祇園祭 手ぬぐいパトロール2019(前祭)
今年もすっかり始まっています、祇園祭。そろそろ目新しくもないなあと思いつつ、7月に入って街角で祇園囃子が聞こえるとワクワクしちゃうものでねえ。とはいえ、最近バタバタしてる間にいろんな神事や鉾立も終わって気がつけばもう前祭の宵山期間。早い。もう三年目になるとだいぶスルー。
リンク祇園祭御朱印集めの軌跡(2017)
リンク祇園祭の手ぬぐいについて勝手に考える会(2018)
一年目にはチャリで御朱印を集め倒し、そのおかげで山鉾は全部回って場所と名前はだいたい頭に入りました。昨年はお友達と宵山の手ぬぐい狩りに。そして今年は、この二年で避けていた大行列案件の攻略と、ルーティンワークでありますフェスの物販チェック(=手ぬぐいパトロール)の二点を行動目標に据えました。まずは手ぬぐい狩りから。かわいい手ぬぐいはねが〜新作はねが〜
前祭 手ぬぐいパトロール
手ぬぐいおばさんとして昨年考察を行った結果、今年も主に以下のような視点で手ぬぐいを求めております。あくまでも個人の趣味でございます。
- 願わくば注染=非プリント(裏も染まってるやつ)
- お値段手頃(500〜1000円目安)
- 全体柄モノ(額装向きの絵画的なデザインでない)
- 三色以上の方がかわいいな
月鉾
毎年デザインが気になる月鉾。八咫烏にウサギにお月様と、デザインモチーフがかわゆいゆえのズルさが魅力。もともと人気の鉾だから何しても売れるんだろうけど、毎年グッズを刷新してくるので見ちゃう。
この提灯のフォントが好き
今年のラインナップもポップだ
今年は目つきの悪いうさぎを全面に押し出した手ぬぐいでついプリントなのに買ってしまいました。ついでにバンダナも。買ったら鉾の上に乗れるんだけど、月鉾は鉾の上での撮影禁止なので結局登らず。
オレンジのウサギ手ぬぐい
バンダナ手ぬぐい、弁当包みやすそう
八咫烏と月の巾着1500円もレイブンクロー的なかわゆさ
長刀鉾
生稚児の乗る一番鉾、ここは500円手ぬぐいが充実しているのがナイス。今年はちゃんと『令和元年』って書いてある新デザインが投入されています!そう、そういうとこ!でも売り切る自信ないと作れないよね、さすが人気モノ。
500円手ぬぐいが複数あるのっていいね
シンプルだけど三色染めで良デザイン
岩戸山
岩戸山は象形文字みたいなアイコンを生かして素敵なパターンに仕上げてたので速攻お買い上げ。ポップに『新デザイン』って書いてあるのを見て「そう、そういうところ」って心の中で褒めちぎって帰りました(何様)。
新デザイン、って書いてあるの助かる
末富の岩戸煎餅は今年も買わず
二色刷りながらモダンパターンでこれお気に入り
鶏鉾、函谷鉾
新デザインを投入するところもあれば、全然昨年と代わり映えしない(もしかしたら新作なのかもしれないけどよくわからない)ところも多数。函谷鉾、おなじみ学生さんのボランティアで売店は大規模展開しているのだけどついにVRゴーグルまで登場してて笑った。やたら学校感強い。
昨年「飾ってあるのだけ注染だった」問題を生んだ鶏鉾
学生さんぽい香りのするデザインの函谷鉾
実験的すぎるグッズ、VRゴーグル
山伏山
一番可愛いんじゃないかと思うマティス風手ぬぐいを売っている山伏山。が、通りかかったら『令和デザイン』『いちおし』と新商品のバンダナサイズ手ぬぐいを推しまくっていたのでそちらを購入。せっかくなんだから令和タイミングで新商品投入するのとか大事だと思うんだー(裏方目線)
時代はバンダナ
こちらも新商品のマカロン(笑)
派手めの青い方にしました、歌舞伎っぽい
船鉾、放下鉾、四条傘鉾
なんか新しいの出てるけどちょっと好みじゃないかなーというのもあり。放下鉾のマーク(わたしはタフマンと心の中で思っている)の新作手ぬぐいは通行人が「隠れミッキーみたいやな」と言っていました。あー確かにね。
中央下段、新作かしらちょっとカワイイ船鉾
言われたら確かにミッキーな放下鉾
悪くないけどもうひと押し欲しい四条傘鉾
霰天神山
周囲の道が狭くてめちゃこみなので寄り付きもしなかった霰天神の会所には今年初めて入りました。あら、こじんまり。ここのは完全に額装向きの手ぬぐいだったんだけど、なかなか個性的だったので購入。上下端のお花模様がラブリー。
小さな売り子さんたちが可愛らしいのよね
もちろんこういうのはガチプリントだけどね
前祭では6枚購入しました
そんなこんなでザーッとパトロールして目についたものを買いましたところ、今のところ合計6枚(後祭もあるけどね・・・)。新デザインで500〜600円ぐらいでシンプルだけどモダンな岩戸山のが今年のお気に入り。
カマキリがモチーフの蟷螂山とか、なぜか新グッズがクリアファイルの菊水鉾とか、こちらは買う気満々なのにどうも値段やデザインがしっくりこなくて見送ったところも。手ぬぐいおばさんはかつてバンドグッズ制作の裏方だったせいもあって「ああん!もっとこうしたら売れるのに!」と勝手に心の中でコンサルをしながら狩りを続けるのでした。
もう十分買ったけど、後祭パトロールにつづく。
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