貸し農園日記〜週末菜園はじめました
4月から貸し農園の一区画を借りて家庭菜園をはじめました。半分はこどもの教育に、もう半分はわたしの趣味で。これから毎週頑張ってむーさんと畑に通い、はじめての野菜づくりをするつもりです。
もともと東京にいるときからレンタル農園には興味があって恵比寿駅上のとか検討したこともあったけど、いかんせん都心では激戦&ひとり暮らしでそこまで熱心にやる熱量も時間もなくて諦めていたのでした。ベランダプランターで大葉やバジルぐらいは育てたことはあったけど、せっかくこどももいるのでもうワンランク上の家庭菜園に挑戦してみようかなと思った次第。
サポート付き、面倒なしの貸し農園サービス
今回借りたのはサポート付きのビギナー向け農園サービス。ただの更地をひとりで黙々と試行錯誤して育てて行くわけではなく、わりとおいしいとこどりの簡単コース。農具も種や苗も網も肥料も万全にプロの手で準備されているので、とにかくこちらは植えて、時折面倒をみるだけ!収穫の時期以外は週一回ぐらいで大丈夫なんだってさ。
いろんな人たちとシェアする畑
基本的コースはこの2ウネ
週末は先生が待機してらっしゃるので教えてもらって作業。連作障害などを考慮して作付けの野菜はだいたい決まってるみたい。あわよくばパクチーとか育てたかったけど、みんなで共有してる土だからしょうがないね。ハーブ関係はやっぱりベランダプランターでも作るしかないか。
むーさんファーム、看板立てました
むーさん、枝豆の種を蒔くの巻
先日は雨の中、枝豆の種を蒔きに行きました。濡れるの大嫌いなへなちょこ坊主が「ぼくのファーム」と腰を上げるのは珍しい。いい調子だ。ウネに20cm置きに穴を開けて種を入れます。豆はお水やらなくていいんだって。へえー。
畑に雨天は関係ないからな
穴あけます(先生のヘルプ付き)
おぼつかない手つきで種を蒔きます
鳥よけの網をかけます ウチの種食ったら焼き鳥にするからな
体験できることはしておきたい
わたしの小さいときは家の前がおばあちゃんの畑だったので、夏になると夕飯どきに「ピーマンとってきて」と頼まれたり、ついでにバカでかくなったキュウリや茄子やトマトをザルいっぱいに摘んできたりしていました。放置した大根や菜花が伸びて花を咲かせたり、グラジオラスやチューリップを新聞紙に包んで学校に持って行ったり、蝶々や芋虫を捕まえたり、いちごが育つのを楽しみに見守ったり、思えばいい経験だったなあと思います。さらに父は実のなる木しか植えなかったので、桃、りんご、栗、枇杷、グミ、ざくろ、みかん、などがどうやって実がなるのかも見ていました。こういうこどものときの体験はとてもよく覚えていますね。
一方で、令和生まれ都会育ちのむーさん。遠足の大根掘りぐらいしか畑もしらず、しかもすこぶる虫が苦手。カメムシを廊下で一匹見つけても真っ青で「帰りたくない・・・(だって廊下にカメムシがいるから)」と帰宅を渋るほどのやわな男。ポケットいっぱいにダンゴムシを入れて育ったわたしから見るともうちょっとなんとかならないかしらと思うので、土を触って、虫も見つけて、野菜が大きくなる様子を勉強できたらいいね。ついでに自分で育てて嫌いな野菜を食べられたら最高だ!(それでも食べなそう)
別に「食育」なんて仰々しいものじゃなくて、わたしがゆるい終活としてw 「やったことないことをやる」を意図的に心がけていきたいと思ってるとこも大きいかな。接著表紙のアレ「願わくば死ぬまでに見たいものはぜんぶ見たいじゃない。」はちょいちょい思い出したい。
次の農園日記につづく。
- 前の記事
- 炊き込みピラフごはん弁当
- 次の記事
- 時短で海南鶏飯弁当