京都生活

京都嵐山「茶寮 八翠」のアフタヌーンティー

先日、嵐山で優雅なアフタヌーンティーをしてきました。京都に来たお友達がお誕生日でちょっとパーっとやりたいというので、数ある京都のアフタヌーンティーをいろいろ検討した結果「まあまあラグジュリアスなお値段で」「ビジュアルが素敵で」「お菓子だらけで胃にしんどいやつじゃない」「子連れでも行ける」などのポイントから嵐山のマリオット系高級ホテル「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」内の「茶寮 八翠」に決定。嵐山の船着場の近く、かの吉兆のお隣でございます。

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アフタヌーンティーなんていつだかの誕生日にひとりで行ったアマン京都の高級アフタヌーンティー以来。今回は子連れなのがだいぶネックだったのですけど「茶寮 八翠」はネット予約の時点で子供の年齢を入力するところがあり、心づもりいただけるのだなということがわかるので助かりました。(ちなみに彼は事前に計画的に与えられた軽食で小腹を埋められており無料でいただいたジュースを二杯だけ飲みました)

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エントランスの門を抜けてすぐのところにある歴史的建造物の離れがホテルのカフェ。ここの推しはとにかくテラスとその向こうに広がるTHE嵐山な風景!いやあ、贅沢。ここ夜になったらお酒とか飲めるのかなそれ最高だな。この日はめちゃくちゃ蒸す日だったので室内のお席を選択しましたが、それでも目に緑が沁みるナイスビューです。シャンパンがうまい。

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メニューは亀屋良永とのコラボで季節のお菓子がついており、あとはお寿司やおぞよ(おかず)などのセイボリーがお重に入った和のアフタヌーンティー。飲み物はDAMMANN FRERES(ダマンフレール)の紅茶や日本茶の60分フリーフローと、八翠オリジナル抹茶もたてていただけます。

もっと華やかな洋菓子やサンドイッチのアフタヌーンティーも素敵なんだけど・・・ほら・・そういうのもう全然入らなくなってるじゃない・・・?ラデュレサロンとかフォション京都なんかも行きたいんだけどこういう落ち着いたラインナップの方がちゃんと全部残さずいただけそうです。

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お食事は少しづついろんなものが味わえて楽しかった。こういうまずもって自分じゃ絶対に作らない細工や組み合わせの芸術をいただけるのは幸せなことですのう。トマトや柑橘などを使った季節のお菓子、小さなおかず、最後の方は温かい石の上にグルテンフリーのパンやキッシュが乗せられて。こういうの本来なら景色を見ながらゆっくり味わうものなんでしょうけど、すいません秒で食べるタイプです。サッ シュッ

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アフタヌーンティーはやっぱりお茶だ!とばかりに色んなのを頼んだのですが、ここのメインのDAMMANN FRERESのラインナップは結構フレーバーティーが多くて普段アールグレイやアッサムばかり飲んでる私にはちょっと華やかすぎたかも。グリーンウーロンベースの”リュクサンブールの庭”、白牡丹とジャスミンの”バリブラン”なんてとっても素敵なんだけど結構フローラルなフレーバー。わたしマリアージュアフレールなんかもちょっと苦手なもので、一番しっくりきたのはアールグレイとお抹茶でした。

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ご好意で誕生日プレートもいただきまして、しっかり完食してごちそうさま。ちょっと子連れなもんで優雅にってわけには行かなかったですが、目の前にバーっと広がる嵐山の風景はなんならいつでも来れるわたしでもちょっと特別で、今京都に来てます感を沸き立たせる空気がありました。

わたしが引っ越してきた頃はチープホステルが星の数ほどあって街中に外国人がひしめきあっていたオーバーツーリズムのラストイヤーって感じでしたが、最近はコロナ禍の落ち着きと共に超高級ホテルの建設ラッシュ。最初はそんなの誰が泊まるんだよって思ってたけど、そうよねもうこんな貧乏な日本人じゃなくて海外の超富裕層需要なのよねI agree・・・。しかしおかげで、庶民の贅沢レジャーとしてのホテルアフタヌーンティーは選択肢が増えています。高いけど。すごい高いけど。

ホテルのアフタヌーンティーって、京都っぽい和のしつらえとかインテリアやビューも一緒に味わえるので、たまーーーの記念日とかになら奮発してこういうアフタヌーンティーもありかなと思います。1時間だけ小旅行をするような感じかな。またどこかのホテルに非日常を味わいに行きたいものです。

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