代だったらともかくもはや派手なイオンにしか見えないもので、早々と移動。南下して念願の「D&DEPARTMENT STORE OKINAWA」へ。
「D&DEPARTMENT STORE OKINAWA」をパトロール
沖縄のD&Dって広いな。複合型ショップになっているっぽかったけど、ワンフロア全部生活雑貨インテリアショップになっていて、合わせると小屋ストアな京都の8倍ぐらいある(笑)二階はインテリア階だそうだけど見にはいかなかった。
ま、とはいえ所詮D&Dであることには変わりなくて、置いてあるものは既知の生活用品が主なので目新しさはなく。お目当ては沖縄セレクト食材だったんだけど、そこまで種類も多くなかったので気になっていたパッションフルーツバターと依頼品の辺銀食堂ラー油を購入。王朝みそ、首里みそ、なんかも気になったけどデカかったっす。
壺屋〜浮島通りでおしゃれショップ探索
宿に戻って今日の自由時間はチャリンコで壺屋〜浮島通りをひとっ走り。まずは壺屋やちむん通りの「育陶園」さんへ。定番商品の唐草彫りがどわーっと並んでいて、これはわりとわたし好みなのであった。中でも黒の7寸皿にワイルドさに心惹かれて買う3秒前だったのだけど、読谷村でも買ったしデカイしお値段も・・・と断念。一晩考えて来ようと思ったら「明日はあいにく社員研修でお休みなんです」とのこと。これもご縁ね・・・。気になり続けたらネットで買おう、手に取って確認できたのはよかった。おしゃれ陶器としてはミラノ出店したときに作られた唐草手腕の佇まいが素敵なんだけど、あちらではカフェオレボウルとして呼ばれていたそう。このサイズ感って微妙に出番ないんだよねえ。これもまた要検討。
続いて姉妹店の「kamany」さんへ。ここのはアコメヤで見たことあるな、もう少し洒落た感じのものを置いてあると育陶園さんのお姉さんが言っていた。陶器屋さんに関しては買ったときに「他におすすめのお店ありますか」作戦で数珠つなぎにショップを辿るのがエフェクティブだな、どちらもtitutiさんに教えてもらったところ。
暮れる壺屋を走り抜け、今日もやっぱり残念ながらお休みの「GARB DOMINGO」さんの前を通り、「花商」に立ち寄ってジーマミー豆腐を買った。沖縄訛り風におばちゃんに話しかけたら帰り際に「いつもありがとうねえ〜」と言われたのでこのモノマネは成功した模様。現地人モノマネは京都でもたまにやっています。
テキスタイルの「MIMURI」を覗いたらちょっとわたしには可愛すぎたので「miyagiya」さんへ。それほど陶器の数は多くないけどちょこちょこ気になるものがあってセレクトって大事だな、って思う。なんとなく気になって金城彩子さんのボウルをひとつ購入。お向かいも良かったら、とおっしゃるので道路向かいのおなじく「miyagiya」さんを覗いたら個性的ながらもシンプルなお洋服いろいろ。Limaの強化ガラスピアス、素敵だったな。
国際通りの一本南にある浮島通りは近年話題のようだけど、確かに小さな飲み屋やショップが点在していて見た感じ気になるとこが多い。あと、miyagiyaさんのある開南中央通りも合わせて良いですね。二大意識高い系ストリート。移住組の勢力もあるんだろうか、わたしが10年ぶりに訪れたことを話したらこの手のショップは4,5年前から増殖してるとのことでした。
沖縄料理居酒屋「小桜」
さて、自由時間のあとはディナータイム。マリオカートのみならず沖縄にもいる『バーニラバニラで高収入♪』の歌を歌いながら晩御飯を食べに竜宮通り「小桜」へ。1階のカウンターも素敵だけどすでに埋まっていたので二階の人んちみたいな座敷で雑魚座り、ソーキや島らっきょうなど。
泡盛が全種類量で値段が決められているのが素敵。お水と氷はセットでサービスされるからなお良し。言われて気づいたけど、どこも氷が製氷機の四角いのじゃなくてカチ割りで出てくる地味なハイクオリティ、沖縄流なんでしょうか。
味見が止まらない塩パラダイス「塩屋」
土産物屋に興味はないが「塩屋(まーすや)」は行きたい。こちらの社長さんはカンブリアだかガイアだかにも出てたよね、熱心な塩マニアのおとうさん。国際通りにも数店舗あってすっかり人気ショップ。
フレーバー塩のラインナップが圧倒的で味見止まらず。カラダに悪い。お馴染み雪塩やぬちまーすなどの沖縄の塩コーナーや、ガマルゲとかの海外ソルトを置いてあるコーナーもある。塩パンも食べたかったけど、頬の裏側を噛み締めてグッと我慢。店頭ではソフトクリームにいろんな塩かけ放題という甘じょっぱさをウリにした売店に大量の中国人の人だかり。みんなワサビワサビゆうてた(笑)
とりあえず、ゆでたまごの塩は即決購入。あとはアーサ塩とシークワーサー塩、沖縄の塩もひとつ。糖質制限の人に優しいお店は塩屋だけと言っても過言ではない!
栄町市場はディープすぎた
二軒目に、と安里駅近くの栄町へ。立ち飲みやら餃子屋やらいわゆるこ汚い系の居酒屋がちょいちょいあるとのことで行ってみたのだけど思ったよりも暗くて人も少ないし、スナックやぞんざいな感じの飲み屋が点在している印象。極めつけは、こんなん日本で初めてみたかも真っ赤なライトの部屋で微妙な感じのお姉さんが何人か座って客を待っている原始的な風俗が。うわー。五反田の案内所とかと違うドメスティックな空気感・・・。
もうちょっとワイワイせんべろ系、十条や立石のシャッター商店街版かな、と思って赴いたのですがあまりにわたしには空気が重いので即退散。曜日も悪かったのかな?なんか大阪のはずれとかに来た感じ(イメージ)で、観光する人を選びそうだった。
悪くない、国際通り屋台村
気を取り直して先程の小桜の前にある新しい屋台村へ。ちょこちょこつまめるし、確実に泡盛飲めるし、オープンテラスで気持ちいいし、屋台はやっぱり気軽でよい。「しまぁとあて」さんの名物、温かい鳥南蛮タレにつけて食べる『つけもずく』ウマし。もずくのぬめりがほとんどなくてサクサクとお蕎麦みたいに食べられるの、新しいわあ。 接客も丁寧、誠実で気に入った。
ここで古酒を飲み、豆腐ようをつまみ、などして夜は更けまして、今日もまたヘトヘトのバタンキューで早めにお開き。おやすみなさい。
つづく。