東京観光 その1〜アマムダコタンのパン(と予約のコツ)
久しぶりにライブ見に行くついでに二泊三日で東京観光してきました。気がついたらもう前回から1年経ってしまっていることに驚き。年1回ではとても行きたいところ会いたい人はカバーできないのだけれど、1日2万歩も歩いて足をパンパンにしつつあちこち見てきました。
初めて新幹線のS Work車両(のぞみ7号車ビジネス利用向け)乗ったけどそんなにみんなガッツリ仕事してる訳じゃ無いんだね
やっぱ都会はこういう場所が多いねえ
ほんまやセンター街のやんばる潰れてる
まずパルコのギャラリーでバンドおばさん活動
話題のベーカリー「アマムダコタン」
さて、初日。チェックインを終えて速やかに表参道「アマムダコタン」へ。福岡で人気のパン屋が東京にもできてしかも2時間待ちというどえらい行列になっているというアレ、いつものように『で、結局どうなん?』という好奇心がむくむくと沸き起こりどうしても食べたかったのです。もちろん、並ぶ暇はないので前日にしっかり予約済み(コツは後半に追記)。
カフェみたいな店構えなのね
店舗とレジ&予約受取が別れててわかりやすい
この世界観も人気の理由なんだろうなあ
これは並ぶわ、というほど狭い店内。その装飾や世界観を楽しんでのアマムダコタンだと思うんですがいかんせん旅人は時間がないもので行列横のレジでお姉さんに予約番号を伝えて待ち時間ゼロでパンをゲット。まずは三種類、シグネチャー惣菜パンのダコタンバーガー、ナポリタン厚焼きたまご、キャラメルバナナのファーブルトン。(まずは、というのは二日後にまた来たからですw)
今最も意識の高い惣菜パン
うん、珍しくて面白いパンだった。
大胆な組み合わせとバリエーションのお惣菜を控えめに支えつつパンの方もちゃんと小麦が香ばしくもっちり食感で。バーガーは自家製サルシッチャと野菜がもりもり、厚焼きたまごはたまごでナポリタンを巻いている構造が珍しい+五穀のフォカッチャがめちゃ香ばしくて美味しかった。ファーブルトンは中の方がちょっとしっとりしたパンペルデュみたいな感じ。どれもボリュームのわりに食べると結構あっさりしてるので、意外としんどくないかも。
パツンパツンな店内に入るには行列必須
外のお席で食べられるのとてもいいけど直射日光つらい
お手拭きやお水が備え付けてあるの素晴らしい
店頭の行列が意外と少ないので「今日は平日だしかな」とお土産の分を買いに並ぼうとすると・・・あら!失礼!行列は分断されてしっかり表参道の方にもありました。すげえ。というか、これだけの行列を整理する専門スタッフがいないのに、246まで長々と続いている行列が(二箇所も分断されているにも関わらず)マークされている看板ひとつできちんと機能しているという、性善説で日本的な状況がすげえです。きっと何度も店頭で「あのう、すいません向こうから並んでるんですが」「あっすいません!」という会話が繰り広げられているはず・・・。
ちなみに、調子に乗って三日目の昼間にも持ち帰り用のパンを予約して買いに行ったのですが、さすがの日曜の行列は半端なかった。新しい表参道名物って言われてるのわかる。
こんなところから並ぶんだ!まじか!と思ったら
角曲がってさらに並んでます!さらに店頭でも!
いや〜店内の写真も撮りたいし、もっといろんなパンも食べてみたいし、火付け役と言われているマリトッツオやなんかの冷蔵品を買うには並ぶしかないのだけど(オンライン予約除外)果たして2時間並んででも食べたいか、っつったらそれはわたしには疑問だ!まあ美味しいけどゆうてもパンはパンですので(バッサリ)
わたしそんなにマリトッツオに思い入れないので大丈夫
開始3分で完売!の瞬殺予約をゲットするコツ(俺調べ)
そんな並ばなくてもオンライン予約すればいいじゃない、と簡単に言うことなかれ、これはこれで開始3分でほぼ完売の狭き門なのです。だからあんなに並んでいるのだ。旅先ゆえ失敗できないわたし、予約する前に同時刻予行練習なども行いまして(恐るべき執念)若干コツを得ましたのでここに記します。チケットぴあとイープラスの経験がある人だったら大した話ではありません。
コツその1 〜ログインしておく(ApplePay設定も)
事前に新規登録は済ませておきましょう。名前とかメールアドレスとかは事前に入力して登録を済ませ、ちゃんとログインして開始時間を待つこと。これ、一回ログインしても次にアクセスしたらセッションが切れてログアウトしてることありますので、ちゃんとマイページにアクセスできるか直前に確認すること。
会計はアップルペイを採用しているのでクレカ登録して設定しておけばダブルクリックで即会計。クレジットカード入力などをしておくのもありですが、多分ダブルクリックが一番早いです。とにかく当日入力する手間は全部無くしておくこと!これはあらゆるオンライン秒殺予約の鉄則です。
コツその2 〜買うものを決めておく(在庫と人気の把握)
アマムダコタンのカート、すごいクセある。9時ちょうどになってリロードしたらバーン!ってすべての商品が買えるようになってる・・・わけじゃないの。売られないものはずーっとSOLDOUTのまま、しかも事前にそれがどれかはわからない。だから欲しいパンがあって「あれ?売り切れのままだな?」とかぼやぼやしてるともうアウト。
この情報を事前に入手したわたしはこのため予行練習を行いました。9時ちょうどになるとじわーっとカートが開いて買えるパンのSOLDOUT表記がぽつぽつと消えていく、この特殊さ!ダコタンバーガーのようなパンは開始1分ぐらいで売り切れますし、わたしは二度目でも結局食パンが買えませんでした、食パンは超秒殺です。あらかじめ買いたいものは決めておき、パッとカートに入れてお会計すること。事前にどれがあっという間に売れていくのかっていう在庫と人気を目視しておくとなお良し。
コツその3 〜開始15秒で会計する(または連続買い)
そんなこんなで、秒殺予約はためらいが命取り。あれもこれもと欲張ってカートに入れてたら全部まとめてアウトです。できれば開始15秒ぐらいで数点カートに入れてお会計しちゃいましょう。会計が終わるまでは気が抜けなくて、例えばタッチの差でSOLDOUTになってしまってたらそれをカートから削除して再度お会計しなくちゃダメ。もちろんその間にもカートに入れた他のパンがなくなる可能性が上がります。
わたしは二度目の予約のときは、先に買えそうなパン3点を予約して(シナモンロール、アジフライたっぷり野菜のタルタルソースサンド、粗挽きキーマカレー那須のアラビアータドッグ)一度会計したあとリトライし、食パン争奪戦争にやぶれて他の2点(タンドリーチキンのグリルオニオンサンド、イチジクのファーブルトン)を会計する、という二度買いをしました。
待ち時間ゼロでこの袋下げてドヤ顔で逆流するまでがセット
予約開始は前日の午前9時。8時58分ぐらいからログインして信号待ちのヤン車のようにエンジンをカラふかししながら待ち、9時5秒ぐらいにリロードして飛び出しそのまま一気に走り切りましょう。さすれば何かしらのパンは得られん。
そんなこんなで、一度食べてみたかった話題のベーカリーのパン8種類、美味しくいただいたパン観光でした。都会のパンはやっぱ洒落てるなあと思ったけれど、一方で京都のパンも結構イケてるよなとも思いましたよ。パンはみんな違ってみんないいからね。ごちそうさまでした。