今日の旅メモ（オアフ島移動〜ワイキキ）
朝7時半起床。外は曇り。わたしが誰よりも、しかも相当遅く寝たのにまだ全員起きないのは若さなのか…！8人部屋の女子達は皆爆睡中。こっそりこっそり外に出る。
ひとり、1階のバスルームで身支度してチェックアウトのための荷づくり開始。着ない冬服を入れているせいもあるけれど、これがまたなかなかのぎゅうぎゅう詰め。これまでの青い登山用リュックでは少なくとも一度もこんなことは無かったので、新しいリュックなのにやっぱイマイチなのかしらコレ、と釈然としない気持ちでひたすら仕切りポーチを詰め込んだ。もうパンパン。
ここでふと気づいた。「あれ…傘がない…」井上陽水を脳内BGMにしながら詰めた荷物を取り出したりどこで無くしたのかと考えてみたりするけど、リュックと同系色な上、ポケットに差し込んでいたのもあってどこまで手元にあったのか全く思い出せない。昨日チェックアウトしてた妙な雰囲気のエリザベスおばさんか？どこかでうっかり落としたのか？それともここの女子の誰かか？全く手にも触れた記憶がないので、思い出そうにも手がかりゼロ。人を疑うのも嫌だし、まあ傘で済んだからいいやとすぐに思い直したけど、ずっと心に引っかかっていた「高い傘だけど軽いから持っていくべきか問題」に結論はでた。もうモンベルの傘は持っていかない！（笑）
台所でナイフを借りて、昨日買ったランブータンとマンゴスチンをつまむ。あのバナナ本当に美味しかったなあ。受付にキーと南京錠を返してチェックアウト、9時半に時間通りにやってきたトローリーに乗ってダウンタウンへ。今日もアリィドライブの両脇はランニングする元気な中高年がいっぱい。コンドミニアムで長期滞在とかだろうなあ、羨ましい。
ロイヤルコナリゾート前で降りてBasik Cafeで名物のアサイーボウルの朝食。アサイーボウル、実は食べたことがないのでいっぺん食べて見たかったの。ISLANDER Sサイズ11ドル。アサイーとヘンプミルクに、いちご、バナナ、はちみつ、グラノラ、ココナツシュレッド、ゴジベリーの乗ったインスタヴァエする一品。アサイー自体はうんともすんともしない味だけどグラノラやフルーツが合わさると美味しいのな。てか、グラノラが美味しいんじゃね？頭の中にたくさんのはてなを浮かべながら、ちょっとイマイチ色のわりに存在感が感じられない食べ物であることを認識。ま、総じてお味はよかったし勉強になりました。そして早速インスタにアップ。イエー梨花イエーー
あばら屋調カフェ
いまひとつ休まらない雰囲気
人気のアサイーボウル
昨日日本語ガイドさんがおすすめしてくれた「コナ ブリューイング カンパニー パブ & ブルワリー」でビールでも飲んで帰ろうと思う。お店が開店する11時までもう少し。荷物がなんかめちゃくちゃ重いけど、タクシーが走っているわけでもないので歩いていくか・・・こりゃ腰に悪いなとほほ・・。
忘れずにゲット
途中、アリィドライブ沿いにある王室の夏の別荘「フリヘエパレス」へ。クリーム色の外壁に深い緑色の窓枠、10ドル払って中に入るとコアの木の調度品が美しい寝室やダイニングなどを見学できます。4部屋ほどの静かで趣のある展示物だったけどお写真は禁止なのでナシ。相変わらず天気が悪かったのだけど、大きく開いた海側の窓からグレーの海が見えて、涼しい風が通り抜けていって気持ちがなんだかクレアトラベラー。よい暇つぶしをさせていただきました。それにしてもハワイの著名人の名前は1ミリも覚えられない、カ行とハ行とマ行が多すぎて。まにかにはのはぬしてる。
ハワイ、夏の宮殿を尋ねる旅
えっさ、えっさ、と死ぬほど重いリュック背負ってなんとかクラフトビールの醸造所「コナ・ブリューイング」へ。お昼前にも関わらずすごい人気だ！オンシーズンには2時間待ちレベルだそうで、こんな曇った冬の日でもひっきりなしに観光客がやってくるの、スゴイ。幸いすぐに入れたので、長い長いビールリストを見てまずはビッグアイランド産ジンジャーとレモングラスの香るブロンドエール『LEMONGRASS LUAU（レモングラスルアウ）』をグラスで。
工場見学もできるよ
なかなかよい雰囲気のパブ
ビアリスト（もっとあります）
デイリースライスとレモングラスルアウ
お昼ごはんに、と今日のピザ『KOHALA』をスライスで。ピザ1枚から食べれるのサイコーだ！ほうれん草やローズマリーの香るほどよいボリュームの1枚。さらにもう一杯、パッションフルーツとオレンジとグアバの香るライトボディ『HANALEI IPA』をグラスでいただいた。ここは流行るわけだ。おひとりさまにも優しくて助かりました。
中の座席もなかなかよい
売店もある
帰りめっちゃ並んでた！
さて、ここから空港へは当然UBERで。ダウンタウンから26ドル、ほろ酔いの塊魂おばさんを迎えに醸造所のパーキングまで迎えにきていただきビューンと空港へ。今回お世話になったシリッシュは若いヒップホップ系の兄ちゃんで、ホンダの車が乗り心地のよいUBERドライバーだった。今回の旅のことや日本のUBERのことを話しながら楽しく送っていただいた。シリッシュいわく、コナは圧倒的にタクシーの数が少ないのと、結局タクシーのほうが高くつく（日本と逆だね）ので絶対にUBERを選択すべきだ、とのこと。いやーUBERさまさまです。
