育児日記

不定期ダイアリー「子育て惑星」〜むーさん、5歳の誕生会

皆さんはこどもの頃、誕生会やりました?
わたしが幼稚園の頃はわりと頻繁にこどもの誕生会が開かれていた記憶があって、文具屋で買った消しゴムや便せんのプレゼントを持ってお呼ばれしたり、仲の良いお友達を自宅に招いたりしていたものでした。

杉森家ではなぜかおばあちゃんが冬の寒い朝から餅をついて大量のおはぎを作り、パック詰めして子供たちのお土産に持たせたり(謎文化すぎるが多分その頃からわたしがあんこ好きだったのだろうと推測する)、毎日足繁く通っていた近所の駄菓子屋で母にくじ引きを箱ごと買ってもらい夢の宴会アトラクションとしてみんなで盛り上がったりしたのを憶えています。

もう40年以上も昔のことなのにそんなことをいまだにおぼろげながら記憶しているということは、きっと子供心に焼きつくほど楽しかったんだろうなと思う。そんなわけで、ぜひいつか自分の子供の誕生会も!と思ってはいたのだけど、もはや令和にはそんな田舎じみたカスタムは浸透していないのか全く噂にも聞かないまま、むーさんが5歳を迎えることに。よし、ここはいっちょやってみようかと今年は思い切って腰を上げてみることにしたのでした。

パーティールームをレンタルしたかったのだけど予約が取れず、やむなく狭い我が家に史上最大10名のキッズ(とそのママたち)がギュウギュウに押し込まれるギネスに挑戦みたいな誕生会を敢行。我ながらよくもまあチャリひとつで買い出しを繰り返して頑張りました。

パーティールームに模様替え

子持ちになると死ぬほどお世話になる100均にはパーティーグッズがいっぱい。せっかくなので部屋もコテコテに飾り付け。

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 icon-camera 色がいまどきなペーパーフラワーも100均で

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 icon-camera キラキラカーテンとお花バルーンと英字でコテコテに

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 icon-camera 数字バルーン思ったよりデカい

今回、わたしは新しい言葉「クレープペーパーストリーマー」を覚えました。クレープ紙という薄紙の装飾用カラー紙テープ。一巻き25メートル6巻で1000円台、意外と丈夫でうまく扱えば繰り返し使えそうなのでコスパも悪くない。せっせとマステで貼り付けるとパーティー感グッとアップ。

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 icon-camera この陽気な天井で3日間暮らしたのツラかった

ガーランドやペーパーデコレーションってSHEINやTEMUが可愛くて爆安なんだけど、ダンボールに南京虫も嫌だし、もう二度と個人情報を入れたくないからな・・・というわけで、もう100均さまさまでした。

おつまみはタパススタイル

パーリーなのでタパスのビジュの良さを取り入れようと適当なピンチョス系とおつまみに。こどものメシよりも親のつまみの方が大事。南スペインのグラナダで感動したバルの「なんか酒を頼むと永遠にメシが無料でついてくる」スタイル、懐かしいな。

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 icon-camera 本場はこの倍ぐらい盛るよね

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 icon-camera キッズは握り飯があれば良い

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 icon-camera なんか著書にも載せた気がする人参塩麹ディップ100年ぶりにつくった

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 icon-camera 地球に絶対配慮しない徹底した使い捨てスタイルで家事時短

憧れのくじ引きタイム

こどもの頃のわたしも、令和キッズももれなく楽しいくじ引きタイム。おもちゃ業者のお店に行ってチャリのカゴに無理やりぶっこんできた大きな大きな駄菓子屋の懐かし玩具くじ引き、楽しいねえ。

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 icon-camera 40個景品付で4000円の贅沢

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 icon-camera いいケーキを奮発した

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 icon-camera ご来場ありがとうキャンディ

一人っ子が多いから大きなケーキもなかなか食べる機会がないし、寄りあって兄弟のように喧嘩したり遊んだりしてもらえる学校のお友達はまったくありがたいもので、一年に一度くらいドーンとパーティーやるのも、まあ大変だけど悪くない。わたしもなにしろ自主開催送別会「杉森食堂」勝手に社内販売「闇森商店」などをはじめとした『俺イベント』のクリエイティブスキルだけは高かったことを思い出しました。

宴会は全力でやりたい

若いママたちのような筋力体力やアクティブなメンタリティは枯渇していようとも、高齢出産お母さんがこどもに与えられるのは自分の経験値を活かした物事の楽しみ方や手の抜き方かもしれないね。タモリの名言「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」をむーさんにもしっかり心に刻んで成長してもらいたい。

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 icon-camera 夜中2時に粛々とひとりで飾りを外すところまでがお母さんの仕事

5歳、おめでとう。
わたしも5年間よく頑張った。先は長えなー!

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