そうだ、ロンドンでオアシス見よう

今日の旅メモ(Liberty / adidas / Selfridges / Mayfair Chippy / Hyde Park)

14:00、マグカップを買いにリバティへ。エマ・ブリッジウォーターはわりとかわいい目のデザインの陶器が多いのだけど、私はそっちではなく、イギリスの街や名称を書いた挿絵みたいな線画や、家畜のダサリアルめのイラストのシリーズが好きでずっといつかロンドンで買いたいと思ってたのだ。ただ悲しいことに、どうやら牛やら馬やら鳥やらの動物シリーズは、もう製作をやめてしまったのかオンラインにも見当たらず。リバティコラボのイラストマグカップだけ購入した。これで毎朝イギリスを思い出しながらミルクティー飲むんだー。

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30年ぶり位にリバティーに来たけどやっぱりあちこち可愛くて最高。特に生地売り場は見たことのないようなリバティープリントがいっぱいあって眼福。Libertyプリントが好きすぎて、昔CAの寮で休みの日にパターンを買ってシャツを仕立てたりしていた私ですが、その調子で今でもやってたら今回はきっとたくさん生地買って破産してただろうな。リバティーの150周年を記念して、中央の吹き抜けにはパッチワークで作られた家が飾られていてとっても可愛かった。

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ちょっと立ち寄った手芸売り場がすごく面白かった。ウィリアムモリスのクロスステッチとか、リバティープリントでできた手芸箱とか、パッチワーク用の端切れとか。

ノリッジ出身のアーティストのワッペンがすごく可愛くて思わず買ってしまった。デヴィッド・ボウイみたいな稲妻のと、ロンドンモチーフのやつ。リバティーのサングラスも可愛かったな、お値段が全然可愛くなかったので、悲しい気持ちで試着した。

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15:00、オックスフォードストリートのadidas旗艦店でオアシスコラボパトロール。公式ショップの方で売り切れたジャケットだけ見たけど、まぁこれは買わなくていいか。明日現地の物販も見るので店内の見学だけ。

ここでもいろんな人がああだこうだ言いながら爆買いしていた。確かに当時はフレッドペリーだとかアディダスとかをイギリスのミュージシャンたちが来ていて憧れたものでした。

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15:45、百貨店セルフリッジに立ち寄る。さすが香水をしっかりつける人が多いだけあって、香水売り場の圧がすごい。もうちょっとクラシックな百貨店な気がしていたけど、DJが入っていて館内全体がクラブ化している。

ヤングデザイナー系の売り場を見ていたら、日本のみゆき族にインスパイアされた英国メンズデザイナーのTシャツがめちゃ好みの分厚さで、Sサイズがどこかに売っていないかいまだに探している。

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16:15、超人気店「Mayfair Chippy」で予約しておいた本日のごはん。フィッシュ&チップスどうこうよりずっと前から店名が気になっていたのだった。なぜならわたしは友達に「ちっぴー」というあだ名で呼ばれているからである。ただそれだけ。

店の前にはひっきりなしに人が並んでいて、本当に人気のお店なのがわかる。お一人様なのでカウンターに通されたのは良いのだけど、そのカウンターがびっくりするほど狭くて、かろうじてナイフとフォークが置ける程度の狭さ。ハイチェアな上に荷物を置くフックや場所もなく、隣の人とのスペースもなくギュウギュウ。とてつもなく居心地が悪い。通されるカップルやおひとりさまが皆一瞬ギョッとしてる。

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果たしてやってきた1番人気のメイフェアクラシック。フライドポテトの上に大きなフィッシュフライ、ソースはグレービーと緑色の豆ペーストとタルタルソース。今日1日何も食べてないので、お腹を空かせてきたつもりだったのだけど、なかなかの重さ。さらには驚いたことに全然美味しくない。フライドポテトすら美味しくないってどういうことなの。

街角の定食屋さんや藁半紙に包まれたキッチンカーのフィッシュアンドチップスなど、昔は素朴なのを何度か食べてそれなりにおいしいと思っていたけれど。なんでこれがこんなに人気なのか全然わからない。人気店ならではのシステマチックに愛想の良い接客もあいまって、ただただ観光者向けのお高いお店だったなと言う印象。

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隣の女の子がほとんど残してお持ち帰りバックに入れてもらっていたので、私もそうした。これで全部で6000円もするのだからたいした大失敗。友達には絶対に勧められない。ドギーバックは持って帰っても絶対に食べないのがわかっていたので、ホテルの近所で捨ててしまった。それぐらい美味しくなかったしなんだかショックだった。

でも京都にもあるよね、全然美味しくないのになんでこんなところに並んでるんだろうって言うお店、あれだね。まあ、行きたかったところがこんな感じとわかったからよかろう。インスタもフォロー解除だ。

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17:00、あまりの胸焼けに気が遠くなっているところに小雨。本当はこの後金曜夜のナイトミュージアムでビクトリア&アルバートミュージアムに行こうと思っていたんだけど、素直にホテルに帰ることにした。

近所の駅まで行くのにシェアバイクLIMEを使う手もあったけど、それすらできないほど胸焼けがひどかったので、ハイドパークに入って歩いた。だだっ広い芝生の中を湖を横目にハロッズでお馴染みのナイツブリッジまで歩く。その後地下鉄でホテルに戻った。

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夏の公園を味わうにはちょっと肌寒すぎるけど、やっぱりイギリスの公園はいいよね。ストライプの椅子に座るの憧れだった。アイスクリーム屋のフォントが可愛い。公園にはいろんな犬がいて見ているのが楽しい。うちの母もハイドパークで犬を見ていた。ものすごくお利口さんにしつけされた犬がおじいさんと一緒に散歩をしていて、思わず熱い視線で眺めてしまった。

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18:00、ホテルチェックイン。
部屋の鍵をもらって、大荷物で細い廊下を行くとなんと私の部屋は2階。このクソ重い荷物を引きずって細い階段で上がらなきゃいけないのか!それが嫌だったから、ホテルにしたのになんてことだ。

小さなシングルルームはまるでお仕置き部屋のようで、しかも真っ暗だったので、一体何の拷問かと思ったけど、天窓開けたらサンサンと光が降り注いでとても日当たりが良かった。窓の外の景色とかは無いけど、それはそれでパンツいっちょでうろついても誰にも見られないコンパクトで小回りの効く点は悪くない。ずっとホテルに泊まっていた私からしたら自分専用のトイレとシャワーがあるだけでちょっと感激した。

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早速洗濯バケツを広げて下着やヨガパンをつけ置き洗い。テレビがあるのも選んだポイントだった。イギリスのテレビは楽しい。早速お宅拝見の番組をセミシングルのベッドで見ながらうとうとして、そこから2、3時間ほど眠ってしまった。

せっかくのサマータイムで夜になってもまだまだ明るいので、頑張って外に出ようかなとも思ったけど、今日は中途半端に腹が減ったままでゆっくりすることにする。写真や動画のリサイズやらデータ整理で相当な時間がかかるので、ブロガーの旅は、それはそれでなかなか大変であります。

そういえば、せっかくクレジットカードのセキュリティ緩和までしてきたのにこっちで買おうと思ったBRITPOPのお酒、今度はサイトにすらアクセスできなくなっていた。eSIMのせいかなー。通販、決済から何からもう踏んだり蹴ったりすぎる。ていうかアレックス、ロンドンの百貨店でくらい販売してくれよ。

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