なんでこんなパンパンなんだ
相変わらず公園のような空港内
空港につくと到着機材遅れで30分のディレイ。お水とバナナでやり過ごしながら公園みたいな青空待合室で飛行機をひたすら待つ。重いけどパソコンもってきてよかったよ。帰りの便はどうやら混んでいるらしく、大行列の搭乗だったけれど、それでも私の隣は誰も座っていなかったのでジュースを貰ったらすぐ就寝。iPhoneで曲を5曲ぐらい聞いているうちについたので30分ぐらいかしら、体感3秒でオアフ島に到着です。晴れてる！やっぱ都会って晴れてるから都会って説あるよね〜と思いながら、出口へ。
アロハな搭乗口
今日もハワイアン航空
めっちゃ詰まってる
安いジュースをもらったのだった
タクシーで町中まで行くのは40ドルとかかかってしまうらしいし、路線バスに乗るにはちょっと荷物が重すぎるので、ロバーツ・ハワイの空港エクスプレスシャトルを選択。予約がなくても大丈夫。片道16ドルを支払って、泊まらないのに『わたしはモアナ・サーフライダーまでお願いします』と依頼。混載バンで幾つかのホテルを経由して、夕方のラッシュアワーの中、無事にカラカウア通りのど真ん中に到着。わー！ホノルル！
またロバーツ・ハワイ
いろんなホテルにいく人たち
いやーワイキキ、都会！残念ながら遅延したのでサンセットカクテルには間に合わなかったけど、22時頃にはスーンと街中が真っ暗になるコナに比べて渋谷さながらの賑わい・・・そしてまだこんなにたくさん日本人がいることに驚き。こんなにいたっけ日本人、すごいなー。ちょっと雰囲気のあまりのチャラさに唖然としながらお宿へ移動。わたし・・・これホノルル楽しいのかしら・・・急にラスベガスに迷いこんだみたいな気持ちだわ・・・。
今日から5泊のお宿はなんとビーチまで徒歩2分、カラカウア通りのすぐそばにも関わらず一泊4000円しないという激安価格。そのかわり久しぶりにある程度ボロっとした、モダンじゃない方のホステルだけど、まあ、この辺の高級ホテルの宿泊費用が一泊数万円と考えると、対価通りの施設と言うべきか。幸いにも逆に固い運営ルールなので酒もタバコも禁止、毎日お掃除が入るのでベッド周りはキレイにね、という感じで気持ち的には合宿所さながら。
久しぶりのムショ系
さて、さっそく外に繰り出してみようか。
ひとまずカラカウア通りを歩いてみる。なんか全然違うな・・・15年の間に猛烈に商業化が進んでる気がする。店が増えて、キレイになって、大きくなってる。
にぎやかなところだのう
何より衝撃だったのは、大通り沿いにも関わらずうっそうと茂った木々が目立っていた「インターナショナルマーケットプレイス」が、ショッピングモールになっていたこと。BEFOREとAFTERの差がすごい。あのジュラシックパークみたいなロゴ好きだったのに。吹き抜けに木を残したまま近代的なビルディングに・・・なんか人類のエゴ感が引き立って余計切ない！木かわいそう！
あっでもアンソロポロジー入ってるじゃん
スタスタスタスタ
木よ・・・
吹き抜けでフラダンス
わたしがかれこれ20年ほど見守っている日本未上陸の「アンソロポロジー」。わたしはここのインテリア家具の突拍子のないデザインが好きなのですが、服も台所用品も同様に突拍子がないデザインなので1個買うと他のものと全くバランスが取れない、という困ったシロモノ。でも好き。熱い視線でその日本にないデザインを楽しんできました。あーあのカフタンドレス買おうかな〜でもどこで着るのかな〜
イエス、アンソロポロジー
いろいろかわいいけどクドい
そのあとは「ロス・ドレス・フォー・レス」。でももうわたしには用が無いものかなと悟りました。その場でしか着ない派手な水着やドレスを買うには使えるけど、もういらないかな。
つか、丸亀製麺並び過ぎでしょ
そのあとはいろいろ悩んで「IHOP」。イエス、アメリカンファミレス。やっぱり行っておこう。今晩のディナーはIHOPモーニング、というややこしい話になりましたが軽くパンケーキや目玉焼きなど。こう、特筆すべき美味しさでもないところが好き。でも久しぶりに食べたら意外とモチモチで悪くないのな。
IHOPはもう日本にない
そう、この雑なルックス
そして帰り道にはすっかり新しくなって久しいロイヤルハワイアンセンターの「アイランド ビンテージ オーガニック＆ナチュラルズ」へ。オーガニック化粧品屋さんかと思ったらただのコーヒーショップの片隅においてあるコーナーだったので拍子抜け。なーんだなーんだ。ここではハワイ産のククイオイルとミストをお買い上げ。
21時を回ってもまだまだまだまだ夜は続くワイキキ。どこまでいってもABCストアがあるので現在地を見失ってしまうワイキキ。1枚で100通りの巻き方ができますよのストールをまだ売っている（そしてまだおばさんが引っかかっている）ワイキキ。ついついレスポを買ってしまうワイキキ。ワイキキはやっぱりワイキキのままで、もっとワイキキっぽくなっているみたいです。
今日のムショは満員。下の段の韓国ちゃん、隣のフランスちゃんと少し話をして寝た。窓はガラスのブラインド1枚で、開いているのでほとんど外と同じ気温だ（笑）冷房ナシ。すごいなあ、ハワイ。
