吉田神社の節分祭
これまではスーパーや家庭レベルでしか意識してなかった節分、京都に来たらあちこちで節分祭をやっていて、ああいかにも京都だなという感じ。昨年は八坂神社で舞妓さんの豆まきに参加して文字通りもみくちゃになったので、今年は吉田神社に福豆を買いにいきました。

  見渡すかぎりの露店
吉田神社は京大の横にあって、とりわけ節分祭が有名で三日間で50万人の人手、露店は800も出るとかいう巨大な祭り。本来は追儺式とか火炉祭の神事を見に行くべきなんですけど、あまりにも人混みが凄そうなのでパス!豆を買って露店を冷やかすのみにしときました。

  行列のものすごい「出町のたい焼き」

  4面並んだ鉄板が壮観
最初に目についた大行列の巨大たい焼き屋さんに30分ぐらい並びまして、いったい京都の人たちがこれほど並ぶとはどんなもんかと思いながら1個買ってみたんですが・・・食べたらおそろしく普通でした。むしろ粉味が残っている・・・なぜ並ぶんだ。解せん。

  わかってはいたんだ
カラフルな露店が並ぶ中、逆に境内で目を引いたのが南禅寺順正の湯豆腐テント。京都観光スポットとしてはすごく有名だけどまず行く機会のない高級店の湯豆腐、たったの300円で食べられるのいいじゃんいいじゃんと入店。

  さすがご近所

  バザーばりの庶民的カウンター

  名物ゆどうふ300円
言うてもまあ豆腐でしょ〜とたいして期待せずに食べたら「・・・あら」これは明らかになんだか違う。ダシも美味しいし、豆腐のほろほろ具合も淡い豆の味もなんか違う。なるほどなるほどそういうことなのかと納得してテントを後にしました。うーん、これは俄然お店で食べてみたい。ちなみに白味噌の大吉豆腐は、直前にくだらない焼きそばを食ってしまったので入りませんでした。大変後悔しました。


さて、やってきた吉田神社の境内はすべて行列で埋まっております。これは全部福豆(抽選券付き)を買う人々。吉田神社の抽選っていうのがまた抜きん出て豪華らしくって、大小さまざまなスポンサーさんからの賞品陳列所を見ているだけで夢が膨らみます。それにしても賞品がすごい数だ!

  もう当たる気しかしないね

  待て、あの木が当たったらヤバイ
もちろんバーンと車や旅行券を当てたいところだけど・・・神様この際、京かまぼこ、メロン、順正の湯豆腐タレ辺りでも構いません。なんか当たりますようにと一袋200円の福豆を3つ購入。抽選券はお姉さんがランダムに袋に入れてくれます。これは宝くじのバラと同じでもうひたすら運だけですね。

  すべては購入時のタイミング

  入魂の三枚
まあ母数が相当な数なのでこれだけのスポンサー様がついていても当たるのは至難の業ではありますが、なにしろ当選者は京都新聞にも掲載されるという冬の一大イベント。「車の色選べるかな〜」と過度にキャッキャしながら帰路につくのでした。ここ宝くじで一番楽しいパートですからね。

  見下ろすとはるか遠くまで露店が並んでます

  いわしも売ってた!

  京大にも入った。建物の背が低くて落ち着いてていいところだね
ということで、ちょっと福豆買いにいっただけだけどまあそれはそれで面白かった吉田神社の節分祭でした。鬼はツイッターで見ました。
今年は祇園の節分おばけ(ググってください)を是非見に行きたかったのだけど時間が遅いのと、あいにくの天気だったのでこちらもパス。残念。季節ごとに敏感な京都ではちょいちょい見に行くものがあるので追い切れないですねえ。
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